
どうして今まであわずにきたんだろう、という人にあうことがある。
とくに東京だと人がたくさんいるから、同じ場所に同じころに行っていたのに、今の今まであわなかったってことがある。
そしてまた、どうしてあわなくなったんだろう、という人もいる。
そんなに遠くに住んでいるわけでもないのに、道ばたですれちがってもいいのに、まったくあわない。
ヨモギウエハラに住んで10年以上で、しょっちゅう道ですれ違う人もいる。
相手もわたしのこと「年とったなあ」とか思っているかも。
ひとりの人は10年来紙袋をもっている。たぶん紙袋は新しくなっているのだろうけどよくわからない。
諏訪に白磁の器をつくる小高千繪さんにあいにいった。いいタイミングでこの人とあったみたい。
連れられて守屋家の資料館にいったら、シシたちにあった。
田植えをちょうど終えたときだったから、どきりとしたぜ。 musi
- 2009/07/02(木) 11:17:02|
- 徒然
-
-

友人(20代元気な女子!)が手伝ってる近くの漁港の朝市に行ってきた。
あふれるほどのサカナの数々。。
ほとんどはマイワシ、ゴマサバ
すこしカマス、マダイ
定置網をやって獲れたもの。
イワシ、袋1杯100円ということでもらったら
うーん、と唸るほど重い。
家に帰ってからかぞえたら100匹近くはいってて仰天・!
他にも小さな赤ちゃんサカナたちがどっさり漁港の囲いのなかにすでに浮いている。
それはすべて捨てるのだって。
うちの猫用にいただいてきた。
それも100匹近く。
定置網でごそっと獲るので、必要でないものも獲ってしまう。
海に戻されることなく、食べられることもなく、ただ捕らえられそのままゴミとして捨てられる・・
サバもブリブリに立派なものがあふれていたけれど、今日はお客さんが少ない。
売れ残ったものも全部捨てる。
・・・!
あまりに不憫。。
なんだか安くてたくさん獲れたてのものをいただけた喜びと
なんとも悲しい気持ちといっしょにかかえて帰ってきた。
これってまずいではないか。
どっさり奪ってムダに捨ててるんだ。。
小魚は他のサカナのためのごはんにもなる。
最近は食べるものがなくて胃の中が空っぽの魚が多いと近所の漁師さんから聞いたことがある。
でも日本中の港で当たり前に、毎日毎日繰り返されてること。
みんなもっと今の漁のことを知った方がいい。
さてしかしウチは今サカナ天国だか地獄だか。。
さばき切れないサカナがまだまだ冷蔵庫にいるわいるわ。。
イワシの梅煮に竜田揚げに干物にオイルサーディン
しめサバに猫のごはん・・・
それでも半分くらい。
人はもっと賢い漁をやらなくては、と強くおもうけれど
目先の欲と利便につい流れるのは自分もおなじなんだな。
地球のすべての環境問題はそこからはじまる。
漁師さんだってほんとは資源を守りたいだろう。
考えないようにしてるだろうけど、心も痛めたりしてるだろう。
それにしても君たちはほんとにおいしいね!
いつもいつもありがとう
大切にいただきます。 xusa
- 2009/06/28(日) 19:38:51|
- 海辺の生活
-
-
最近スラックラインー綱渡りーにはまっている。
今朝も綱をもってる友人と近くの海辺で待ち合わせて綱をわたろうとしていたら
浜辺になにやら人だかり。
カメラが壊れて携帯で。ブレてしまった夜中のうちにアカウミガメが上陸して卵を産んだのだ。
夜明けごろ海へ帰っていったという。
砂に刻まれた亀の歩いた跡。。
どこに産んだのか、
しおさい博物館や役場や研究者の人たちが取り囲んで掘り進め、見つけていたとこだった。
卵を持たせてもらうと、、
手のひらの中でやわらかく、かわいげでいとおしい。
これから海水浴シーズンなので、パラソルなど刺されて卵がつぶれないよう、掘り上げて移動することに。

ほんとはなにもせず、そのままがいいんだけどなあ、としおさい博物館の館長さんは言っていた。
今は過保護になっているそうだ。
でも安心して卵を産める砂浜が、堤防ができたり埋め立てをしたりで減ってきているため、絶対数がとても少ないのでそれもしかたないこと。
亀は太平洋を周回してカリフォルニアやメキシコ沖まで2万キロの旅をしているらしい。
そんな遠くの海から、こんな海辺にきてくれたんだ。
うちから10分ほどのところに旅の海亀は来ている・・その距離感はふしぎ。
会えなかったけど、100こ近くの卵を残してまた海へ消えていった命の継続をこの浜でぜひ見てみたいな。
といっても無事に大人になれるのは5000コのうち1コの卵だけとか。
2ヶ月後、いっせいに卵が孵る日
海をめざして子亀がころがるように走っていくところを想像して
海に祈る
そのあと綱わたりにハマる。
このことはまたいずれ・・ xusa
- 2009/06/20(土) 11:09:05|
- 海辺の生活
-
-

ハワイの伝統文化継承者+ヒーラーというカイポ・カネアクアさんが葉山にきた。
彼は葉山の浜辺で草をいくつか摘んできて
食べられる草、お茶にすると効き目がある草をおしえてくれた。
ときどきxusaも庭に生えてきたユキノシタやフキ、ミツバ、ヨモギなどは食べているけれど
カイポさんが摘んできたのは、ツユクサやアメリカセンダングサ、オオバコ、タンポポなど、
ふだんあまり食べない草。
ツユクサなら裏庭に巨大化群生している。
どれどれとごま油で炒めて塩と醤油すこしたらして食してみた。
・・美味!
しゃきしゃきして、ダシ的コクがあって、勢いのある味。
以前友だちのお母様からツユクサのおひたしのことは聞いていたのだけれど。
野生のものはやはりおいしいな。
ツユ草パスタも。
庭のシソとバジルと真名瀬浜のひじきも加えて。
カイポさんのお話は全体をとおして、ポリネシア文化圏のおおらかさに包まれた
素朴でシンプルなものだった。
梅雨の日、
ハワイからのおしえでツユクサを食べ
ホトトギスがないてる xusa
- 2009/06/16(火) 23:06:34|
- 草で作られたもの
-
-

宮崎県の飫肥城下町に世界で唯一の蘚苔類専門の研究機関がある。服部植物研究所。いわゆるコケの標本がたくさんあつめられている。
もちろん付近の森はコケの宝庫。
コケをちょっとでも知ると、道草がいよいよとまらない。散歩といいつつ立ち止まってばかり。
雨の日こそコケがいきいきしているので、ちょっとくらいの雨なら大歓迎。
sense of wonderで、レイチェルカーソンは甥っこと雨の日にレインコートを着て外にでてトナカイコケのじゅうたんに喜ぶ様子を、ありありと描いている。実はそれは専門的にはコケではないということを今回知ったのだが、とてもステキな描写で、雨やコケというとその様子が浮かぶ。
平年より11日遅れで梅雨入りした日、カニもカエルもぬれてうれしそう。わたしがやってきて迷惑そう。。musi
- 2009/06/12(金) 14:43:49|
- 自然環境
-
-

ホタルブクロが咲きはじめた。ことしは草刈りがおくれているのであちこちにつぼみをつけている。
おじさんの体調がすぐれず、おじさんが外にでることのない田植えになった。
「もう来年は田んぼしないよ」とおばさんがいった。
おじさんが手入れしていた雑木林に下草が伸びている。おじさんが外に出なくなると風景はかわる。ひょろひょろとヒメジオンが風にゆれている。
ふだんは「そんなに草とりばっかりしなくていいのに。。。」と思うわたしだが、なんかさみしい。すごくさみしい。
雑木林の横を通るたびに鼻がつんとして目の奥があつくなる。自分がこんな気持ちになるとは思ってもみなかった。 musi
- 2009/06/08(月) 21:19:52|
- 田んぼ
-
-

高校を卒業して東京にきたころ、友だちが「親のしいた線路からはずれるのもたいへんなんだ」といっていたことをおりにふれ思い出す。たしかお父さんが凄腕弁護士だったのだけど、彼は法学部でなくて経済学部のほうを選んだ。
なんでまたこんなことを思い出したかというと、自分の運命をうけいれている人にあったから。陶芸家の濱中史朗さん。前に東京で会ったとき、とても運命をうけいれている、って感じがして、それがその人の魅力、作品にもその人じしんにも、なっているような気がして、今回彼の工房にいってより強く感じた。
そこはお父さんが陶芸をしていて萩焼きの産地でもある。
彼は自分のみぢかにある道具と素材を使うだけだ。なのにまったく彼にしかできないものができている。
重いのに軽いというか、ずっしりして自在というか。 musi
- 2009/06/04(木) 15:43:56|
- 徒然
-
-
やたにさんが、グレーっぽい、きれいな光の当たる場所で、
「草のものはあまり取れなくなったから、これからは海のものでつくる」と言っていたんですよね。
でも、決して悲しいだけの感じじゃなかったんです。
やたにさんは前を向いていて。新しい希望、という感じでした。
タコとかもいて。楽しい感じ。海の中みたいに、ゆらゆらしてたような気がします。
all pictures by Hitomi Yamazaki 2年ほど前のある日、なんとそんな夢を見てくれた知人がいます。
草のワークショップに参加してくれて、その後、家が近いこともあり1.2度ちょこっとお会いした程度のお知り合いなのに、
突然に、それも偶然に再会するその前日の夜にそんなものを見てくれてたのです。
その話を聞いたときには、まったく心当たりもなく、なんだろうねえ、、って笑いあったのですが、
それから時が経ち
あらまあ、まさにこの春からの私はその夢のとおりのことに・・!
春には海に草狩りに、、
(
http://xusamusi.blog121.fc2.com/blog-entry-137.html)
そして梅雨の気配も濃くなってきたこの時季に
海でヒジキ染めをしたのです。
この日、雨上がりの薄日さす「グレーっぽい、きれいな光の当たる場所で」。
きっかけは真名瀬浜で天然のヒジキを蒸し上げる漁師の四郎さんの鉄の大釜のなかで
ヒジキを結わえたワラ縄が真っ黒に変色していたのに感動したこと。


同じくそれを見て強い印象を持っていた浜友だちとこれで染めてみたらどうだろう、
というのがことの発端で。(彼女はこの浜のこと、シロウさんの仕事を記録してきた人です)
海の目の前で
布を洗うのも海
鉄の媒染液を薄めるのも海水
ダイナミックで おおまかで おおらかで はじけて!
海で、海のものを染める
草から海へ、、
フィールドがパーンとひらけて
草のときとは違うスケール感、
きめの違いや異なる動き
体をまた別のきもちよいものが通り抜ける
ここは夢のとうり、タコや海草、トコブシ、サザエ、カメノテ等たくさんのいのちが育まれ
竜宮城的海中の景観が展開するゆたかなゆたかな漁場。
シロウさんが居てくれるこの浜のたいせつさを思います。
2年前この浜が利権がらみの開発で潰される話があったけど
それをみんながものすごく動いてとりあえず止めたのです。
でもまた得体の知れないはなしがうごめいている。
人の都合で自然に手をつけるときには、深い智慧のもとにおこなう、
むしろもう、これまで開発してきたところをできるだけ、もとの自然の在り方に還す、
私たちは確実にその時期にいます。
周囲の草から周囲の海へ
世界はまだまだまったくひろいな
xusaしごとがあたらしく漕ぎ出した先には、なにがあるのだろう
ま、それはやっぱり愛なのですけどね。
xusa
染め上がり
着ていたタンクを脱いで染めたこのふたり
- 2009/05/30(土) 13:06:01|
- 海辺の生活
-
-

耕耘前のたんぼですやすや眠る女の子。父さんは水路を覆うフジづるを刈りこんで、母さんは父腰簑のためのカラムシをとっていた。
耕耘機をお借りしてまたみさちゃんにはお世話になった。石油にもお世話になって、風景は一遍し、シゲルアオガエル※がスーイスイ。
※シュレーゲルアオガエルのこと。
- 2009/05/25(月) 14:08:50|
- 田んぼ
-
-

お茶畑にやってきたアマガエル。水辺からだいぶ離れている。きっと放浪僻のあるやつなんだろう。
花のかんむりをつけたはだかんぼうのSまるくん。ハダシでたんぼの水路にとびこんだ。まだ4年しか浮世に暮らしていない。
5/18日は、たんぼまわりの草刈りなど。あまりの草ののびように、やはり石油の力をかりようかと迷ったけど、6人(+Sまる)の力でのりきった、ひとまず。
石油をとりだすのにも智恵は必要だけど、それをただ使うのは智恵はいらない、ただお金があればいい、いまは。何億年もの力がこめられた魔法の液体はたしかに奴隷を解放してくれた、一面もある。
油さえあればあっという間に何かができて、そのあと歌って踊って、遊んで暮らせる、やっほほい。
we love oil, so all we need is oil! musi

- 2009/05/20(水) 09:38:55|
- 田んぼ
-
-
次のページ