まえに、折り本の表紙を丈夫にする方法を紹介しましたのでご参考ください。
折り本について→お知らせ:
「草木と手仕事」「魔女入門 暮らしを楽しくする七二候の手仕事」「藍から青へ 自然の産物と手工芸」の石田紀佳著の書籍は、暦といっしょに、お送りすることができます。
石田からの送付となりますので、お読みいただけるようでしたら、お申し込みくださいね。
なお「草木と手仕事」は5冊以上で卸し価格もございますので、ご相談ください。
- 2017/11/12(日) 09:42:37|
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明日の夜、スナックほほ笑みを開きます。
詳細はこちら
→二五夜の月の出前のひととき、
ちょっと不思議な食べものと塩川いづみさんのドローイングをお楽しみください。
今日、いづみさんの会場にいったら、
うちからもっていったビワの皮でつくった絵の具が絵の一部になっていました。
会場はご近所なので(自転車だと10秒)、ビワの木もさわさわと喜んでいるようでした。
はじめてビワの絵の具を絵描きさんに使ってもらえて、
静かな感動を覚えました。
なぜわたしはこの街に住んでいるんだろうか、ビワの木のある家に住んでいるのだろうか、という謎が、
ひとつひもとかれたような、そんな気持ち。
明日のメニューはいづみさんが書いて描いてくれます。
緑汁でいただく十割そばや、試し掘りコンニャクが登場。
(そばは自家製ではありませんが、誠心誠意茹で上げます!)
コンニャクは、私史上、もっとも早い季節につくりました。
今日、つくったらうまくいったので、酢みそ和えと、ニラ花炒めをします。

そして、18日19日は、えみおわすの服や小物をご紹介するお手伝いをしています。
えみおわすのものづくりをいっしょに味わいたい方、ぜひいらしてください。
ティモケともちゃんのランチやサモサはとってもかわいくておいしいです。
石田紀佳
- 2017/09/14(木) 19:05:09|
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馥郁ふくいくとした、という言葉がふくふくとただよったのは
はじめて白い藤の花のかおりを、夕闇にみつけたとき。
この花があったから、この納屋の場所が特別になって、
ついに納屋の改装にまでおよびました。
納屋は味噌を入れるためと、藤棚をしつらえた東屋となりました。
さすが去年はきりつめたので花が少なかったけど、
今年は多いに咲きました。
それも低温続きのせいで、いつもより長く咲いています。
くまんばちの羽音がぶんぶん、
白い藤の香りがふくふく、
いくえにも重なり、初夏となりました。
musi
- 2017/05/03(水) 10:20:31|
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土と暮らしのオープンカレッジ、お電話いただきました宮城県のK様、
おりかえしさせていただいていますが、これから出かけるので、こちらでご連絡。
承りました。
また夕方に電話しますね。
石田
- 2017/02/22(水) 10:01:17|
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お友達の高山晴代さんの八ケ岳山麓のお家で、晩秋の草合宿をすることになりました。
発酵菜食料理家で、わらじデリを主宰する晴代さんの、冬を迎える身体に合うお食事つきという、
うれしくありがたいコラボです。
いつもは海のそばで、ほとんどタンクトップやショートパンツで暮している私xusaには、
冬のはじまりの八ケ岳はとても新鮮な別世界。
近くには飯盛山というピラミッドと謂われている小山もあります。
晩秋の高原で、存分な地の力を浴びましょう。
私がいちばん楽しみにしています。
どうぞ、滋味深い二日間をご一緒に。
ご参加受付中です。
*******草合宿
山の草講座 晩秋編地の力に沿う旅 11/19 - 20
______________於 八ケ岳山麓 清里
一泊二日の草合宿
大地の力のつよい八ケ岳山麓、清里の地にて、
その地力に沿った草仕事、草のワークショップ、
晩秋の高原散策、草のお話 etc..と
晩秋の身体に合わせた滋養の発酵菜食料理に二日間、
冬を迎える前に大地に包まれて、
この地の底深い自然のさまざまな要素
ー野や森、生き物たちの足跡、地の岩、山の植物、光ー
そんななかに身体を沈め、浸り愉しむ、
山の草合宿です。
ご参加を心よりお待ちしております。
草のこと 矢谷左知子
食のこと 高山晴代
【日 時】11月19日(土)11:00 〜 20日(日)16:00
【場 所】TERRA 弁天堂(八ケ岳 清里)
【参加費】25000円(草講座受講料・宿泊費・食事代込)
くわしいご案内はお申し込みの方にさせていただきます。
お申し込み / お問い合わせ
warajideli@gmail.com (高山)
お問い合わせは私のほうでも受付ております。
xusa_s☆ybb.ne.jp(☆を@に変えてください)
xusa
- 2016/10/21(金) 12:13:15|
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前にとある人が計算してくれたとき、わたくしmusiは四日月生まれといわれ、ふーんと思ってきたのですが、
最近、九日月だったことが判明しました。
(9月4日だから、4日月っていわれたの〜??)
ほかにもわたしはなぜか(母子手帳ももらっているのに)火曜日生まれだと思い込んでいたのですが、先日土曜日だと判明しました。けっこういいかげんです。
だからどうなの、っていうことですが、知れる事実は知っておくといいと思いました。
土曜日に生まれたっていうことを知って、なんだかずいぶんゆったりとできたのです、わたしの場合。
月を知りたい方は、暦づくりでお世話になっているこちらのサイト
→の新暦から旧暦の計算をしてみてくださいね。
旧暦ではわたしは8/9日生まれでした。秋の予感する中、満ちていく月に向かってやってきたんだなあ。
musi
- 2014/12/31(水) 18:35:36|
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2015年草暦をお買い上げくださったみなさま
紙のことを先日、いいわけした折りに、1月が二枚重なっているのが二部みつかりました、と書きましたが、
ほとんどの月でダブルになっている可能性があります。
こちらで検品しても、見落としが必ずありますので、そんな月がみつかったら、お許しください。
予定を二枚の同じ月に書き込まれて、失敗の元になることがないように祈っています。。。
ノートだったら、枚数が多いとお得ですが、カレンダーですから、ワケが違います。
いったいどこにこんなカレンダーがあるんだろう。しかも日本で!
こんな草暦を毎年ごひいきくださるみなさまに、感謝の念を強くしています。
2016年もつくることになったら、今回行き違いがあった紙のことや丁合のことなど、できるだけ、工場に伝えて、より真剣にものづくりをします。
(小さな印刷工場や紙漉きの現状は厳しいことはわかっていますが、いや、だからこそていねいなものづくりをしたいです)
- 2014/12/01(月) 21:17:46|
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あー、と言う間に一ヶ月・・
最近時の経つのはほんとに早い、
実際、「子供のころからすると一日8時間短くなってるのだって」と、30代の友人が言っておりました。
子供のころって、、彼らの子供時代は私にはすでに大人の時代。。
とはいえ、ほんとについ20年前と今では時間の流れは、どうも違っているように思います。
一日8時間が消えている、それはなんとなく実感に近い、昔に比べると一日はすぐに終わってしまいます。
と、口実のようになりましたが、1ヶ月前、6月の四万十と阿波のWSの旅、
すこし振り返ってみたいと思います。
3.11以降、同じエリアに住んでいた友人たちの多くが、西へ移っていきました。
四国にも何家族か移住しています。
今回はそんな彼らが彼の地で草のワークショップを企画して呼んでくれました。
すごくうれしく、またしみじみと感慨深いことでした。


まずは高知の四万十へ。
ここには去年から、ささたくやくんも住み始めました。
当日の会場は四万十の
ヒカリネコ舎さん。
WSのランチはたくやくんの
TABI食堂を開店してもらうことに。
おまけに当日の夜は、夏至キャンドルナイトのなかでのたくやライブも。
なんと贅沢なWSだこと・・!

四万十の元気な夏野菜を使った、たくやくんの相変わらず美しいロウの野菜ヌードル
四万十のあとには、阿波のじゅんくんのところでの草ワーク、
ここでも、じゅんくんの育てた野菜いっぱいのお野菜ランチ
どちらも私の敬愛する友人たち、料理を本業とするわけではないのに、
特別においしいご飯を作ることの出来る、若き男子たちの絶品ベジメニュー、
素晴らしいお昼ご飯つきの、しあわせな四国縦断のWSツアーとなりました。
双方とも満員、ほんとにたくさんの方に遠くより来ていただきました。
ありがとうございます。
四国各地から集まった皆さんのゆるぎないエネルギー、
パワフルな自然の力とも相まって、そこには豊饒の時が満ちていました。
みなさんのお話を伺うシェアの時間のたのしかったこと。。

ワークショップももちろん素晴らしかったのですが、
彼の地に移り住んだ彼らの暮らしぶりに、今回あらためて心が揺さぶられました。
そのことを少し。
逢おうと思えば10分ほどで逢えた町内の仲間たちが、
いまや、各地に点在し、自給の暮らしに入っていっています。
今回の四国滞在中、そんな若いファミリーの友人たちの家、数軒に泊めてもらいました。


どのおうちも水は山からの湧き水や井戸水。
水道を引いてはいません。
ガスも引かず、ご飯もお風呂も薪で炊いてくれます。
おみやげに持っていった、みんなのおなじみのお店のチャイセットをいれてあげるよ、と気軽につくろうとすると、
じゃあ、ちょっと沸かすね、と薪をくべようとしてくれるのです。
そっか、ガスでカチッとひねるのではなかったね、じゃ、いいよいいよ、また夜ごはんの時にでもしよう。
そんな暮らしです。
もちろん蛇口からお湯なんて出ません。
シャワーなんか存在すら忘れてしまいます。
いまの私の家も、けもの道のような山道の中腹にあり、何処へ行くのも歩きで登山か下山、
車を停めてあるところまでも山登りで数分、
雨の日には山道は川となり、沢登りの様相、この地域にしては、たいへん不便で、
夜帰ってくる時など、真っ暗闇の急な山道をもののけと共に歩く、’きもだめし’のような立地、
なかなかない場所ですが、それでも15分歩けば、スーパーマーケットもあり、おいしいコーヒー屋さんもあります。
でも彼らの住む処は、奥まった、果ての感のある僻地といっていいところ。
歩いて15分でやっと隣家、
コンビニもなく、近くの町までは車で30分走ります。
このへんと違い、信号もなくひたすら走る30分の距離は相当です。
みな、おうちは古い日本家屋
家の前には畑と田んぼと川。
昔話の世界です。
土地の持ち主たちはそこを見捨てて、新しい家や場所に移って行った、
長い間打ち捨てられていた、そんな家を借りて、あたらしい息を吹き込み、
一から暮らしを創っていっています。
ちょうど田植えのシーズンで、どこに行ってもみな田植えの真っ最中。
畑に種を撒き、田で稲を育てる。
自然農で無農薬、無肥料、
昔の家を引き継ぎ、庭先にはヤギやニワトリがいる。
3年前までは、葉山のおしゃれなお店で、ときに顔を合せていた友人たちが
一気に何十年か前の日本の暮らしへ。
なんだか感無量です。


でもそこには、ワクワクの創造の日々がつまっています。
火を熾すこと、山の水のパイプの点検、田起こし、動物の世話、
日常、ただ生きるだけに日々がある。
そのひとつひとつが大変であっても、丁寧にやることは、なによりもクリエイティブなこと、
一番の楽しいことでもあるでしょう。
祖父、曽祖父たちの時代の基本の暮らしかたの上に、
今の時代の新しい試みが加わり、長年放置されていた古屋も、うれしそうに活き活きとしています。
自然やまわりの生き物との調和と共生の上にのみ、人は暮らしてゆけるということ、
その原点に還った、彼らの淡々とした暮らしぶりに、少々胸が熱くなり、
私もまた思いを新たにした、今回の旅でした。
みんなに逢えてよかったよ。
xusa

- 2014/07/19(土) 10:56:32|
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話はさかのぼること、二週間ほど前。
ビワがまったくいい具合に熟した日に、烏たちが大挙してうちにきて、大騒動。
問答無用の剪定とあいなりました。
かしこい烏は、採ったビワの実を隣やお向の家の屋根で食べて、その実やたねが樋にはいるので、近所迷惑になっていたのです。
下に落ちた実を掃除したり、隣の屋根の実を帚で落したり、したのですが、とうとうお向かいの方が「剪定をお手伝いします、女の人には無理でしょう」なんて親切にいってくださって、伐りに伐ることに。
「もう片付けがたいへんなのでこのくらいで。。」と遠慮がちに申し出たところ、
「あと一枝!」と、はりきって向いのだんなさんはハシゴからおりてくれません。
ということで、あまりにたくさんの枝なので、泣く泣くゴミの日に束ねて出したのですが、出し切れず、乾かしていました。
乾いたところで小雨の日に燃やそうと、こっそり計画をして、今日がいよいよその日。
洗濯物を外で乾かしている家もないだろうし、蒸し暑いからたいていエアコンだろうと、焚き火決行。
正体不明のけむりだと心配されるだろうから、道路から見えるところでぼちぼち燃やし始めたら、
Look! she is burnig! と自転車をまたいだアングロサクソン系のお母さんがお子さんにいって、こちらをのぞいています。
5歳くらいの娘さんが
Smell's like England!っていったらしくて、すごくうれしそうにしています。
ロンドンからいらしたそうです。
しばらくしたら、上のおねえちゃんも連れてきて、またまたうれしそう。
お嬢ちゃんに「鼻がいいのね」っていったら、お母さんが「この街中ににおっているから」っていうので、かなりあせりました。。。
でも、なんかうれしい気持ちでした。
イングリッシュガーデンにはほど遠いうちですが、この香こそがイングリッシュガーデンなのさ、なんてわけのわからない独り言をつぶやきながら、ビワの枝をほいほいお片づけ。
が、、、調子にのって長く燃やし過ぎたせいで、消防の方に注意されてしまいました。
東京都の条例、なんとなくきいていたけど、屋外では燃やしちゃいけないんだって。
ロンドンはいいのかなあ。
消防の方に「火を消すのお手伝いしましょうか」といわれ、musiは意固地になって「慣れていますから」なんていっちゃった。。.
ともあれ、近所づきあいand 近所迷惑musiの家。。。
もう燃やせない。。。剪定枝の行方、真剣に考えよう。
(ピザ窯にしたらいい?)
イギリス人の奥さんと子供たち、お父さんに今日のことを話しているかなあ。
どんな夕ご飯だろう。
musi
後日、またイングリッシュ家族に会いました。
ことの顛末を話したら、すっごい日本ぽいわねえ、と、肩をすくめて、あ、わたしが通報したんじゃないからね、だって。
のんきでユーモアもある英国人みたいだから、仲良くなれそう。
しかし、よもぎ上原キチガイリストに入ってしまったなあ。。。
あきさんいわく「商店街の角のがらくた屋敷と、サイのある家と、うちだね」
- 2014/07/09(水) 18:00:15|
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刺激の強かった一日、体は疲れているのだけど、気持ちがしずまらない夜、
それでも横たわるしかなく、目をとじていたら
となりの部屋からきこえてきた音。
しばらく音に体をゆだねていたのだけど、気になって起き上がって
音源をたしかめたら、
Robert Rich のアルバム、 numena。
そのなかには
moss danceというのもありました。
乾いたところと、水分をたっぷりふくんだ音が、あわさっている。
musi
このmusicをおききなったコケの先生
ムシメガネさん(あえてツノゴケにリンクしてます)が、踊ってるようなジンガザゴケの画像を送ってくださいました。
「ちょっと乾き気味」だけどというコメント付きで。
そうここがポイント。コケって、乾きにも強くって、ひからびたようなままで生きていて、水分があるとすぐにキャッチする。

- 2014/04/20(日) 23:04:48|
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