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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

ライ麦畑でつかまえて

お菓子の畑に蒔いたライ麦が、一週間でこんなに。

ライ麦目

自由が丘のクオカにいかれましたら、見学もできますので、三階にのぼってみてくださいね。
箱庭みたいなかわいいお庭です。
(ヒールでも庭仕事できる、そんな感じです。)

お知らせです。
IIDでグリーンデイのイベント
都会で、緑にふれて、もぐるという会です。
  1. 2013/04/13(土) 21:43:54|
  2. 田んぼ

ヒエくうシカ

ヒエのツボミができて、シカに食べられて、もう二週間以上がたちました。
最初、ヒエ田んぼの半分だけがきれいに刈り取られているから、人のいたずらかと思ったのだけど、どこにも刈ったあとの草が見当たらないので、地面をよくみたら、あの方たちの足跡。
そして一週間後にはその半分もきれいに。
おいしかったのでしょう。

ひえ


今ごろヒエとシカはどうしているのやら。musi


  1. 2011/07/19(火) 22:36:27|
  2. 田んぼ

新米

鹿児島出身の若夫婦がさっそく籾スリ精米して、炊きたてのごはんの姿を送ってくれました。玄米ですね。
阿佐ヶ谷に籾スリをしてくれる米屋さんがあるそうです。東京では籾スリしてくれる米屋はめずらしいのです。
なかなかおいしかったそうで、うらやましいかぎりです。
宮崎なんかは(たぶん他の田んぼがたくさんある地域にもあるのでしょう)コインもみスリ機が道ばたにあって、新鮮なごはんを簡単に食べられるのに、東京にはないんだよねー。それで非電化工房の例のものを買ったのですが。。。

ともあれ
こちらはまだ籾スリできないままですが、12月には収穫祭などしたいと思っていますので、田んぼ関係者のみなさましばしお待ちを。冬至の会になるかしら。今年はユズが豊作ですし。 musi

新米
  1. 2010/11/18(木) 23:38:27|
  2. 田んぼ

脱穀ハイ

脱穀が終わると、ほぼやることはやった、という気持ちで、肩の荷がおりる。




みさちゃんに借りて、ヤンマーの脱穀機で作業。そのまえにうちらの田んぼから稲束をみさちゃんの田んぼに運ばなくてはいけない。脱穀機は戦車のように動くのだけど、動かさない方がみさちゃんには都合がいいらしく、去年にひきつづき今年も運ぶ。
鹿児島出身の松山くんが一輪車の達人で、ものすごく助かった。一輪車で稲を運びながら「じいちゃんの声がきこえた」とか。じいちゃんに、一輪車づかいは「まだまだだな」っていわれたそうだ。
豊作だったので、運ぶのは一大事だったが、脱穀のときの米粒のおちる、じゃらじゃらという音にやたらあげられる。ウハウハな音ですな。ラスベガスとか、きっとパチンコもそうだろうけど、そういうところにはまる人の気持ちがわかるなあ。
しかしそのあと、妄想的にあげられすぎたせいか、疲れた。musiもxusaもどうやらラスベガス向きではなかったようだ。



というわけで、残るはもみすりと精米のみ。
オール天火干しなので、鳥たちにも食べてもらうことになりそうだけど、残った米は、去年musiが大奮発して買った非電化工房のもみすり機にかける予定。
けれども、わたしは去年送られてきた非電化のもみすり機を見て、一年目の手脱穀に挫折した悪夢に似たものがよぎり、気がのらない。興味しんしんのxusaがさっそく試してくれたが、これはほとんど手作業ですね。お米を食べるのもたいへんだわ。けっきょく箕を上手に使えるようにならないとだめでないですかぁ。



さてどうなるか、非電化もみすり。電化の誘惑はすぐそこにある。。。musi


  1. 2010/10/18(月) 17:06:32|
  2. 田んぼ

稲刈り

ineup

稲星

稲刈り第一弾、10月1日に。朝、様子を見にいくと動物が入ったみたいで稲が倒れて道になっている。柵はまったく倒れてないのに。。。
地面がべとべとしているのでゆっくりはじめていたら、みさちゃんがきて「おー、昨夜、いのししが入ったみたいだな」という。なんかうれしそうに。まあ、これから夕飯には鹿スープをいただくのだから、少しくらいは動物たちがきてもいいんだけど。
この倒れ方はイノシシのようだという。
足跡がみつかり、ネットからくぐってネットから出たのだ。上手だなあ、ネットはまったくいたんでない。頭いいなあ、身のこなしもうまいなあ。わたしなんて、このネットにすぐにひっかかるのに。

それでも半分稲刈りしただけなのに、もう去年くらいの収量になっている。
第二弾は5日。それまでイノシカ、どうくるか。ちょっとは残しておいてほしい。

稲刈りシーズンは雨続きではじまり、みさちゃんところは、「熟れ過ぎでだめだ、こんな米うまくない」なんていっている。夏はイモチ病もなんにもでなくて、農薬をまかずにすんだのに。なかなか全部がうまくいくわけではない。
わたしたちの米の味はどうでしょうか。(イノさん、おいしかった?)

ゴージャスな赤じそにとまるトンボ。シソの実も収穫シーズン。musi
しそとんぼ


ps.かつおぶしは削り箱がなくても、小刀などで削れます。少しぬらすといいです。

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男手いらずの女子チームだけの初の稲刈り
竹伐って、杭打って、かついで縛って。
みんな気持ちよく働いたね。
イノシシも鹿も見てただろうか。 xusa


  1. 2010/10/03(日) 23:06:44|
  2. 田んぼ

稲作

今年も秦野スモーキングフェスティバルが終わった。このご時世、たばこのかたみがせまくなるいっぽうなのに、秦野ではおおぴらに毎年「秦野たばこ祭り」が開催される。ここはかつてたばこの産地で、それでものすごくうるおったそうで、おばさんいわく「たばこには感謝してるだよ」。たばこで現金収入が入ったそうだ。そのことをおぼえている人がいるかぎりこのお祭りはつづくのだろう。
そしてスモーキングフェスティバルにつづいて、雑草園は稲刈り。6回目の今年はこのままいくと、豊作だが、今回でこのやり方はやめるつもり。
つくづく稲作農耕民には向いていない自分たち(xusamusi)を知ったしね。しかしおかげで民俗学でいわれている、餅なし正月や、焼畑民、海洋民のことなどが、身にしみて、とてもおもしろい。
秦野のあたりも、もともとは稲作地帯ではない。しかしほんのいっときはみんな稲作に従事した(そう、ほんのいっときなんだよ)。米はたしかにすぐれた食べ物だ。そして水耕栽培の稲作はすばらしい技術。でも。。。 musi

たんぼの画像がないので、本枯れ鰹節。珪化木みたいです。先日foodelicoの奥村女史からいただきました(彼女はシステムキッチンに鰹節削りを標準装備すべき、といってます)。削りたての本枯れのブシ汁、究極のインスタントスープですね。
かつおぶし

  1. 2010/09/29(水) 23:40:02|
  2. 田んぼ

早起きは

この春から早起きに目覚めて、夜のお誘いは極力おことわりして、体質改善(?)をはかってきたのですが、このところ(日本からは)地球の裏側のグラフィックデザイナーとやりとりすることがつづき、さらに暑くて寝苦しいのが重なって、早起きはどこへやら。。。
でもやっぱり早く起きるといいな。

あさいね

くも2

くも1


いねはな
8月23日朝の稲の様子。守り神のクモたちの家も光る。musi
  1. 2010/08/25(水) 08:19:47|
  2. 田んぼ

水辺に集まる

mai

おばさんが田んぼをやめてはじめての田植えが終わった。いつもは手植え用の苗とりに半日かかっていたのが、それがなくなって、みさちゃんの機械植え用の苗を手植えして、あっというまに終わった。苗とりに時間がかかっていたことを知る。

ときどきつぶやくけれど、musiは稲作がしたいわけではなく、水辺をやりたい(へんないい方かもしれないけど)ので、黒つけ代かきして水がいれられればそれでいい。米はもともとそんなに食べなきゃいられない体質ではなく、田植えをするようになって、なお米は食べなくなったくらいだし。
ともあれ田植えが終わるとほっとする。
まだ6回目だけど、この集団行動をするといろんなことが感じられる。そういう意味でやってよかったと思っているけど、来年は「水辺のやりかた」をかえたい。初年度に失敗した蓮に再挑戦するか。

田植え二日目はS村からの織り姫さんが来てくれた。ちょうど野からむしの最盛期。
そういえばxusaがweedhouseにはじめてきてくれたときも野からむしを「狩った」(xusa用語)。あのときxusaと草狩りできることが、musiにはものすごく大きな救いになった。。。

水辺でからむしやふきを狩りつつ、時空を超えるような、梅雨はじまりの希有な晴れの二日間。
いつまでたっても、どうやって生きていくのか、まだまだわからない。でも、きっとそこがおもしろい。

水辺に集う愛くるしい生き物たち、人たち。それらすべてみんなが自分、で、自分でない。musi


  1. 2010/06/17(木) 21:46:49|
  2. 田んぼ

どんと焼き

旧暦1月15日、左義長、どんと焼き。いろんないいかたがあるみたいだけど、どんと、ってひびきがいいので私たちはこれにしています。今年はもうおばさんたちが田んぼをしないので、いよいよ自立しなくちゃ、どうしよう、と迷っていたけど、「より原始的なことをしたい」という声があって、陸稲になりそうです。
先日みさちゃんに、陸稲のことを話したら、このあたりでは餅米の陸稲はつくっていて、「餅はオカボがうまいな」という人がまだまだいるそうです。
どんと焼きは焼き畑の名残の行事のようにも思えます。いろんな時代にさかのぼりつつ、これからのふるまいかたをさぐるってことかな。
点火 どんとまえ

原始的なことをしたい、といったまいこちゃん撮影の風景。たくさん竹の灰がはいった土から、また恵みをいただく。
  1. 2010/03/02(火) 09:13:28|
  2. 田んぼ

おいしい道 

カメラをもっていき忘れたので、あの衝撃的な場面をお見せできなくて残念です。
すごいんだよー。道が食べられていたんだよ。
それは田んぼの手作り畦道。初代に私が3ヶ月もかけてつくり、その後何人もの
友人が土をもってくれたあの道は、そんなにおいしかったのね。
ウソじゃないよ、ほんとにあの畦道を端からはしまで、掘り起こして食べちゃっ
たんだよ、イノシシさんは。
で、ときおり田んぼにも入って植物性タンパク質を食べたんでしょうね。
シカが入って、イノがはいって、結局お米は彼らと山分け。

にしても、道喰うイノシシの図。目にうかびすぎて、楽しませてもらいました。
夢を喰うバクも顔負けだね。

食べられた道は復旧できぬまま、柵ははりました。

そしてお知らせ。
ソトコト連載二年目のスタートは「稲、イーネ。」、レイアウト一新してます。
呑気にこんなタイトルの原稿を書いている場合でなかったのかも。ちなみに次号
は里芋。そこにイノシシのことを書いたんだけど。musi
稲

  1. 2009/09/24(木) 22:06:42|
  2. 田んぼ
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