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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

冬至まえ 草舟にて

冬至まえ



冬至まえ

最後の世界の陽を受けて

庭で火を焚いている

あしたからは新しい世界



xusa
矢谷左知子
  1. 2020/12/20(日) 17:02:56|
  2. xusa草暮らし

光庭

ひかりにわ

元旦のうちの庭の光をお届けです

立春までのわずか一ヶ月ほどの間
庭中、キラキラの光の洪水
おぼれそうになります

この2ヶ月ほど、宮古馬のことで渦中におりました
二年間ひとりで続けてきたミャークヌーマのページも12月からお休みしていましたが、今日、再開予定です

草から馬
草と馬
私にとって大きなこれらの主題が
ことしはよりはっきりと形をとっていくでしょう

草講座もゆっくりとはじめます

この庭の光を浴びに
冬の草舟にまたお出かけくださいね

草舟onEarth
矢谷左知子

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  1. 2019/01/06(日) 14:10:33|
  2. xusa草暮らし

窓から

まど

庭の大島桜の枝に、山鳩が留まっていたので、パチリ。
ちょっとあわてて撮ったので、あまり焦点があっていませんが。

鳴きもせず、静かに無言で羽を休めています。

鳥が庭で寛いでくれている光景は、なんだかとってもうれしいのです。
ここは、庭というより、山の一部なので
キジやコジュケイ、たくさんの小鳥が遊びに来て
ちょっと休んでいきます。

ついでにリスもいつも忙しそうです。


部屋の窓から *4月

xusa

  1. 2018/04/21(土) 17:13:38|
  2. xusa草暮らし

庭のデッキ修繕ものがたり

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草舟ただいまデッキ修復中。。

あの素敵だった八角形の篠竹デッキは取り外されました。

musiさんもなにかとあちこち修繕しているようですが、
こちらも、世の通常のリフォームとは、そうとうに様相の違ったことを密かにやっています。

xusaもmusiも、あるもので工夫する、というところ、
そしてそのやり方は、かなり世のスタンダードからは逸脱しているところ、
かつ、それを思いきり楽しむという取り組みは、まったく同じ二人です。

3年前、近所の森友のエリックが、デッキが壊れて困っている私に、
「さっちゃん、あるもので作り替えよう」と言ってくれ、
結果、敷地内の篠竹ですばらしいデッキができあがりました。

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土台もall廃材、
竹も自前で調達、
材料費は棕櫚縄と釘だけ。

巨大よしず編みの八角形デッキは、近所の友人たち数人で、
せーの、で編み上げました。
みんな、ありがとう。

そのデッキができた途端、この庭が完成した、と思ったものです。
庭の木々、草々たちが、歓び調和が始まったのを感じたのです。
そこから草舟の庭は一気になにかが次ぎに進みました。

それから3年、
この山の強い日差し、雨風によく耐えてくれましたが、いよいよ限界で、ついに取り外し。

当初は土台の上に、新しい竹を張り替える予定で、
一年前、森に入り、竹を切り出し、人力で運びました。
軽トラなど持ってなく、
またうちは車の入らない山道、

縄文時代のように最初はかついで、
二度目は懲りて、エリックさんが一輪の小さな車輪を持ってきて、
それに竹を通し、その場で竹の一輪車を作り、運びました。
結ぶ紐も、そこに生えている草を使って。

ひそかに江戸以前のような、
すべて人力、その場の素材で済ます山仕事。
それを数度繰り返し、
1.2月の間に100本もの竹を二人でうちまで運び込みました。

素材も山に行って調達するリフォームは
かなりの重労働ですが、身体が底から沸き起こる歓びで、たのしくてしょうがないのです。


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それなのに、
今回、いざ、始めようとしたときに、
なにか、土を出したほうがよい、との声を二人ともが感じ、
デッキをつくるのをやめ、ちいさな縁台だけにしました。

今まだ工事中ですが、早くもこれまでと違う流れが庭に巻き起こっているようです。
新しい風が入り込みました。


長年、デッキの影で日の目を見なかった土たちが表に出て、
春の日差しを浴び、なにやらうれしそうな感じもします。

土の庭、
これからどんなことが始まるかな。

しばらく手をいれず、草の成り行きを見守ることにしましょう。

xusa

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  1. 2017/03/04(土) 12:23:09|
  2. xusa草暮らし

猫舟だより  冬の草舟

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猫とのんきに冬の草舟

草舟の冬の日々は天上の楽園です。

冬日の光ほど、ありがたいものはそうそう思い浮かばない・・かもしれません。

つやつやと極上に眩いお日さまの光を
シャワーのように、
溺れるように
ただひたすらに浴び続ける毎日を過ごしております。

気がつけば一日ずっと日に当たっていただけ、、
なにもしないのに至福。
ここは竜宮城か?
あっという間に白髪のおばあさんになりそう、
気をつけなくちゃ。。

この家に来てからは
冬の毎日をほんとうに愉しみます。
春の緩んだ光がもっと遅くてもかまわない、と思うほど。

そんな草舟
1月は思わず全休してしまいましたが、
しっかりお日さま充電できましたので、2月からぽつぽつ動きだします。

近いうちにスケジュールを出します。

2015年もたのしくおつき合いくださいね。

草々
xusa

あくびひなちょ

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冬も元気な窓辺のトケイソウの合間から顔をのぞかせる南の海です
  1. 2015/02/01(日) 18:49:52|
  2. xusa草暮らし

ツナワタリと宇宙の軸

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海からあがってツナの上で座禅技・・

なぜスラックライン(つなわたり)がそんなに好きなのか、
禅や宇宙とのつながりを書いてみました。
http://brisa.jp/brisagram/p752.html
BRISA海辺の草こよみ
  1. 2014/01/17(金) 09:53:47|
  2. xusa草暮らし

旅する種/ハロマグ/葉山新聞

musiさんは今はこんなことをやってるようです。

xusaはこのところ小さなメディア、3つに続けて掲載が重なったのですが、
その重なりはとても今日的で、おもしろいバランスに思えました。
その3つとは、
インターネットラジオと、
WEBマガジン、
そして、地元のローカル手配り新聞。

どれもそこに到達する人がけっこう限られているメディアです。
ネット上のバーチャルなものと、極くリアル、手配りの印刷地元新聞、面白い対比でした。

ピクチャ 3

ひとつはインターネットラジオの取材。
「旅をする種」というネットラジオ局を展開させている友人がいます。
彼女リリちゃんははそもそもは「草暦」のお客さん。
おととし彼女が宮古島を旅しているときに、麻炭活性酵素の研究をしている宮古の友人ナオピー宅のトイレにかかっていた草暦に(やっぱり草暦はトイレにピッタリなんですね)一目ぼれしてくださり、連絡をくれたのがご縁。
とはいえ、その時点では私はまだナオピ氏とは知りあっておらず、
そのすぐ後に別のご縁で仲良くなり、今では東京方面の講演のときにはウチを常宿にしてくれるほど。
どこまでも迴るご縁の輪のなかにいるこの頃です。

今リリちゃんは、廃油キャンピング・カーで全国を旅している、元葉山の友人ケンちゃんの車で一緒に旅しながら取材し、皆をリアルに繋いでもいます。
今回久々に葉山に戻ってきた折り、いつもなんとなく避けていた(笑)取材を受けることに。
聴いてみると私はともかく、リリちゃんのリアクションが素敵です。

「草たちの視点で世界を見たら」
http://www.voiceblog.jp/tabitane/m201307.html#1937426


ピクチャ 4

二つ目はWEBマガジン
「Hellomag」というファッションやライフスタイルのネット上のマガジン。
こちらは家の取材ということでしたが、
周辺の原生の自然環境がこのあたりの別荘建築ラッシュで壊されていくことなどに触れたい旨お願いしたら
快く承諾していただけました。
室内の取材は少しだけ、外の草や木を撮っていただきました。
雨のシーズン、ここはジャングル
緑に呑まれる草舟の様子です。

「自然と対話する部屋」
http://www.hellomag.jp/lifestyle/2013/07/room-relay-vol17.html


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3つ目は地元の手配りメディア
渋いローカル「葉山新聞」!
齢70を超える先輩が始めた地元メディアを手伝っている友人からの依頼で
5月におこなった連続草講座の中の最終講座「草と海」のレポート記事を。
「ヒジキ染めとタオの日々」
ここにも海岸、波打ち際にコンクリートを流して開発する公共工事から葉山の海を守った運動のことなど書かせていただきました。


自然豊かなところに暮らしていると、
否応なく、それらを切り崩していこうとする流れと対峙していくことになります。

この場所に越してきて2年の間にも周辺の斜面は次々と開発され、もともとの緑の森や草むらはのっぺりとコンクリやタイルで覆われ、はげ山のような広大な邸宅だらけの丘にになってきました。

開発の一方で、日々のちょっとした行為でも、緑は追いやられています。

家に至る草の小道、さいこうにステキな緑の小道ですが、そう思うのは少数のようで、
いつもご近所の方がスッカリ丸刈りしてくださり、除草剤も撒かれたり、となります。

自然との共生、そんなにむずかしいでしょうか。
ちょっとした工夫ややりくりで、奥深い豊かな緑の景観は作れるし保てるのに、
いっさいの問答無用、考えナシの丸刈りが席巻しています。
そんな景色ばかりがつづいているので、人工物が綿々と繋がる、味気ない景観に変わってしまっています。
海にも山にもコンクリート。

植物たちの作り出す景色は私たちの心身に大切な力や潤いを与えてくれ、緩ませてくれます。
このもともとの自然をこわすのはほんとにモッタイナイ。

小さな自宅の周囲だけでも緑でおおい、
訪れてくれた人に、ハア〜〜っと寛いでもらいたい、
そして自分のまわりもこのように保とう、と思ってもらえたらなあと、
草と虫の共生の姿を引き続き探る日々です・

3つの掲載のなかにもどこかしら、そんなことに触れさせていただきました。

xusa

  1. 2013/07/13(土) 11:02:10|
  2. xusa草暮らし

緑に埋もれる

だんだん家が見えなくなります

梅雨の季節
6月うまれということもあって、
アジサイ、枇杷、梅、雨カエル、あたたかなシトシト雨、、みんな大好き

しかし、ひと雨ごとにジャングル化
家は草木に埋もれる

うち以外はどこもことあるごとに草刈り機フル回転
あっちでもこっちでも音がする
ぜんぶ丸刈り一網打尽

それには賛成できないけれど
でもそれもわからなくない
草の勢いはそれほどなのだ

この国は草木の国
ほっておくと植物に覆い尽くされる
この時季の草の生命力は爆発的
命の濃い風土
そんなところに暮らせてうれしい
そんなときに生まれてよかった
xusa

IMGP3130.jpg 海まで駆け降りて2分、木の間は海です
  1. 2013/06/15(土) 23:15:01|
  2. xusa草暮らし

年頭の断食



あけましておめでとうございます。
ここ、xusa家の庭から眺めた2013年元旦朝の絶景です。
相変わらず電線が邪魔ですけれどね。

旧暦に沿う日々を送っていますが、
国中がお休みをする新暦のこの日の気配はやはり格別です。
「時間をはずした日」のような清浄な空気を感じています。

暖かな湘南のこの家では、まだ青シソの葉も元気で花をつけているし、
水仙も咲き、庭中青々と草がしげり、昼間は暑いほどの日差しです。

雪の東北、人気のない福島の町は今このとき、どんなでしょうか。

人と、人以外のすべての命への祈りをこの一年、折りに触れしてきました。

今日の新暦元旦、一日楽しんで断食をしてみます。

自分のあらたなリセットと、この日も困難なときのなかにいる存在を思い。


2013年はとても大事な年になるでしょう。
2014年のミラクルに向けてね。
そのことはまた書きます。
草暦を持っている方は最後の頁をみてくださいね。
そこに答えがありますよ。

素晴らしいお天気になりました。
良き初日をお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。


矢谷左知子 aka 'xusa'
  1. 2013/01/01(火) 11:18:29|
  2. xusa草暮らし

HAWAII GATHERING BAG展@草舟

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いま、草舟 on Earthでは
ハワイの工房で一点ずつハンドプリントされたステキな布のバッグの展示をしています。
これはご近所の友人、山根佐枝さんが取り扱っているもので、
マウイ・モンキービジネスという工房で、一人のアーティストが手作りしている、こっくりした色合いがとても魅力的な肩掛けバッグ。
この形は古来アジアでも日本でも作られてきた普遍的な肩掛け袋のフォルムだそうで、実際私も使っていて、重いものでもまったく負担がないのがうれしいです。


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会期中は庭でお茶やお菓子もお出ししています。

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ちなみにモンキービジネスというのはあちらの慣用句のような使われ方として、お金にもならないビジネスのことをいうのだとか。
私たちだよね、といいながら、明日まで、展示販売しています。


xusa
  1. 2012/09/25(火) 22:42:24|
  2. xusa草暮らし
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