fc2ブログ

草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

「馬を放つ」上映+小さなお話会

f440253ccd7eba27d0587e778ca3409a.jpg

「馬を放つ」 上映+宮古馬お話会 10/25

地元の海辺の素敵な映画館CINEMA AMIGOで21日からキルギスの映画「馬を放つ」を上映してもらっています。
初日21日には、そこでトークイベントをし、上映後、宮古馬の現状の映像も観ていただいた後、ゲストの方々にも馬を放つという主題のお話をしていただきました。
musiさんも参加してくれました。

きのうはゲストの方のみのトークライブでしたので、
来たる10/25に小さなお話会をしたいと思います。
各自映画を観ていただいたあとに、別の場所(すぐそばのカフェ)にて宮古馬の現状の映像を観ていただきながら、お話をさせていただきます。
ご希望の方はメッセージをくださいませ。詳細をご案内させていただきます。
先着10名様までお越しいただけます。
メッセージ宛先
xusa93hina★gmail.com
(★を@に変えてください)

場所は神奈川県逗子市になります。
たいへんに素晴らしい映画で、宮古馬、そして世界の馬たちの現状と重なり、魂の震える映画です。
25日とは別に期間中、いつでもご覧いただけますので、お見逃しの方はこの機会にどうぞご高覧ください。

「馬の放つ」
CINEMA AMIGO(逗子)にて11/3まで上映
https://cinema-amigo.com/2018/10/139/
+++

多くの方に観ていただきたい映画です。
ぜひお話会もご参加ください。
石田紀佳
  1. 2018/10/22(月) 14:40:23|
  2. 動物

馬のおはなし *「なまえのない新聞」

去年からxusaはお馬のことが突然に始まりました。
宮古島のお馬さんが降ってきたのです。
当初は思ってもみなかったことですが、今ではお馬なしの日々は考えられないほど、
この一年半、馬たちから、膨大なものをインストールしてもらった感に満たされ、
離れていても心はいつも、その至福感で息が詰まるほど、そんなです。
草講座も、今は半分はお馬の話になっています。

そんななか、
少しずつ、馬の活動が外へも拡がっていくようになりました。

そのひとつ、
30年前の1988年、八ケ岳のいのちの祭りで知り合った、
「なまえのない新聞」を発行しているあぱっちから、十数年ぶりに連絡あり、連載が始まることになりました。
もちろん馬のことを書きます。草も。海も。

みんな同じということがわかったからです。

この88いのちの祭りで、そもそもxusaとmusiは出逢っているんです。
当時は顔見知りくらいでした。
30年経って、今こんなふうにしているとはね。。

xusa

なまえのない新聞
  1. 2018/09/20(木) 09:42:18|
  2. 動物

【馬と人のこれからサミット ー序章ー】@宮古島

表


まさか、お馬のサミットを主催するとは。。
自分がいちばんビックリです。

来週、6/16
宮古島でこんなことをします。

地元の公民館で、車座で、という斬新なスタイルのサミットです。

奇跡が重なって来れる方、ぜひご参加くださいね。

矢谷左知子

==========

【 馬と人のこれからサミット ー序章ー 】
   という名の小さな集い



馬たちはずっと待っていた
人がまた、この星のこれからを
馬と共に生きていくことを
そして
それは、いま、始まっている



< ミャークヌーマたちの國へようこそ >

馬をめぐる、あたらしい集い
南の島に、ミャーク(宮古)ヌーマ(馬)という小さな馬たちがひっそりと生きています。
穏やかで、人懐こくて、そして、長い間、よく働いてきたお馬です。
世界のどこの在来の馬もそうであるように、宮古馬もまた絶滅を危惧され、
その行く末は、ひとえに人の都合により不安定さを増しています。
宮古馬の窮地を知り、その現状を発信する目的でfacebookページ「ミャークヌーマ宮古馬の会」が昨年始まり、
この一年間、馬たちの今をお伝えしてきたことで、全国の多くの方より励ましのお心をいただいてまいりました。

そして、それを受けて、この度、実際に宮古島の地で、
より深く、そしてリアルに、現代に於ける馬の姿を共有すべく、
「馬と人のこれからサミット」という、希望を秘めた大きなタイトルの、小さな集まりができたら、と、
身の程知らずの会を企画してみました。

人と馬は、ではこれからどのように共生していくのか、
宮古馬の現状を知っていただき、
あたらしいこれからの姿を創るべく
各地で在来馬をはじめとする馬との日々の中に居られる方々のお話も伺いながら
馬という生き物が人に齎せてくれた幾百年の恩恵を想い
そして、次代に繋いでいくための智慧に到達する、すこしでも端緒となればと願い。

馬の置かれた状況に心より向きあうことは、そのまま、人のこれからの行く先を示してくれる羅針盤になるでしょう。
馬の持つ本来の能力を活かすことのできない、人類の精進の足らなさを自覚しながら、
宮古馬たちの生きるこの地で、あたたかな、創造性に充ちたひとときを共有したいと思います。

会合のあとは、近くの荷川取牧場に移動し、お馬たちとの時間です。 今年生れた仔馬たちがみなさまをお出迎えします。
この一年見守ってくださった方々、今知った方、どなたでも大歓迎です。
どうぞこの、あたらしい集まりに加わってください。

馬と一緒に、その先へと駆けていきましょう。 

イベント詳細はこちらを→


うら


ーー

お問合せは矢谷左知子まで

xusa_s*ybb.ne.jp(*を@に)
  1. 2018/06/05(火) 21:12:49|
  2. 動物

羊の本

180511_hitsuji.jpg

先日、「羊の本」が出版されました。
羊毛の手紡ぎを通して、暮らしを考えなおそうとしているスピナッツさんから。
主宰の本出ますみさんの30年におよぶ仕事の集大成ともいえるもの。
それでもまだまだ書ききれていないことがあるのだそう。

musiはスピナッツの雑誌のほうに「庭木の恵み」という連載を10年にわたってしてきました。
「羊の本」には直接かかわってはいませんが、先日記念講演会に参加してきました。
どの方のお話も、羊にかかわる興味深いもの。
一万年はくだらない羊と人の関係。
善くも悪くも、いやそんな善悪などないのかもしれませんが、
もっとつっこんで感じ直したいことが山とありました。

梅雨を前に衣替えをちょっとずつやっていますが、
洗濯をしながら、
羊はもちろん、ヤクやアルパカなど、
実際にはあっていない動物たちの毛が私の暮らしに入ってきているなあとためいき。
どういうわけで、極東の島にやってきて、
わたしなんぞの身体をあたためてくれているのか??

ありがとう、としか今はいえないけど、知らず知らずになんかとんでもないことをしているんでないか、とも気づきます。

雑誌の方は100号となり、それを区切りに私のささやかな連載も一考する予定です。

180511_SP100.jpg

やっぱり2018年は多くの人にとって区切りの年なんですね。


musi
  1. 2018/05/22(火) 22:11:27|
  2. 動物

海亀産卵記 @一色海岸*葉山

ウミガメさんの産卵に立ち合い、その後、海に還るまで見届けるという奇跡の時間をいただきました。
7/28の夜、xusaの家の近く葉山一色海岸
そのご報告を*

その夜、友人と、浜辺に飲み物や軽食を持って、ナイトピクニックをしていました。
ひとけのない、暗くて落ち着く波打ち際にゴザを敷いて、海に向かって、ゆるゆるしていたところ、
暗ーい浜を、なにか巨きな固まりが、ズズ、ズズ、っと動くのが目に入りました。
暗がりでよく見えず、一瞬、酔いつぶれたオジサンが腹ばいになってずり上がってるのか、とぎょぎょ、としたのですが、
あー、これは、、ウミガメ・・!!
予想もしない出現でした。

すぐそばを海から上がってきて、すでに店じまいした海の家の前に陣取っていた私たちの横を通り、
土嚢を積み上げたところで止まりました。
その先に行きたいのはわかりましたが、土嚢にぶつかり行けず、そこで止まり、
しばらくじっとしてから、足ヒレでゆっくり穴を掘り出しました。
たぶん、もう間に合わなかったのでしょう。
その場所で30分ほど産卵した模様で、私たちもずっと張り付いてすぐそばで固唾を呑んで見守りました。
が、しばらくすると、そこから動き始め、海の家の前をゆっくり横切り、回り込んで、もっと奥の浜へ移動し、
そこでまた砂を掘り始めたのです。
やはり最初のところは不本意だったのでしょう。
でも穴をのぞくと白い卵が見えていました。
翌日は夏休みの土曜日、人や犬やカラスから守るために、私たちはとりあえずそこに砂をかけて、
お隣でまだ営業している海の家の友人を呼びに行って、柵を作ってもらいました。

そのあと、移動した亀さんは、第二弾の産卵、
今回は本格的に掘り始め、そこでゆっくりとまた産み始めました。
最初は遠巻きに見ていた私たちも、亀さんを驚かせないように静かに、でも真横でずっと張り付いていました。
時々、シュポっと、卵が出てくる音を聞きながら、その度に亀さんは後ろ足でそこに砂をかけていきます。
その砂も浴びながら、見守らせてもらいました。
ー私たちがそこに居るのを許してくれていました。ありがとう、亀さん。

そのうち、友達も帰り、私一人で、いつ終わるのかしれない産卵を見守ることに。
真夜中に、亀の横で寝そべり、星空を見上げながら、ひとり、
海と星と亀と居る。。
波の音と、亀の砂をかける音だけ
静寂の浜辺で

かなり長い時間が経った後、亀さんは動かなくなりました。
そのまま数十分、、
死んじゃったのだろうか、と心配になるころ、またふっと、正気に戻りました。
精根尽き果てて、眠っていたようです。
いとおしい亀さん。
活動開始した亀さんは、手足4本を上手に動かして、卵の上にたっぷり砂をかぶせ、ついに完了、
その時、深い深いため息を何度かつきました。
すべて終わったのですね。

いよいよその場から方向を変え、海のほうへとゆっくりと身体を回し始めました。
還るんだね。
命がけの営み
ほんとうにおつかれさまでした。

私も一緒にその横について、同じ歩調で海へと。
途中、どうしても頭をなでたくなり、つい、撫でてしまいました。。
が、亀さんは頭を一瞬ひっこめました。。 ごめんね、、
それでも怖がることなく、歩調も速めることもなく、一緒に波打ち際まで、私も海の中まで。
そして次の波が打ち寄せたとき、亀はその波に乗り、
引き潮と共に真っ暗な海へと吸い込まれ、あっという間に見えなくなりました・・

今回、偶然に、浜に上がるところから目撃し、その産卵に立ち合って、亀がまた海へと還っていくまで幸運にも一緒に過ごしました。
当然、非日常の稀なシーンなのですが、なんだか淡々と、当たり前の気持ちで見守ることができ、
海に還るまで見届けることができて、ほんとうに安堵しました。
亀さんが波打ち際まで歩いた足跡も、寄せる波で次々と流れていき、すべてが終わったのは深夜の1時くらいです。
海にかかる星がきれいでした。
亀は星座を感じて産むところを定めるのだろうか、とも思いました。

思ってもなかった遭遇、一夜の出来事。
すぐそばに上がってきてくれて、産卵をすべて見せてくれて、わたしが張り付いてたのもストレスだっただろうな。
でもほんとにありがとう。
次の朝、海の家の友人たちが、水族館に連絡をとってくれて、卵を安全な場所に移動。
無事に孵化して子亀たちが海へと還っていくときを心待ちに、ぜひ立ち合いたいものです。

この数年は海亀の悲しいニュースばかりでした。
弱って動けなくなっていたり、死んで打ち上がっていたり、胃袋のなかはビニールでいっぱい、
海の水は有害な化学物質だらけ。。
動物を最優先に自然環境を回復し、整えることは、イコール、人の社会もしあわせすること、と
逆のようですが、そういうことだと強く思うこの頃です。

自分のできることをしていきます。

xusa

  1. 2017/08/01(火) 10:06:14|
  2. 動物

宮古馬のこと 続報

IMGP0704_2.jpeg

この一ヶ月、仕事そっちのけで、宮古のお馬さんのことをしていました。
県知事さん、宮古島市長さん、あちこちにお手紙を書いたり、呼びかけ文をつくったり、来る日も馬のことばかり。
5日ほど前にFACEBOOKに記事をアップしたら、またたくまに1000件以上シェアしていただき、
またコメントやメッセージも全国から寄せられ、連日対応に追われています。

以下の文は2/21日に掲載したもので、その後、状況は最悪で、市の「整理」が決定されてしまいました。
お役所言葉でわかりにくいのですが、整理は処分につながる道です。
これから支援金を集める動きを始めます。
またそのときはお知らせさせていただきたく、よろしくお願いいたします。


以下、ちょっと読み難いかもしれませんが、FBからの書き写しです。
FBをされている方はそちらも見ていただけたらありがたいです。
されていない方も以下にアクセスすると見れると思います。
https://www.facebook.com/xusa.s/posts/1452204361458680?pnref=story



*以下にある補助金の額ですが、これまでもスズメの涙で、一頭に付き、5000円/月でした。
ひと月のエサ代にも満たない額です。それが今回半分になります。
それで浮く額はわずかなものです。
それさえ支出できないと言われてしまいました。
一方で、次々と箱物建造物などは立っていきます。ま、全国同じような状況なんですが。
しわ寄せは物言わぬものに行きます。
ましてや、絶滅を危ぶまれている馬たちへの、それが宮古市の対応なんです。唖然。



***

<宮古馬を救うため、お力を貸してください>

ここに救いたい命があります。
どうかこの、南の島の小さなお馬さんたちを助けるためにお力を貸してください。
宮古島には、絶滅の危機に瀕している小さな在来馬、宮古馬がいます。県の天然記念物にも指定されています。
うつくしく、温厚な性質のため、今の天皇陛下がご幼少の頃の乗馬用に選ばれたお馬でもあり、
琉球王朝では、王様の馬としても愛用されていました。

そのお馬さんたちが、今、市のほうからの補助金がカットされ、整理されようとしています。

宮古馬は、長い間、人と共に畑を耕し、荷を運び、懸命に働いてきました。
小さな身体に、サトウキビの束がどっさりと山積みされた昔の写真も見たことがあります。
粗食に耐え、やさしく働きもの。島の人々の暮らしを助け、支え続けてくれたお馬です。

ですが、戦後急速に変わった暮らしの中で、かえりみられることなく忘れられ、気が付いたときには数頭になっていました。
それを有志の方々が保存活動を始め、40年ほどの間に地道にその数を増やし、ようやく50頭に近づくまでになったところです。
そんな折り、市のほうから、今月の24日には約半数近くの馬を天然記念物の保存馬指定からはずし、補助金をカットするとのお達しがあるそうです。
保存育成への補助金は現在でも些細な額であるため、友人の牧場では、私財を投じ、なんとか持ちこたえてきました。
苦しい状況のなかで、さらに補助金がなくなれば馬は生きていくのが難しくなります。
処分する飼い主さんも出てくるでしょう。
友人の牧場では引き馬や乗馬で収入を得るためにがんばっていますが、調教には時間がかかり、
また天然記念物のために去勢できないということも乗馬用にむずかしく、またなかなかお客さんが少ない現状です。


(追記:
この部分、今回お問い合わせいただいた方へ、市のほうからは、保存馬ということをはずせば、去勢できて調教もしやすくなるのだ、との説明があったということです。
そういうことは問題ではありません。乗り越えています。
調教するにも時間がゆっくりかかっていますができています。それを待っていただきたいし、応援していただきたい、
そうすれば、自活の道も開けていきます。
乗馬用には10才以上になってからやっと落ち着いて人を乗せることがしやすくなるそうです。
それを今回、24日の整理では、10才以上のオス馬が保存馬の指定をはずされる対象になります。
指定をはずされるということは、処分してもよい、ということに自然、繋がる話なのです。)


馬の自活のために、できるだけのことはしているのですが、エサ代など、これ以上の負担も苦しい状況です。
でもそれより気になることは、絶滅が危ぶまれる生き物が今後も健やかに生存を続けて行くために、
現在の47頭は、あまりに少ない数だということです。
今回整理されるのは、10才以上のおす馬と、10年以上子供を産んでないめす馬です。
その数は半数の二十数頭ほどになります。

馬は群れで生きるものたちです。
人の了見では役に立たないと思われる、年老いた馬たち、弱いものたちも、群れのなかで大事な役目を負っているはずです。
とても人智の及ばないような、たくさんの役割を、それぞれの馬は持っていると思います。
まして、馬の10才はまだまだ壮年で、働き盛りです。

そして種の保存を考えれば、まだ安定した頭数に達したとはとてもいえない現況で、
整理より先に、たくさんの多様な馬のファミリーをつくることが大事なのではないかと思います。
長老も子馬も弱い馬も、みんな一緒の中で育くまれることが、繁殖にもよい結果を生むことでしょう。
それを支援する仕組み作りの助成が一番に必要なのではと思いますが、その逆の「整理」というものが、もうすぐ始まるといった状況です。

天然記念物に指定されている絶滅を危ぶまれる生き物への施策が、市の担当課の一存で決められてよいのか、それも疑問があります。
補助金には限りはありますし、一担当課だけでは荷が重く、苦しいお仕事にもなるでしょう。
このことに限らずですが、お役所のなかでは煮詰まって、狭い視野のなかの判断になりがち、そしてそれはみんなが苦しいです。
補助金削減イコール馬を処分する、ということ以外に夢のある選択肢はあるでしょうし、それを応援したいのです。

もの言わぬ存在は、そういう時、いつも窮地にたたされます。
生き物たちは、本来、対等な仲間であり、人がどうこうしていいものではないとは思いますが、
でも、その関わり方一つで、その生き物も人も、双方が生かされ、たいへん豊かな境地が開かれます。
また動物たちとの交わりは至福であり、たくさんの大切なことを教えてくれる存在でもあります。
そのなかで、絶滅にむかっている命が、今目の前にあります。

宮古馬に限らず、人類の所業によって、あるいは身動きのとれないギチギチの「予算」のような名のもとに、
不必要に追いつめられる野生の生き物たちが、全国にどれだけいることか、
この星にとって命の多様性がどれほど大事なことか、そのことも見据えながら、
目前に迫った、この宮古馬の生存の運命のために、皆さまのお力をお貸しいただけましたら幸いです。

補助金に頼らなくてもやっていけるよう、民間で応援できたら、と今後クラウドファンディングや、寄付など募ることもしていきたいと思っています。
そのときにはどうかご協力を賜りましたら幸甚です。
が、現在は、市のほうの施策が決定されると、年度末には馬の運命も定かではなく、時間の限られたことでもあり、
県や市へ、馬へのやさしいお気持ちを行政の方へのご箴言としてお伝えいただけたらと思います。


(追記:
宮古馬は依然絶滅を危惧されている、天然記念物の動物であり、
島の宝です。それを市の方には想い出していただきたいです。
長い間、労働馬として、島の人たちの暮らしを支え続けてきてくれた馬たちの現状への思いやりがありません。)


南の島でひっそりと生きている、在来の、小さなお馬たち、
どうか、まずこの現状を知っていただき、馬たちの窮状に一筋の光をあててやっていただけないでしょうか。
まだまだこれからの命、どの馬も処分されることなく、その生を全うできるよう、願ってやみません。
なお、参考までに県と市の連絡先です。
長文をお読みいただきありがとうございました。

宮古島市役所
下地 敏彦 市長様
〒906-8501 沖縄県宮古島市平良字西里186番地 電話(代表): 0980-72-3751
沖縄県庁
翁長 雄志 知事様
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 電話(代表):098-866-2333
  1. 2017/02/27(月) 00:36:42|
  2. 動物

宮古馬と草講座

1月に宮古島に行っていました。

宮古馬の牧場を営む友人のSOSを受け。

お馬さんたちの命が、人間のお金の都合(宮古島市の予算)で絶たれようとしています。

宮古から帰ってきてから、ずっとそのことで動いています。

そのため、草講座のスケジュールは遅れ遅れ・・

他の仕事もすべてストップ、
毎日お馬さんのことばかり。

草講座スケジュールはまもなくアップさせていただきますが、
馬たちのことも、また書かせていただきます。
どうぞお力を貸してください。

先週、牧場ではは、こんなかわいい仔馬が生まれたばかりです。

まだ生まれて数時間、たてがみもぽよぽよして・・
なんて、かわいいのでしょう。

xusa

16699860_1238392479590149_1743405572_n.jpg


*宮古馬  

絶滅を危惧される、宮古島の小さなうつくしい在来馬です。
60年ほど前までは、島の人と共に畑を耕し、荷を運び、懸命に働いてきました。
小さな身体に、サトウキビの束がどっさりと山積みされた昔の写真も見たことがあります。
粗食に耐え、やさしく働きもの。この島の人々の暮らしを助け、支え続けてくれたお馬です。
その後、暮らしの変化にともない、急速に忘れられ、かえりみられる事なく、
気が付いたときには、島にわずか数頭でした。
昭和50年代から保存活動がなされ、今、40年ほど経って、ようやく47頭、
県の天然記念物にも指定されているのですが、その馬が今、補助金の削減を理由に処分されようとしているのです。
  1. 2017/02/17(金) 20:02:01|
  2. 動物

イルカたちと南極の水

今夜の三日月夜の海は、ため息が出るほどきれいでした。

今はもう居ないけれど、戦争前まで、葉山の海にもイルカたちは来ていたそうです。
沖でよく跳ねていた、と仲良しの老漁師さんが言っていました。

去年webのニュースでミサイルを背負わされたウクライナの軍事用のイルカの写真を見て衝撃を受けました。
ヒトはなんてひどいことを考える動物だろうか、と。

届くかどうかなんて考えず、
そうした囚われのイルカたちに、思いを送ってみました。
あなたたちのことを思っている、と。

そして今日はさらに
ショッキングなニュースがありました。
あのイルカたちは日本から、ウクライナやロシアに輸出されていると。

なんとミサイルをくくり付けられた、あの子たちは
この国の野生のイルカたち。

あまりにも理不尽すぎて、どう考えたらよいかもわからなくなります。

少し前に南極の水を授かりました。

クジラやイルカ族からメッセージを受けた世界のマスターたちが南極に集まり持ち帰ってきた水、
北極から地球の軸を通って南極に滲みだしてきているという水。

これまでクジラやイルカたちが地球の水を還元してきたそうですが、
もう限界、というメッセージをマスターたちが受けとり、
そのメッセージがはいった南極の水を世界中に分配している、という、それが廻ってきたのです。

それはもちろん飲んでもよいのですが、
なるべく地球に還っていくよう、まわりの水のめぐりのサイクルに入っていくよう、
海や川、田んぼ、畑、生活排水のパイプの中、猫の飲み水などに入れて
少しでも、水が甦っていけばいいなと願いながら使い、周囲の人たちにお分けしています。

クジラやイルカや魚たちは海しか生きる場がない、
でももうそこは浄化できないほど汚れている

それだけでもヒトの罪は重いのに
さらに彼らを戦争の道具として使っているなんて。

海の中に入ったら、イルカたちにメッセージを送ろう、
遠いけど届くかもしれない、
そんなことしかできなけれど。

人とイルカたちはもっと、素晴らしいことで協力していく関係です。
こんな悲しいこと、もうやめてください、と願わずにいられません。

*
そして、沖縄ではまたしても、ジュゴンの棲む美しい海が軍事のために埋め立てられようとしています。

ヒト科のわたしたちは、もう引き返すときが来ています。

軍事に時間を使うことではなく、
他の種族を尊重した共生を地球規模で考えていくことが、
おのずから平和をもたらすことと信じています。

xusa
  1. 2014/08/31(日) 00:35:26|
  2. 動物

オオカミ男

先日、犬と暮らしている方にまじって、犬と暮らしていないmiusiなんですけど、
ドッグマッサージの桃子さんのお話をうかがいました。
そのときに教えていただいたショーンエリスさんの映像があるのでお知らせします。
A man among wolves

矢谷左知子さんが提唱する草文明にも通じるなあと思って、今、見ています。

日本語訳された本もあるそうで、読んでみようと思います。

musi
  1. 2014/05/28(水) 19:56:15|
  2. 動物

狼と犬

こんど近所で興味深いお話会があるのでご案内します。
「犬は雑食か? 肉食か?」という犬と同居していない人間もききたいこと。
そういえば「雑食動物のジレンマ」という本もありました。これは人間のこと。

ドッグマッサージをされている桃子先生が hakoギャラリーで。
  1. 2014/05/12(月) 17:49:37|
  2. 動物
次のページ