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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

田起こし*緑のなか

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 苧麻葉のうえのあかちゃんバッタ

今日は田起こし。
寝てる田んぼを起こした。
去年からお隣のタケさんに耕うん機をお借りしている。やっぱり速い。少々はやすぎる・・
あわててその前をいちいち歩いて露払い。虫やカエルをうっかり巻き込まないように。
耕うん機はじゃじゃ馬のようで
とてもプリミティブな機械。
暴れ馬をなだめるように乗りこなす、的な荒々しさをもった、
なかなか動物ぽい印象的なものだった。
またたく間に耕し終わって。機械ってすごいんだな、あらためて。
田に水を張って今日はここまで。次は代かき。


田起こし前        ルイくんジャジャ馬ならし 
れんげの花の種ができた  耕うん機ははやい!     水入れ
IMG_2145.jpg  IMG_2149.jpg  IMG_2155.jpg 
    
どっちを向いても緑緑緑
だいすきな季節   xusa 




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ひっぱるさちエンジンかける、みまもるみさちゃん さちひろう耕耘機がくる前に虫たちに「ほらほら逃げてー」とお知らせするxusa たねれんげレンゲ種たくさん 種つむ人
レンゲ種つみ男

2年目までは人力で田起こししたけど、3年目に耕耘機を借りたらもうもどれない。
人力だと、ひとりかふたりで週に一度やって、2ヶ月以上かかったものね。
そのあいだ、土に近くなって、のんきなもんだから、おけらやかにやとかげと鼻をつきあわせたりしたけど、今はすっかり油の力にたよってます。
なんかもっとシンプルにたんぼができたらいいのにな、と思う。
不耕起にしたいけど、まだどうしていいかわからない。
むかしにもどるのではなく、あしたにむかう暮らしのスベを、虫や草といきるスベを、みつけたい。  musi
  1. 2008/05/24(土) 00:47:23|
  2. 田んぼ

つくらない、ものづくり

ぱんだ

5月5日に発売されたインテリアデザイン建築雑誌のconfortにヨーガンレールの記事を書きました。今号(102号)の特集「つくる喜び デザインの力」の中で、「つくらない、ものづくり」と題しています。誌面にも書いたのですが、musiはこのごろ買い物じたいにとんと興味がないので、取材のお話をいただいたときは気乗りしなかったのです。でもせっかく内田さんが声をかけてくださったし、レールさんが畑をしていて、そのはじまりのことなど人づてにきいていたので、そういう話がきけるならおもしろいなあ、と下心をもってのぞみました。
で、たいへんに刺激的だったんです。もちろん誌面の都合と取材者の力量とで書ききれぬこともたくさんあるのですが、雑誌をみかけたら読んでいただけるとうれしいです。わたしにしてはめずらしく「読んでほしいな」といえる記事になりました。

写真はレールさんのベッドで、撮影がおわってからの、いつものもの。40年は使ってきたかな、というスコットランド製の毛布がすばらしかった。大きくするとわかりますが、パンダがまん中にいます。彼と暮らす犬のスミがひろってきたボールで、レールさんとは大きく趣味は異なるそう。かなりグロテスクなボールを拾い集める趣味がおありです。取材がおわって、片づけはすんだかな、とベッドのところにもどったら、これがおいてあったの! びっくりして、みんなにきいたら、だれもおいてないっていうから、スミのしわざなんですね。あんまりおかしいので、許可を得て、撮らせてもらいました。 musi


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スミ~
どんな犬なんだろう
すごいね、スミは。
あまりにも完璧な空間にバランスを持ち込んだんだね。
これもあるよ、って。
これで世界は補完された・・かな? また絶妙な位置に置いたねー!
画竜点睛かも、、
 
本屋さん、行ってみよっと。
xusa


  1. 2008/05/15(木) 09:59:45|
  2. musiの仕事

余地

くぐり戸をぬけると、まるくくぼんだ場所がひろがっていた。
なんていうんだろう、魚眼レンズでみたかんじのようでもあり。
白いテントが、そのまるいくぼちにぽつねんとあった。
ああ、もう二度とない刹那。でも永遠でもある。。。

11日の矢谷左知子の仕事。ちょくせつには草をとって糸をつくり、染めをする会だったけど、
そういうことだけでないものがつたわったよ。
手伝い(という手伝いもしないのだけど)にいったわたしやjoyやしょうへいやツムギにも、とっておきの時間をありがとう。

余地。
あなたとわたしのあいだによち。  musi



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音羽楼跡地

葉山の御用邸建造に関わった大工が、御用邸完成後、頼まれて建てた料亭、「音羽楼』
一度だけ食事に行ったことがある。
開発によって風雅な建屋はブルドーザーでぐしゃぐしゃに。
そのあとはからっぽの空き地。
塀の穴をくぐって降り立つフシギな空間は別世界のようだったね。
でもその後あそこを守りたい地元民のガンバリで
奇跡的に良心的な買い主の手に渡り、木々たちは守られることになったよ。

それをお祝いしてそこでワークショップやりたい、とおもった。
いまは無き音羽楼建物のあった位置にテント。
そこでみんなで作業したり食べたりして過ごせたのはよかったな。

musiさん、おてつだいありがとうございました。  xusa



  1. 2008/05/13(火) 21:16:00|
  2. xusaのしごと