草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

梅雨の味

あじさい

この時季にナルものがとてもすき。

 庭なりのビワ
 梅でつくるもの
 あじさい

梅雨うまれだからかな。

うめ

ことしは梅についてました。
葉山の友人たちの庭の梅をもらったり
山に放置された梅の木から失敬したり。。
成り年なのかな。
ハチミツ(三浦半島の花からとった雑密)に漬けたり、お酢(富士酢)に漬けたり。
ザラメで煮てジャムにしたり。
ビワの実もmusiの庭からおすそ分け。生で思いきり食べてあとはシロップ漬け。
梅雨の味。
今日もしとしと雨の一日でした。    xusa
       
かまきりIMG_2410.jpgIMG_2468.jpgIMG_2451.jpg

出逢った近所の蟲々

蚊かとおもったよ
カマキリのあかちゃん
         かわいい顔してんだ!@田んぼ       お昼寝トガゲ            お食事アゲハ 

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庭なりの----っていい言葉だね。
うふふ、カマキリの赤ちゃん、わたしも蚊かと思ったことあった。蚊もねー、くすぐったり、かゆくなければ、少しぐらい血をすってもらってもいいんだけどな。
この時期、人間は体がだるかったりするけど、ムシたちは元気はつらつ、ムシ模様をくりひろげている。
たんぼをシマヘビさんがすーーーい、すいーってよこぎった。 musi
  1. 2008/06/29(日) 17:37:58|
  2. 季節の草虫

雨の中

denden

わたしたちはあまり雨の中で動き回るイキモノではないみたいだけど、カッパもあるし(そうだ、空をとぶこともできる、鳥のようにはほどとおいけど)、雨降りに外に出ると、いつもと違う世界がある。
雨ふりの田植えのときに水の調整にいったら、とちゅうでヒキガエルが半眼(のようにみえた)で天に顔をむけてじっと雨にうたれていた。帰り道にもまだおなじ格好でいた。そのときわたしの感じたことをここにかいてみたいけど、なかなかかけない。こういうこと たくさんあるよね。
今日は表参道で絵描きの友人にあって、とりとめもなくふらふらと歩きながら話したけど、たがいにことばでは通じきれないことがある。ああ、わだかまっているなにかを、彼ももっているんだろうな、とは思うけど、この人は絵でしかそれを出せないのか、わたしも正直に話そうとするのだけど、日本語どうしとはいえボキャブラリーはそれぞれだし、もどかしくなったりもする。恋人だとまた違うのだろうか、違わないのだろうか。。最後に「コミュニケーションなんて通じない、通じようとする方向にいるだけでいい」と彼はいった。
あのカエルを思い出したけど、彼にはいいそびれた。
わだかまり、もとはへびのとぐろをさすらしい。 musi
  1. 2008/06/23(月) 22:35:43|
  2. 田んぼ

梅の実黄ばむ

腐草が螢となり、梅の実が黄ばむ。

世田谷の梅の木を見ているかぎりでは、今年は去年より色づくのが遅いですが、2週間前に青くかたかった実が黄色く熟れてきて、果実の香り。これから数日のうちにうれうれに熟れて、枝から土へと実が落ちていくのでしょう。

初春、つぼみが生まれて花の香り
実を結んで散って
梅雨、ふたたび香りをはなち、
かえっていく。

きのう、IID世田谷ものづくり学校で梅の会。2週間前の青梅のときとあわせて35人、事務局やカフェの人たちもあわせると40人以上の人たちが、4本の梅の木にお世話になった。
花のころからあわせるともっとたくさん、そういえば小鳥も羽虫たちも蜜をもらっていたし。

すごいねえ、すごいぜ。土と木があるって。
街なかにこそ緑と土を。  musi

ちびうめ



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いま葉山・鎌倉、どんどん自然を切り崩して緑がなくなってるよ
東京が逆に緑地になっていくといいな
ジャングルの中、果樹のなかに都市があったらステキ  xusa

musiはからだはのびのびと大きいけど
虫みたいに、森のリスみたいに
いつも草や葉っぱや実ものをカサコソ集めていつのまにか食料にしている。
それらは常にさりげなさすぎるほど、あたりまえに食卓にのぼっている。
え、あれがもう、こうなったわけ?・・・って。

私は周りの草や拾い物で布を織るけど
musiはそれを食べ物に換える能力高し。
ふたりともいつもカサコソしてるな。

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今日はガサゴソ、ビワの木のぼり。xusaなら気配を消せるんだろうけど、さすがにでかい女が、しかも渋谷区で、電信柱のてっぺん近くの高さまでのぼっていたので、道行く人は「あぜん。。。」でした。目があった人には手渡したよ。去年は竹垣三太郎たちとこの時期に実をとって、剪定もかなりしたんだけど、高いところにたっぷり実がついてしまった……ついてしまった、というのは、もうずいぶんビワ酒もシロップもためこんだから、一年お休みしようと思っていたから。デスクワークのあいまに剪定、のつもりが、けっきょく一日剪定と収穫。

夕方、カラスが「先をこされたカーカー」と鳴いていた。musi
くもりビワ
  1. 2008/06/16(月) 12:06:19|
  2. 七十二候

屋根のうえ

屋根のうえ


葉山の友達と屋根のうえにのぼってるのが、今出てる雑誌の表紙になってます。
びっくり。後ろ姿のが私です。へんなポーズだなー
ちょっとおもしろいので。。
なんでこんなの表紙にしたんだろうねえ 
ちなみにこの屋根の下で5月に展覧会をしていました。
ここからは相模湾一望、絶景です。   
xusa

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水色がきれいだった、この表紙。みんな、空とも調子があってるよね。
この本の中の「おばあちゃんに教わる知恵」にはわたしたちにたんぼをかしてくれているおばあちゃんのヨモギもちがのってます。musi

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そうでした。
お世話になってる田んぼのおばあちゃん。かっこいいセンパイ! ああありたい。  xusa
  1. 2008/06/15(日) 22:58:16|
  2. 徒然

不精箒

不精箒



人の手で作られたものは、その人を離れて次の人に渡った時
そのものからなにが伝わるのか、
つくった人にはもはや計り知れない世界へと旅立つ。

箒に出会ってしまった。
白木屋伝兵衛さんという京橋の江戸箒の老舗で作られたという
ちいさくて魅力的なプロポーションの「不精箒」というすてきな名の。

すごいお値段だったのだけど
それに目が吸い付いてどうしても離れず、、

もともとモノにそれほど執着ないので
実用以外で高額なものはまず買わないのだけど
今回もちろん実用でもありながら
そしてつくった人は実用以外考えず丁寧につくっただろうこの箒に
心をうばわれた。

3年間、ものつくりを休んでいる私に
不精箒は揺さぶりをかけてくれた。

見ていると、心を律してくれる。
誠実な仕事の跡。
素材と向き合った時間の跡。
作った人の手の動いた跡。
どれもに、ある超えたものを感じる。
そしてすがすがしさ。と、なにげなさ。

しばらく制作を止めている私のこころを
さっと掃き清めてくれたような、
そんな心地を伝えてくれた、
草の仕事。   xusa
  1. 2008/06/14(土) 23:45:22|
  2. 草で作られたもの

腐草蛍となり

いとみに
でみみに
菖蒲の節句の日、代かき、黒つけ。今年は苗の育ちがおそくて田植えが一週間おくれ。おばさんとこの残った苗をもらうので、もともとまわりより一週間ほど遅くにやっているのが、さらに一週間おくれて、6月の下旬に田植えになる。ホタル、心配してるかしら。
腐った草がホタルになる……、七十二候のなかには宇宙のめぐりを感じされることばが多く、これもそのひとつ。かなり気にいっている。

水路のあたりには菖蒲がたくさんはえていて、かきわけるごとに香りがたつ。そこをちょっとととのえてもらおうと、デミーにお願いしたら、彼はずっとハダシ。たんぼやぬかるみの中はわかるけど、ヤブにも平気のへいさでわけいっていく。みんな驚いた。そのみんなの驚きがデミーにはよくわからないようだ。みんな彼に一目おいた。
直島出身ハダシのデミー。
彼のキャラクターが発揮できる場所がふえれば、いろんないきものにとっても住みやすくなるのかも。
自分の持ち味を発揮できずに都会でもんもんとしている人は、たくさんいる。わたしみたいなどっちつかずのお調子者は、とりあえずどこででも暮らしていけるけど、世界中のハダシのデミー、ホタルの輝ける場所は水のきれいなところ。くさがかれ、うごめくものがうまれ、ひかりをはなつ。それぞれがそれぞれに輝いていきたいね。
アートの島からふたたび野人はうまれるのか。野人がうまれる島こそアートだよ。 musi

+++といって、デミーが都会でふだんもんもんとしているわけではないのよ、念のため。ただ水をえた魚のようなんだな、雑草園であうと。



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今回の代かき、参加できず残念、、
野人2号わたしもデミーのハダシ仲間に加わりたかった。
次回田植えでね。
(ヤブのなかまではどうだか・・)

「腐草蛍となる」
私も七十二候のなかでいちばん好きな句。
この宇宙の根本の成り立ち、つながり、循環が
小さな草と虫の世界から見えてくる気がする、
想像力をかきたてる句。
今日、そうだったんだ。
この日誕生日。この頃に生まれて、ちょっとうれしい。    xusa

のりくろつけ     カエルたまご    イモムシ


もくもく黒つけのmusi  シュレーゲルアオガエルの卵  なんのイモムシ?

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あの子いっぱいいるね、クロアゲハがとんでいたけど、あの子はキアゲハの子でした。
セリをたべていたでしょ。 musi
http://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_kiageha.htm
  1. 2008/06/10(火) 18:31:15|
  2. 七十二候

招霊おがたまの花の匂いにまねかれ

オガタマ

伊豆の庭にあるオガタマの木。
招霊と書いておがたまと読む。
5月から6月、日が傾き始めた午後からの数時間
えもいわれぬ芳香をはなつ その花
バニラのようでバナナのようで。
甘くなく、さらりと清々しい。
(匂い消しゴム、の香りともいえるのだけど・・)

この時季その香りに包まれたく、せっせと伊豆にかよった。
神様と繋がる植物として神社によく植えられているという。
この香りでは至極もっともなこと。

オガタマの季節に病がわかった母
それからわずか2か月で駆け抜けるように逝った後
ノートのかきつけに母の素朴な歌を見つけた。

 朝風に
 そよぎきらめく おがたまの
 枝渡りする
 小鳥いとしも

庭に来る小鳥たちはほんとうに元気。
早朝、枝渡りでそれはそれはよくあそぶ。

小鳥と母とオガタマの花
緑陰にこころゆだねる伊豆の日々    xusa




<この時季の伊豆の庭の花草>

ノリウツギエビネチョウジソウミズヒキソウヤマボウシナツツバキノビル

ノリウツギ    エビネ      チョウジソウ   ミズヒキ     ヤマボウシ    ナツツバキ    ノビル
  1. 2008/06/06(金) 23:51:26|
  2. 季節の草虫

うのはなしろくつきににたり

うのはな
うのはなが咲いている、田植えのころに咲くから田植え花。雑草園のあたりでは、梅雨の雨をまって田植え、古いやり方のようです。
ういういしい花、だからこそ、なのか、あっというまに散ってしまう。花がさきはじめて、まだつぼみも半分くらいあるときがいちばんきれい。五月雨(旧暦では梅雨の雨のことですね)がうのはなをくさらすから、卯の花腐し。だれかの小説のタイトルにこのことばが使われていましたね。それだけで色っぽい感じがして心ひかれたけど、読んでない。。。(表紙だけはおぼえている、こういうのって作者にとってはどうなんだろう)
このまえ、木工の渡邊浩幸さんと話していたら、うのはな、すなわちうつぎは桐のたんすに使われる木くぎの材料になったそうで、たまたま彼の住んでいる柏がかつて木くぎの産地だったと知り、ひそかに木くぎツアーを行いました。詳しい(というほどのことはわかりませんでしたが)お話は興味のある方に個々にするとして、かの地ではうつぎは伐りつくしてしまったそう。 musi
  1. 2008/06/04(水) 23:26:51|
  2. 季節の草虫