
伊豆の庭にも栗が落ちてきました。
今年のはなんだか大きくておいしいな。
白い彼岸花も日陰で発見、のびやかな容姿。

葉山の庭のいまの七草は
藍の花
みずひき
玉あじさい
彼岸花
ほととぎす
秋明菊
やぶ蘭
空気も澄んできた。
今日は七十二候の蟄虫戸を閉ざす頃。 xusa
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もう冬眠のはじまりなんだね。
今朝はよもぎうえはらでも窓を開けっ放しにしても蚊が入らない。
ひっそりとした庭にほととぎすとみずひき、はぎの花。
いつまでも庭にいたい季節。
(あ、でもでかけなきゃ。。。) musi
- 2008/09/28(日) 00:28:55|
- 七十二候
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タンボスケープアーティストのおじさんとおばさん。
きのうも土の上。
92才のおじさんは、お彼岸が近いからと、畑の上にあるお墓の掃除。
2日がかりでやっている。
お茶にしようよ、とおばさんが冷凍しておいた手製の月見まんじゅうを出して下さる。
十五夜のときのススキの飾りが土の上に返してあって、かわいている。
去年よりもおじさんの動きは、うんとゆっくりだ。でも すごく確実なうごき。
お茶を飲み終えて、
「今朝はほんとにくるしかったなあ」とおじさんがいった。
ごはんがのどにつまったのだと。おばさんはとても心配したって、困った顔をしていう。
musiも心配だ。
いつもおじさんとおばさんが元気だろうか、と会うまでどきどきしている。
お宅や畑の横をとおりながら、おいてある草や焚火のあとを見る。几帳面なふたりのはたらいて片付けたあとにほっとする。
わたしはおじさんとおばさんにあうのがとても楽しみだ、
友だちもとても楽しみにしていると
少しはずかしいけど、はっきりと、大きな声でいったら、おばさんは
「わたしもそろそろおたくがこらんかなあ、といつもおもうよ、しばらくこらんないといそがしくされてるのかなあ、具合がわるくなければいいけど、とおもうよー」と首をかしげながらいった。
おじさんはわたしたちがとめるのもきかないで、さっさとゆっくりとまたお墓の掃除にいく。
抜いた草を箱にいれてひもでひっぱる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もちたんぼは、出だしがおそかったけど、いもち病にならずに育っています。

うるちたんぼはいもちがでたり、カメムシにすわれたり、
何かの巣みたいに穂がまるめられていたり。
シカとイノシシはあれからきていない。
実がふくらんでかたくなっているのを少しだけ刈りとって、「かえる」という名のつぼにいれた。

- 2008/09/18(木) 16:01:41|
- 田んぼ
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いやはや、展示会場ですましこんでる場合でないさね。
虫の知らせで天気予報が雨にもかかわらずたんぼにいったら、
秦野は雨は降らなかったものの、鹿かイノシシがはいっておった。
四畳半くらいの稲が倒れていた。
穂首イモチ(ホックビイモチ)が繁殖していたので、木酢スプレーをつもりで
まさかケモノさんが入っているとは思っていなかったのが、甘かった。
いや、実はアミをはるのがめんどうでイヤで、考えないようにしていたのです。
昨夜、鹿が鳴いていたとみさちゃんがいったけど、たんぼにはいったのはどちらかよくわからない。
足跡は鹿っぽくもあるのだけど、鹿が入ったらこんなに稲はたおれねえべ、あいつら脚ながいから、ってさ。
後手のごてごて、アミをとりあえずぐるりとまわしました。
去年、脱穀を石原さんが手伝ってくれたときに、鹿や猪、稔りへの祈りの話をして、今回の展示会のタイトルにつながったのですが。
思うこと多々あり。
パンパンと手を打って、どうぞ入らないでくださいと、今年はじめて祈りました。
でも、よい知らせもあります。
穂が遅れていたもち米たちも元気。穂のさきっぽが赤いのよ。(病気でないよね?)
こちらこんな場所なのに、無傷です。


- 2008/09/11(木) 22:20:16|
- 田んぼ
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土と水と木と
風と光で うまれて
うつりかわって
すごしてゆく。
あなたもわたしも
お皿も急須も
いつものくらしのなかにも
いろいろあって
とても、もあり
ちょっと、もある。
石原さんの器や人形は
眠りからさめたような
夢のような顔つき
9月6日(土)~14日(日)
11時から19時
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石原稔久さんの陶展を企画しました。
1年半前代々木上原の道ばたでばったり会って、それが縁。
それも西荻窪が会場。
musiがむかし住んでいて八百屋でバイトしてて、
xusaとはじめてあったところ。
泣いたり笑ったり、ばかもした。 musi
詳しくは→
ギャラリーシンド
- 2008/09/02(火) 21:27:49|
- musiの仕事
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