草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

イワシ100匹

いわし

友人(20代元気な女子!)が手伝ってる近くの漁港の朝市に行ってきた。
あふれるほどのサカナの数々。。
ほとんどはマイワシ、ゴマサバ
すこしカマス、マダイ
定置網をやって獲れたもの。

イワシ、袋1杯100円ということでもらったら
うーん、と唸るほど重い。
家に帰ってからかぞえたら100匹近くはいってて仰天・!

他にも小さな赤ちゃんサカナたちがどっさり漁港の囲いのなかにすでに浮いている。
それはすべて捨てるのだって。
うちの猫用にいただいてきた。
それも100匹近く。

定置網でごそっと獲るので、必要でないものも獲ってしまう。
海に戻されることなく、食べられることもなく、ただ捕らえられそのままゴミとして捨てられる・・
サバもブリブリに立派なものがあふれていたけれど、今日はお客さんが少ない。
売れ残ったものも全部捨てる。

・・・!

あまりに不憫。。

なんだか安くてたくさん獲れたてのものをいただけた喜びと
なんとも悲しい気持ちといっしょにかかえて帰ってきた。

これってまずいではないか。
どっさり奪ってムダに捨ててるんだ。。
小魚は他のサカナのためのごはんにもなる。
最近は食べるものがなくて胃の中が空っぽの魚が多いと近所の漁師さんから聞いたことがある。
でも日本中の港で当たり前に、毎日毎日繰り返されてること。
みんなもっと今の漁のことを知った方がいい。

さてしかしウチは今サカナ天国だか地獄だか。。
さばき切れないサカナがまだまだ冷蔵庫にいるわいるわ。。
イワシの梅煮に竜田揚げに干物にオイルサーディン
しめサバに猫のごはん・・・
それでも半分くらい。

人はもっと賢い漁をやらなくては、と強くおもうけれど
目先の欲と利便につい流れるのは自分もおなじなんだな。
地球のすべての環境問題はそこからはじまる。
漁師さんだってほんとは資源を守りたいだろう。
考えないようにしてるだろうけど、心も痛めたりしてるだろう。

それにしても君たちはほんとにおいしいね!
いつもいつもありがとう
大切にいただきます。  xusa
  1. 2009/06/28(日) 19:38:51|
  2. 海辺の生活

ウミガメの産卵

最近スラックラインー綱渡りーにはまっている。
今朝も綱をもってる友人と近くの海辺で待ち合わせて綱をわたろうとしていたら
浜辺になにやら人だかり。

06190002.jpgカメラが壊れて携帯で。ブレてしまった

夜中のうちにアカウミガメが上陸して卵を産んだのだ。
夜明けごろ海へ帰っていったという。
砂に刻まれた亀の歩いた跡。。
どこに産んだのか、
しおさい博物館や役場や研究者の人たちが取り囲んで掘り進め、見つけていたとこだった。

卵を持たせてもらうと、、
手のひらの中でやわらかく、かわいげでいとおしい。

これから海水浴シーズンなので、パラソルなど刺されて卵がつぶれないよう、掘り上げて移動することに。

06190001.jpg

ほんとはなにもせず、そのままがいいんだけどなあ、としおさい博物館の館長さんは言っていた。
今は過保護になっているそうだ。
でも安心して卵を産める砂浜が、堤防ができたり埋め立てをしたりで減ってきているため、絶対数がとても少ないのでそれもしかたないこと。

亀は太平洋を周回してカリフォルニアやメキシコ沖まで2万キロの旅をしているらしい。
そんな遠くの海から、こんな海辺にきてくれたんだ。
うちから10分ほどのところに旅の海亀は来ている・・その距離感はふしぎ。
会えなかったけど、100こ近くの卵を残してまた海へ消えていった命の継続をこの浜でぜひ見てみたいな。
といっても無事に大人になれるのは5000コのうち1コの卵だけとか。

2ヶ月後、いっせいに卵が孵る日
海をめざして子亀がころがるように走っていくところを想像して
海に祈る

そのあと綱わたりにハマる。
このことはまたいずれ・・ xusa
  1. 2009/06/20(土) 11:09:05|
  2. 海辺の生活

梅雨の日の、つゆ草パスタ

つゆくさパスタ

ハワイの伝統文化継承者+ヒーラーというカイポ・カネアクアさんが葉山にきた。
彼は葉山の浜辺で草をいくつか摘んできて
食べられる草、お茶にすると効き目がある草をおしえてくれた。

ときどきxusaも庭に生えてきたユキノシタやフキ、ミツバ、ヨモギなどは食べているけれど
カイポさんが摘んできたのは、ツユクサやアメリカセンダングサ、オオバコ、タンポポなど、
ふだんあまり食べない草。

ツユクサなら裏庭に巨大化群生している。
どれどれとごま油で炒めて塩と醤油すこしたらして食してみた。
・・美味!
しゃきしゃきして、ダシ的コクがあって、勢いのある味。
以前友だちのお母様からツユクサのおひたしのことは聞いていたのだけれど。
野生のものはやはりおいしいな。

ツユ草パスタも。
庭のシソとバジルと真名瀬浜のひじきも加えて。

カイポさんのお話は全体をとおして、ポリネシア文化圏のおおらかさに包まれた
素朴でシンプルなものだった。

梅雨の日、
ハワイからのおしえでツユクサを食べ

ホトトギスがないてる xusa

  1. 2009/06/16(火) 23:06:34|
  2. 草で作られたもの

梅雨のコケ散歩

こけ1 こけ2 こけ4 こけ5
宮崎県の飫肥城下町に世界で唯一の蘚苔類専門の研究機関がある。服部植物研究所。いわゆるコケの標本がたくさんあつめられている。
もちろん付近の森はコケの宝庫。
コケをちょっとでも知ると、道草がいよいよとまらない。散歩といいつつ立ち止まってばかり。
雨の日こそコケがいきいきしているので、ちょっとくらいの雨なら大歓迎。

sense of wonderで、レイチェルカーソンは甥っこと雨の日にレインコートを着て外にでてトナカイコケのじゅうたんに喜ぶ様子を、ありありと描いている。実はそれは専門的にはコケではないということを今回知ったのだが、とてもステキな描写で、雨やコケというとその様子が浮かぶ。

平年より11日遅れで梅雨入りした日、カニもカエルもぬれてうれしそう。わたしがやってきて迷惑そう。。musi
  1. 2009/06/12(金) 14:43:49|
  2. 自然環境

ほたるぶくろ

ほたるぶくろ
ホタルブクロが咲きはじめた。ことしは草刈りがおくれているのであちこちにつぼみをつけている。
おじさんの体調がすぐれず、おじさんが外にでることのない田植えになった。
「もう来年は田んぼしないよ」とおばさんがいった。
おじさんが手入れしていた雑木林に下草が伸びている。おじさんが外に出なくなると風景はかわる。ひょろひょろとヒメジオンが風にゆれている。
ふだんは「そんなに草とりばっかりしなくていいのに。。。」と思うわたしだが、なんかさみしい。すごくさみしい。
雑木林の横を通るたびに鼻がつんとして目の奥があつくなる。自分がこんな気持ちになるとは思ってもみなかった。 musi
  1. 2009/06/08(月) 21:19:52|
  2. 田んぼ

ここにあるものを

萩の朝
高校を卒業して東京にきたころ、友だちが「親のしいた線路からはずれるのもたいへんなんだ」といっていたことをおりにふれ思い出す。たしかお父さんが凄腕弁護士だったのだけど、彼は法学部でなくて経済学部のほうを選んだ。
なんでまたこんなことを思い出したかというと、自分の運命をうけいれている人にあったから。陶芸家の濱中史朗さん。前に東京で会ったとき、とても運命をうけいれている、って感じがして、それがその人の魅力、作品にもその人じしんにも、なっているような気がして、今回彼の工房にいってより強く感じた。

そこはお父さんが陶芸をしていて萩焼きの産地でもある。
彼は自分のみぢかにある道具と素材を使うだけだ。なのにまったく彼にしかできないものができている。
重いのに軽いというか、ずっしりして自在というか。 musi
  1. 2009/06/04(木) 15:43:56|
  2. 徒然