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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

おいしい道 

カメラをもっていき忘れたので、あの衝撃的な場面をお見せできなくて残念です。
すごいんだよー。道が食べられていたんだよ。
それは田んぼの手作り畦道。初代に私が3ヶ月もかけてつくり、その後何人もの
友人が土をもってくれたあの道は、そんなにおいしかったのね。
ウソじゃないよ、ほんとにあの畦道を端からはしまで、掘り起こして食べちゃっ
たんだよ、イノシシさんは。
で、ときおり田んぼにも入って植物性タンパク質を食べたんでしょうね。
シカが入って、イノがはいって、結局お米は彼らと山分け。

にしても、道喰うイノシシの図。目にうかびすぎて、楽しませてもらいました。
夢を喰うバクも顔負けだね。

食べられた道は復旧できぬまま、柵ははりました。

そしてお知らせ。
ソトコト連載二年目のスタートは「稲、イーネ。」、レイアウト一新してます。
呑気にこんなタイトルの原稿を書いている場合でなかったのかも。ちなみに次号
は里芋。そこにイノシシのことを書いたんだけど。musi
稲

  1. 2009/09/24(木) 22:06:42|
  2. 田んぼ

思いの伝わりのはやさ

R0010284.jpg 友人の蜂箱@葉山奥地


十年前ほどから、新しく人と出会うと
その人はどこかで必ず知り合いと繋がっている。。

ということだらけになってきて、
この数年はそれに加えて、自分がやりたいなあ、、と思ってることは
みんなも同時期に同じく思ってる、
ということになってきている。

伝わりかたの高速化、浸透力のすばやさ、感覚の共有感が増している。

養蜂
数年前からやりたいなあとおもっていた。
このところ、久しぶりに会う人たちが、蜂をはじめた、という話が続いて驚いている。
始めていなくても、やりたいんだよねえ、という人がほんとに多いんだな。

私が思った頃も、たぶんみんなが思い始めた頃も、まだ世界各地で蜂が姿を消す以前。

なんらかの信号を蜂から、自然界から、送られてたんだろう。

周囲の環境のあやうさと、人の動きの伝わりの早さは連関していると
つくづく思うこのごろの、世界のありかた   xusa

  1. 2009/09/18(金) 16:28:16|
  2. 自然環境

満月の田んぼ

稲が稔ってきました。けっこう病気やらカメ虫にすわれたりもしているが、9/5
日現在、シカは入らず。
シカの鳴き声はしたけど、まだほっておいてくれている。
でも来週あたりはネットせねば。xusaがmusiの二年前の誕生日プレゼントにくれ
たネットを。
とりあえず、木酢をまいて、翌日の夕方には柿酢をまいた。すっぱい匂いがきら
いだといいんだけど、シカさま。

小豆もふくらんできました。わたしたちの餅米は不調なのでみさちゃんが「餅米
は用意しとくべー」といってくれました。

米はまだですが、栗とクルミとドングリをひろって、満ちる月にささげました。
まんまるまんまる、ぷっくりふくらむもの。musi

あずきさや9月5の稲



  1. 2009/09/12(土) 14:54:09|
  2. 田んぼ

夕暮れの光の海原に漕ぎ出でる

090905_1746~0002 スタンドアップパドルボードで海を散歩  photo by sou

ボードに乗って、夕陽を追って、海さんぽ・・
あっという間に沖へ

もう夏は終わったはずなのに
連日海へ・・身体がもとめている

この夏はじめて知った海世界
これまで陸という片方の世界しか知らなかった
もうひとつあるのだ
すばらしく深い世界、息づかいを切りかえる世界が

潜るってなんて素晴らしい
シュノーケルで潜れるようになると、表面で泳いでいたときとはおよそ次元の違う展開となる

なにものかに

包まれ
受け止められ
ゆるされる


これまで知らなかったピースフルな感覚
イルカの脳になったよう。。
ゆるゆるとたのしい くるくるとまわりたい

地上の平和の質とちょっと違う、、

奥に眠っていてこのまま眠り続けるトコだった大事なものが、海水に呼び覚まされ、起こされて前面に登場してくる
そんなかんじ

すべての素にタッチできている、その触感

そして葉山の海は実はとても豊かだった
この夏は水も透明で
たくさんの小さな熱帯魚たちと泳いだ
ほんとうにしあわせだった。。。

ほんとは知っててすっかり忘れてたものに
ふたたび出会えた
ことしの夏

感謝します    xusa


  1. 2009/09/06(日) 21:14:02|
  2. 海辺の生活

草つき慈味カレー

夏の終わりはいつも葉山だったけど、なかなか行けずに、嵐のあとにすべりこみセーフで逗子の海。
矢谷左知子のランチを食べにシネマアミーゴヘ。

さち運び1

ツユクサと天草つきのカレープレート。
天草はほんのり赤紫蘇風味のところてん水菓子になっていた。
赤かったころの天草を思い出しました。
チャパティでお皿についたカレーやライタを拭き取るしかけです。
インドの人はなめたりするね。最近はしない人が増えたみたいだけど。
きれいに食べたよ。もちろんおいしかった。今度の草メニュー展開が楽しみだ。雑魚メニューってのも。

海をみながら海の話をたくさんした、暦のうちあわせも。
草暦、来年はちょっと変わる。広がりそう。もぐってもぐってとんでとんで。 musi

さちプレート1

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この日のメニュー  ・慈味カレー(夏野菜添え)
          ・マハラジャライタ
          ・エリンギとにんじんのマリネ
          ・ターメリックライス・つゆ草添え 
          ・ミニチャパティ
          ・自分で採集した天草を干してつくったデザート 
            自家製赤シソジュース入り・黒蜜    でした。 xusa
     
  1. 2009/09/03(木) 19:01:16|
  2. xusaのしごと

二百十日の樋問題

つたつた

9/1日は雑節で二百十日、立春あたりから数えて210日目。
ああ、あのころからもう210日もたったのだ。
今日8/31日は関東あたりは嵐です。
窓の外をみようとしたら、10日前に写真を撮ったツタさんが育っていた。

感心していたら、アキさんが「裏の人に木(エノキ)をきってくれといわれた」という。隣の人からもいつもいわれるけど、理由は「落ち葉が樋につまる」から。
もういっぽうの隣の人はうちの樋にツタがからまっていくのを心配してくれて、会うたんびに「おたくの樋に今年もツタがからみそうですよ」といってくれる。
そうしてときどきカットする。(カッとするわけではないよ)

落ち葉のつまらない樋になれば木をきらなくていいのかしら。 musi

  1. 2009/09/02(水) 17:57:06|
  2. 七十二候