草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

早起きは

この春から早起きに目覚めて、夜のお誘いは極力おことわりして、体質改善(?)をはかってきたのですが、このところ(日本からは)地球の裏側のグラフィックデザイナーとやりとりすることがつづき、さらに暑くて寝苦しいのが重なって、早起きはどこへやら。。。
でもやっぱり早く起きるといいな。

あさいね

くも2

くも1


いねはな
8月23日朝の稲の様子。守り神のクモたちの家も光る。musi
  1. 2010/08/25(水) 08:19:47|
  2. 田んぼ

藍色の指先

藍染めをしたすてきな女の人が、染まった指がうれくしてそのポートレートを送ってくれた。まいゆび

そして昨日はIIDで子供たちとの生葉染め。午前中はこの世に出てきて4年目とか、そういう子たちばかり。ぬるぬるの藍の汁で遊びました。
どろんこあそび、草ぬるぬるあそび、わたしもいろいろやったなあ。(そして今でもやってる!)

手を洗ったあとであまり色が残ってないけど、かわいい指先。
kodomoubi

今年は世田谷ものづくり学校ではこぼれ種子からの発芽が少なく、追ってやった種まきもおくれて、あたたかくなってからだったので、いたいけな芽がダンゴムシたちのスプラウト食になったり。秦野から移植して、なんとかかんとか帳尻あわせ。と思いきや、ひでりつづきの都会で、水やりもままならずいたら、葉っぱがちぢこんだり...。自分の都合もあってなかなか手入れにはいけず、けっこうつらかったけど、染まったときのみんなの笑顔にすべてはふっとぶね。
草や虫などの生き物と、それがいきるところとの関係とか、ぜんぜんわかってないのに、たくさんの贈り物をもらう。

もうすぐ満ちる月は煌々として、まだ暮れきらない都会の夕空にも輝く一番星。
その風景の一瞬の中でいろんなことを感じる。
何にも意味も意図もないのか、あるのか、あるように錯覚して、ゆくのか。
染まった指先はその人の体の一部、宇宙の一部、そしてすべてでもあるみたい。  musi
  1. 2010/08/22(日) 09:11:44|
  2. 季節の行事

海の日々



あしたは処暑
暑さも一段落
いよいよ夏も終わり
残暑は続いてるけれど、日差しの力は弱まったなあ
ちゃんと終息し、次に向かう季節の妙

このところ毎日海にはいっている。
陸でしっかり汗をかいて海に飛び込むしあわせ。
一気に涼やかな身体に入れ替わって、また陸にフレッシュになって戻ってくる。
その合間に綱わたり
我ながら体力あるなあ
暑さも自然のそばにいると、うまくやり過ごすことができる。
木々やきれいな水、海は生物にとってほんとうに大切。
夏の木陰はほんとうに生きかえる心地する。植物の力にたくさんの恩恵を受ける季節。
木をやすやすと伐り続けているこの半島の開発をほんとうに憂える

きのうは葉山のダイビングポイントに初めてはいってみた。

何千、何万というシラスの群れに囲まれる。
水のなかで光を受けてキラキラ透明な小さな魚たちの中に包まれた。
いとおしい命の集合体。
これをいただいているんだなあ。
下のほうには大きなクロダイの群れもダイナミックに通過
コバルトブルーのルリスズメダイ、黄色と黒の縦じまのオヤビッチャたちも群れをなしてる。
すぐ近く、こんなに魚たちがいたんだ。ほんとにおどろいた。

夜は仲間が潜って採ったサザエを食す。サザエ、ありがとね。命いただいた。
キモを炊き込んだサザエ飯は絶品。
身をオリーブオイルでソテーしてジェノベーゼ&レモンも素敵な味。

海って、しあわせな時間を授けてくれる。
膨大なエネルギーの満ちるところ、命の源
やってきてやがて還るところ
歩いて数分の海なのに、これまで何も知らなかった・・
今は当分海に浸って、身体に染ませたい。

xusa
  1. 2010/08/22(日) 08:31:53|
  2. 海辺の生活

草間の宇宙



xusaが週一回、草ランチをつくって出している、逗子のCINEMA AMIGO(シネマ・アミーゴ)で今週おもしろい映像を上映しています。

夏休み子供企画  「草間の宇宙1」栗林慧さんの作品  *CINEMA AMIGOの仲間の栗林隆くんのお父さまです。

自作の特殊なカメラで撮った昆虫たちの超ドアップの映像には、もうビックリ!オモシロイ!
興奮しました。
バッタも手を使って、うちの猫のように器用に顔を洗っています。ものすごくカワイイ。
両手で葉っぱを押さえてムシャムシャと食べる姿もなんだか人間の幼児のよう。
ああ、いっしょなんだな、あんまり境がないな、と素直に思え、ムシたちがとてもいとおしく、感銘を受けました。
今はもうゴキブリも逃がす私ですが、ますます虫にも心が向かいます。
なにしろその形が魅力的!ものすごく多彩で芸術的!命の進化の妙にも心打たれます。
そして、これらの虫たちが、土や草などの地球の地面付近の環境をカンペキに作り出す役割を担ってくれていると思いました。
彼らがいなくては私たちは生存できません。
それがよくわかりました。
にしても虫たちの外見の美しさは奇跡のよう、
それに比べると人間の身体はほんとにシンプルですね。

お近くの方はぜひ見にいらしてみてください。
http://cinema-amigo.jugem.jp/?eid=400

xusa
  1. 2010/08/18(水) 08:39:33|
  2. 草と虫

風景をつくったひと

秦野のおじさんが亡くなった。享年95歳。

88歳のおばさんがずっとおじさんのことを話してくれた。一度もけんかをしなかったって。わたしにはおじさんがときどきおばさんにどなっているように感じたこともあったけど、そんなのけんかじゃなかったんだね。
そして「おじさんはもてたんだよー、つきあってた人もいたらしいんだけど、お茶を飲んでくれたからねえ」なんて自慢して、お見合いから初夜の話もしてくれた。
昔はお茶を女性が出して、それを飲んだら「オッケーってことだっただよ」。
世間的には長寿を全う、夫婦を添い遂げたというのだろうけど、別れはさみしく「まだ帰ってくるような気がする」って。

今年は猛暑、日照りに不作なし、の言葉どおり、秦野あたりはイモチ病も出ず、このままいけば豊作だろう。去年が最後の田んぼで、今年はせずにおじさんはいってしまった。おじさんが仕分けしてくれた里芋は葉をゆさゆささせている。
主のいなくなった雑木林は天然にもどろうとしている。畑の草も伸び放題。おじさんがいて、存在した里山の風景。
確実にかわるんだ。何かが私の中でもかわりそう。おじさんにあえて、幸せでした。musi


稲刈りおじさん
4年前。稲刈りを一人でするおじさん。


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musiが季節の野菜をつくっている雑草園には、たんぼ、草の調達や味噌つくり、ワークショップ、暦会議
なにかとお世話になっている。
いつもばたばたとんぼ帰りで、ご近所のおじさん、おばさんには触れ合う機会のないまま。
でも雑草園に行きつくまでの両側の田園風景を作り出してきた方たち。
その場に居続けて何十年、歳月でしか造り出せない景色は尊かった。
今この国だけでなく、世界中で、こうした小規模の、生産のために手入れを続けた結果つくり出された
誠実で地道な、自然との調和のとれた風景が失われている。
次の世代の私たちはもはやこの景色をつくる日々にはいない。
確実に変わって行くんだね。  xusa




  1. 2010/08/07(土) 21:59:16|
  2. 自然環境