伝説の旅食堂でサポートをしていたキヨが小豆味噌をつくったのを知って、去年は二斗だけ仕込んでみた。小豆は大豆より高いし、失敗したら、、、と思って少なくしたのだけど、思いのほかおいしくて、ことしは堂々16kgの小豆を購入(うち200gは自前小豆、ちなみに去年は20粒くらいだったかな)。私の味噌道楽もここまできたかあ、と半ばあきれたが、もともとは「おばあさんになってもできることを」とはじめた杉桶四斗味噌仕込み。たいまぐらばあちゃんのことを教えてもらった南部桶正の桶で、かれこれ7年くらいやっている。いつもxusaをはじめ、とびきりおいしい友たちと。
2009緑の糀2010小豆味噌仕込んだあとは、ヨガティーチャーでもあるまいちゃんヨーガとたくやカリンバで至福のとき。
そして翌日は、ついに籾すり。



なんやかんやと文句をつけてた非電化工房の籾スリマシーンは、要は外れた籾と米を箕でふるえるかどうか、の問題で、これはひとえに自分の技なのでした。
たまたまカトラリーを制作するための木をとりにきたhasuikeのともちゃんが、子供のころ鳥の餌をふるうのが好きだったとかで、すごく上手なのでした。でも、箕でわけながら、ふーふーと息でとばすので、 kumakoもhakkaもみんな酸欠になりそうで、やっぱりみさちゃんの機械を借りた。でも半分だけにした。あとの半分は、箕でふるう練習にしよう。息で吹かなくてもできるように。
マラカスの要領でtakeが箕をゆすってたのがなかなかでした。踊るようにできたらいいのにね。これもばあさんになるまでの課題だわ。musi
- 2011/02/27(日) 11:35:17|
- 季節のしごと
-
-
きのうの朝はへたっぴウグイスの初鳴きで目覚めた。
わー、来たー、ついにこの季節。
朝ウグイスの声で目覚めるしあわせ、
鳥の声はどうしてこんなに幸せな気持にしてくれるのだろう。
鳥の声や鯨の声は特別なもの、地球のギフト。
生まれてはじめて鳴いたんだろう。
つっかえつっかえでぜんぜんリズム感なく音痴なかんじ。
あまりのヘタさに自分でもいやになったのか、はやばやとやめてしまった。
練習して上手になってね。
急に春になった「霞始めてたなびく」日
xusa
- 2011/02/25(金) 20:12:47|
- 七十二候
-
-

乾燥しているせいもあるけど、少ない柴(薪というほどのものではない)で上手に料理する手際。ひとつのカマドでおいしいご飯ができてくる。
インドでは毎日ヒエやシコクビエを食べた。山の水も飲んでお腹は元気、ノグソも快調。
ヒエは鳥よけがたいへんというので、栽培をするのをためらっていたが、今年はやってみよう。精米(精ヒエか)がたいへんだとかいろいろいいわけしてたけど、地面に穴をあけて棒でつくのもみせてもらったし。(しかし私にはその穴に力一杯棒をつくことがなかなかできなかった。。。)

写真中上の小豆色のものはシコクビエのおねりみたいなもの。これをチャパティにもするけど、そばがき風にもする。
13年ぶりのインドの旅ではたくさんの宝物をいただきました。
どこででも何をしてでも生きていけるし、生きていきたいと思ったよ。ありがとう。musi
- 2011/02/22(火) 16:06:36|
- 旅
-
-
ケイタイ写真なのでぼけてます。今日は伊豆の山のなかで虹をいっぱい見た。
ヘアピンで曲がると見えなくなって、次のカーブでまた現われる、といった具合に。
そのつど大感激。
虹をみると、なんでこんなに浮足たつのだろう。
虹を抜けると、今度はびっくりするほど大きな満月を海に見た。
なんてしあわせ日だろう。
しかし「虹始めて見る」は今年は4月15日。2ヶ月も早いな。
山から生まれたような虹でした。 xusa
- 2011/02/18(金) 22:56:35|
- 草暦
-
-

火曜日はCINEMA AMIGOでランチを出しています。
きのうはヨガ・ティーチャーのmanaちゃんが手伝ってくれて、黒板にメニューも書いてくれました。
とてもステキだったのでパチリ。
ランチを撮るのはわすれました。
でも
こんな感じです。
葉山の旬の海の味、ハバノリやヒジキ、近くで採れた無農薬の三浦大根、ニンジン、ブロッコリ、musiがつくったヤーコンなんかをつかっています。
xusa
- 2011/02/16(水) 11:05:48|
- 食べ物
-
-

わたしたちは暦なんてものをつくっていて、ちょっと陰暦を混ぜたりしている。今の時代にも自然を感じるために、とかなんとかいって。。。
でもそんなカレンダーなどなく暮らしている人たちに会った。いや、紙に書いた暦がないだけで、天をあおいで星や日や、雨を見て、よんでいる。
北インドの山のおばあさんに、ヒエの種をまく時期をきいたら、「雨のとき」といった。その人の娘が生まれたのも雨のときだ。
干支の話になって、24歳だという男の人に思わず「何月生まれなの?」ときいたら「わからない、4月か5月」といわれて、相手が若くてちょっと里に降りたところだったので驚いた(で、驚いている自分にあきれたのだ)。でも別に何年何月何日に生まれたって、干支や星占い、戸籍の管理以外は、わたしたちの人生にそんな大きな問題はないのだ。
干支も星占いも、とあるグループがつくってきた基準で、絶対的なものではないし。
去年日本で、死亡届けが忘れられていて、「生きていれば200歳」とか話題になったけど、ひとりのこらず国が帳面に人口を書き込んでいるというのも、極端な執念だ。
システマティックに合理的にすることは、ひとつの基準を人が人に強要することにもなる。伝統的な祭りといわれるものも、恋人との約束もひとつのしばりだ。たくさんのものを一度に運ぶには、ひもでしばるのがいいもんね。
星をみて、手足をつかって、ゆるやかな約束をして、おいしく食べて笑えたら。

そのゆるやかな約束へむけて、来年の草暦、つくれるかな。musi

- 2011/02/10(木) 14:54:05|
- 旅
-
-

北インドの冬は気温差が大きくて夜は冷えるけど、ガオン(村)の家は牛の糞でできていて、それがとてもあたたかい。赤土を少し混ぜた糞を塗り込めた床に数枚の布を敷いて寝た。
背骨が出ているこぶ牛とともに、というより、そのこぶ牛の中で暮らしている。
牛はいつもこっちを大きな目でみつめる。少し首をかしげてじっとみつめられると、わたしははずかしくなって目をそらす。

musi
- 2011/02/07(月) 12:12:17|
- 旅
-
-

来週、葉山でこんな講座を主催することになりました。
サーフィンをはじめるきっかけをくれた友人とともに。
ときどき行ってる東京の気功のクラスで指導されている三代さんをお呼びして。
大地へのグラウンディング
身体がまちがうことなく接地した時の、その感覚、
それは実は当たり前のことなのに、ふだんなかなか意識出来ないことです。
都会で暮らしていたりで、一生それを知ることなく過ごす人のほうが多いかもしれません。
草の仕事を始めた頃に、さいしょに実感したのがそれです。
物理的、身体的に、というより
直感的にからだに入ってきた・・
地球にまさにアースした感覚、
他に何もいらない、という充ちた心持ち。
自分のなかに拠り所を見いだし、ひとりでスックと立てる、しなやかで強い、その感覚。
ああもうだいじょうぶ。
今回のWSはその着地感を明解なアプローチで実感させてくれる時間です。
とにかく身体を楽しく使うことが大好きな私は、地球の軸とバランスをとることを、小さいころからずっと楽しんできました。
なので2年前にツナ(スラックライン)と出あったときには、もう身体は大喜び。
これはおばあちゃんになっても続けたい。
きのうの朝ツナではまた新しい技を身に付けることができました。うれしいな。
そういえばツナにさいしょに出会わせてくれたのも、このワークショップをともに企画した友人です。
からだ感覚友だち。
身体を持って生まれたことを全身で喜べる、そんな身体とのつきあい方をしていきたい、つくづくそう思います。
xusa
- 2011/02/05(土) 19:04:41|
- からだとこころ
-
-
新年あけましておめでとうございます。
去年の夏。坐禅のあとの綱渡り!2/3
元旦
節分
新月
またあけました。
そして今日は立春、とても暖かな日でした。
初春
すっかり旧暦が身になじんできたように思います。
とくにお正月、この時季のほうがしっくりほっくり来ます。
ま、2度しみじみできる・・この感じはとてもいいですねえ。
今日は葉山でもツナはじめ。
朝ツナ。朝6時半に海辺の公園に集まって、今日は3knotの寒川さんが各ツナ合計4本にお神酒をささげ、初ツナでした。笑
今年は春からいろんなことが希望に満ちて久々に大きく動くものがありそうです。
光は春。
海の光が身体を洗い晒してくれるようです。
xusa
- 2011/02/04(金) 19:27:03|
- 草暦
-
-