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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

2012年草暦 できました!!!

koyomiall

左から 折り本仕様、つり下げ仕様、包み紙

サイズ 96mm X 210mm
色 松色あるいはコケ色
紙質 楮とマニラ麻


価格

 つり下げ仕様 1部 1000円
        5部以上 800円/部
        10部以上 700円/部
        30部以上 600円/部

 折り本仕様  1部 1200円(自分で折る方はつり下げと同じ1000円で、割引も同じです)
        5部以上 960円/部
        10部以上 840円/部
        30部以上 720円/部

*ご予約お待ちしております。
 矢谷左知子   xusa_sアットオドロクybb.ne.jp
 石田 紀佳   lamudaアットオドロクya2.so-net.ne.jp 電話03-3485-2464 ファックス3468-4014



印刷屋さん、断裁屋さん、みなさまありがとうございます。

つりかべ

つりおき

おりおき
 

  1. 2011/10/30(日) 09:08:28|
  2. 草暦

米と研ぐ、炊く、蒸らす

飯炊きワークショップのお知らせを以前にしましたが、ようやくそのイベントのhp告知ができました。
立花英久さんの写真がきれいなので見てね。湯気が~~~~~~~

komedougu
2011年11月2日(水)から11月7日(月)まで
12:00~19:00 東青山にて 根津美術館の向です。

今回は道具をセレクト制作する東屋が長年かけて開発したお釜がともかくいいのです。これは普段は辛口というか、あまり道具をほめないmusiも、ほめたくなってしまうもの。伊賀の土も職人の柴本さんも、またあきらめない東屋も、すばらしいのだと思う。土鍋は往々にして重く、また重い方がおいしいご飯が炊けるのですが、日用品としての使い勝手から、ぎりぎりまで軽くしてもらいました。私は二合炊きを使っています。
なんかマニアックだけど、内蓋なんか、洗っているときすごく気持ちいいんだよねえ。柴本さんにはお会いしたことないのですが、陶芸家とは名乗らず職人であるのが、恰好つけでなくて、ほんとうなんでしょうね。

さて、あさってくらいには、草暦のお知らせができそうです。待っててね! わたしたちも待ち遠しい。musi

  1. 2011/10/28(金) 21:34:51|
  2. musiの仕事

虫供養

お友達の愉快さんから手紙がきてこの記事が同封されていました。もっと早くに送ろうとしていたらしいのですが、のびのびになったとのこと。去年の11/29日付けの朝日新聞です。

虫供養

福島県三島町、奥会津地方です。新潟に近いところなので、津波の被害は直接はなかったでしょうが、地震はどうだったのでしょか。15世帯の方たちはどうされているのか気がかりです。ほとんどが60代以上とのこと。

毎年11月10日にされているということは、十日夜の月送りと関係がありそうです。私も今年は虫供養をしようと思いました。ちなみに今年の十日夜、神無月十日は11月5日です。半月よりもふくらんだ月。満月まであと五日の月に祈るんですね。  musi
  1. 2011/10/27(木) 11:14:52|
  2. 季節の草虫

蟋蟀戸にあり

111020_1022~01

先週の10月19日は七十二候の「蟋蟀戸にあり」

春から生まれ出た虫たちが還っていく時季

庭にも行き倒れの虫たちがつぎつぎと

まだ生きてるのかな、と思う姿でそのままこと切れているカマキリや

迷い込んだまま次の日動かなくなっていた蜂や

生を終え、もとのところに還っていく、いのちたち

その繋がりにいつの日か連なる

xusa
  1. 2011/10/26(水) 20:53:11|
  2. 七十二候

ひきがえると小説

いるんじゃないかと思って、そっと板をどかしたら、やっぱりいた。
ひきがえる。
よもぎ上原の小庭のレイアウトを少し変えようと、今日ははりきっていたのですが、ひきがえるの冬眠する場所(セメントマスの上に板を渡して植木鉢置きにしていた)をいじれないので、あっさり作業は終了。

それでいそいそと織田作之助の「放浪」を読んだのです。
おととい行った古本屋のおねえさんが好きだといっていたので。
そのおねえさんとの話で私は思い出したことがあったから。
父が脳梗塞で倒れたあとに、机の上にこの織田作之助の「夫婦善哉」が載っていたこと。
織田作之助の作品は一度も読んだことのない私はこの小説はドタバタ劇のようなお笑いの系統だと、勝手に想像して、父はこういう本なら読めるのかな、と変な感じがしたのでした。
でも「放浪」だけを読んだところ、きっとこの大阪あたりの貧しくてうら寂しくて、やりきれない笑いがあるような、悲惨ともいえるそのままの現実、のようなところが父の幼少の頃と重なっているのかと思い当たって、夜半からの雨に父のことをあれこれと映す。

ひきがえるのまぶたが見える。なまあたたかい雨に目をさましたかも。

musi


  1. 2011/10/21(金) 23:17:07|
  2. 季節の草虫

リスのおとしもの

111020_0928~02


朝起きると玄関先に、カラスウリの落としもの。

リスの朝ごはんでしょう。

このまえは山道のカーブで出合い頭に、向こうから歩いてくるリスとバッタリ。
お互いどうやって道を譲ろう、と見つめあってたら、
あちらのほうが、たたた、と木に登ってくれました。
おとといは目が覚めるほど美しい色をまとったオスのキジが目の前を横断しました。

ここにいると動物たちと対等にいられる気がします。

そのうち山猫から手紙もらって、ドングリの裁判に付きあってそうだね、
と友人に言われてうれしくなりました。

::

今、北海道では「ヒグマが出没」なんて問題になってるけど、ヒグマが問題なのではなくて人間が問題。
「人間が出没」なんですね。
この山だってそう、リスやキジにとっては私たちが押し寄せてきた、ということ。
生きていく圏内がどんどん狭まっていくってほんとに苦しいことだと思います。
いま北極圏の白熊たちもそのさなかにいる。
「共存」はとても大切な地球のテーマです。

どの本だったか忘れましたが、星野道夫さんが、都会の雑踏を歩いているそのときにも、森では熊が今、倒木を越えているのだろう、というような記述がありました。
その気持が私もいつもどこかにあって離れません。

xusa

  1. 2011/10/20(木) 10:06:58|
  2. 海辺の生活

たいまぐらのレシピ貼

早池峰山の麓、熊のそばに暮らす安倍智穂さんが「森の食卓 たいまぐらのレシピ帖」を出されました。めくっていくと、桶屋のおかみさんとして、結ちゃんの母として、そしてチャーミングな女性として、生きてきた智穂さんの暮らしぶりがわかります。
ページを見た後、はーっとためいきをついて、お腹がすいたなあ、ここにのっていたキッシュが食べたいけど、今すぐはつくれないしリンゴでも食べるか……と表紙の裏を見たら、なんとそこに「草暦」が登場していました。たくさんの保存食の瓶のコーナーの壁に。
れせぴちょう

アップにすると、
壁の暦

これは2010版ですね、ということはこの写真は去年の11月に撮ったのですね。安倍家には結ちゃんの版画と詩でつくるすてきなカレンダーもあるのに、毎年使っていただいて、とてもうれしいです。北国なので、草暦の季節感より早かったり遅かったりするんですって。musi
  1. 2011/10/16(日) 09:46:30|
  2. 食べ物

草暦、進行中、、

5a.jpg のしつつみ12.jpg

いろいろあって、やっぱり今年も遅れてしまいました、
草暦、やっと印刷にだせました。
あがりは、はて、いつでしょう。。

とはいえ、
11月3日には、去年同様、葉山で「焚き火マーケット」があり、そこで初のお目見え、を目標にしています。
できるかなー?

2012年の草暦は3年ぶりに草色です。

去年印刷屋さんの手違いで切り落とされてしまい、ざんねんむねんだった、余った部分でつくる熨斗紙作戦、
今度はうまく暦を包めるといいな。

熨斗のマークは葉山のワカメ。

印刷あがりまで、ドキドキワクワクです。

xusa
  1. 2011/10/14(金) 10:59:46|
  2. 草暦

飯炊きの会

新米の季節がじゅんじゅんにやってきました。台風でたいへんだったけど、秦野のたんぼもはざがけの景色。
今年はわたしたちは田んぼはせずにいましたが、米の縁というのか、この秋開催の青山の日用品の店「東青山」で「米を研ぐ、炊く、蒸らす」という展示のお手伝いをし、飯炊きワークショップをします。
11月4日と5日です。
長らく白米を自宅で炊くということがほとんどなかったのですが、今回は白米を木桶で研いで、土鍋で炊くワークショップの案内役に抜擢されてしまいました。実は夏中たいへんな苦労をしたのですが、それが新しい発見の連続で、とてもおもしろい経験となりました。(まだ続いてます)

どうして白米への偏愛が生まれたのか?

それがよーくわかってきました。そして、釜と火加減の微妙な具合などもいろいろ試して、熱と味の関係も知りました。祖母にごはんの炊き方蒸らし方を知らず知らずに教わっていたことにも思い当たり、ありがたい気持ちになったり。

前回の梅に続いて立花英久さんがお米にまつわる冊子をデザインしてくださいます。どんな姿になるのか楽しみです。

おひつこめ musi
  1. 2011/10/12(水) 15:47:44|
  2. musiの仕事

草弁当@CINEMA AMIGO




久々にアミーゴのキッチンにたって、テンテコマイでお弁当をつくってきました。
いろんな人が来てくれて、お弁当を楽しんでくれて、いい一日でした。

ふたを開けると・・

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・ ヒジキごはん柏葉包み
(ひじきは葉山真名瀬で採って蒸したもの)
(柏の葉はmusiの畑のとなりのおじさんのところで採らせてもらい塩漬けにしてたもの) 
・ レンコンと高野豆腐のカツ
・ 里芋・ナス・ピーマンの揚げびたし
・ さつまいものマハラジャライタ
・ さつまいもの葉っぱ炒め
・ 梨ときゅうりのタヒニ・サラダ
・ みょうがのナムル
・ 干しダイコンの漬物

ひとつの箱のなかの世界
お弁当づくりは相当たのしくて奥深いですね。

xusa


  1. 2011/10/09(日) 10:52:02|
  2. 草で作られたもの

秋の虫音

すずめバチの羽音はいかにもこわい。weedhouseのデッキに5年ぶりに巣をつくってくれたもんだから、またまたすずめバチとのおつきあいがはじまりました。前回よりもおつきあいはうまくなったようですが、うまくなりすぎて油断すると、そろそろ彼らも繁殖大詰めで神経質になってくるので、うっかり巣の下でダンスなんかしないように気をつけています。

夏も虫がかっぱつだけど、秋の虫の動きようったら、なんかほんとに人みたいです。せっせこ働いている。
そして恋の歌。
雅楽、環境音楽系、ロックいろいろあるみたいで、なかでもガチャガチャ虫は、タデ食う虫も好きずきというか、どうしてあんな音にひかれる女の子がいるのか、わかりません。ノイズ系にゆさぶられるタイプなんだろうけど。。。musi

注:ガチャガチャ鳴くクツワムシの写真はありません。脚が長くてかっこいいよね。musi


susuzumebachi
巣をクリックして拡大すると出入り口で見張っているハチが見えます。

tentoukiku
菊のつぼみはまるまるつるつる。てんとうむしがあぶらむしをとってますね。

kamemusi2kamemusi
カメムシシリーズ
  1. 2011/10/09(日) 10:26:58|
  2. 季節の草虫

しあわせな食事のための映画たち@CINEMA AMIGO

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久々にCINEMA AMIGOランチ。
ずっとお休みいただいていました。
これからときどき、できるときに。

今回は草弁当
三浦のたかいく農園さんの旬の無農薬野菜と、葉山の漁師、四郎さんの採った海藻のお弁当です。
よかったらきてくださいね。
(10/8のみ)

映画のテーマは「海と森と食」
上映作品は『食卓と海─水産資源を活かし、守る』『海と森と里 つながりの中に生きる』

初日8日はゲストトークがあります。
瀬戸山玄氏(ドキュメンタリスト。著書に「野菜の時代」「唐桑・海と森の大工」「里海に暮らす」など)

くわしいことはCINEMA AMIGOのサイトをどうぞ。。

xusa

  1. 2011/10/07(金) 10:04:14|
  2. 草で作られたもの

あたらしい自分になる手帖 に

身近におきたい本のような手帖を服部みれいさんがアスペクトから出されました。そこに「季節のアイデア貼」の協力をしています。TABIの佐々拓哉くんがmusiを推薦してくれて、月ごとに自然と暮らす簡単な手仕事を書く運びとなったのでした。
編集は野田理絵さん。ルシャレではじめてうちあわせしたとき、なんて手のきれいな人なんだろうと思ったのですが、その美しい指でmusiの原稿に赤をいれてくれて、読みやすいものとなりました。
草暦の案内も載せていただきました!

手帖


あたらしい自分になる手帖はみれいさんの前著「あたらしい自分になる本」の実践版ともいえます。手帖の小口はまぶしい光の色。2012年がメインですが、今年の11月から使えます。

今回、みれいさんと交わしたことばが、わたしをあたらしくしてくれたようです。それは気づいていく、気づきつづけていくということ。musi



  1. 2011/10/05(水) 14:45:24|
  2. musiの仕事

還ってゆく葉っぱ

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バツグンのデザイン感覚

この時季、毎日山から無数に降り注ぐ、葉っぱのおたより

うつくしすぎて日々おどろかされる

xusa



  1. 2011/10/01(土) 11:24:47|
  2. 葉っぱ