おばさんがまだみかんがあるから全部とってくれとおっしゃるので、福島の西山さん作のしょいかごをしょってみかん丘へ。
おばさんに「いいかごだねえ、それならたくさんもってけるよ」と褒められる。新品のランドセルをしょった小学生気分で照れてると、「両手があいてるから、これももってけるだろよ」と白菜までくださった。
葉っぱ付きのみかんは春までもつんだって。
と、こういう暮らしをしていて、かつ携帯電話ももっておらず、いまだにG3ジースリー使用(macのos9)のmusiは、さぞかしパソコンには弱いだろうと思われているみたいなんですが、ところがどっこい、そーでもないのですね。
というのも、なんでも自力でやるのがスタンダードな性格なので、パソコンのセットアップは昔から業者にも男にも頼らず自分でやってきた、、、だからちょっとはできんだよね。
と、なぜこんなことを書いているかというと、xusaがうちの不死身のG3のことを「こんな長持ちするマックはめずらしいから、マックの人に教えてあげればいい」っていったから。
このG3、中古でいただいたのにもうかれこれ6年以上つかっている。
先日からモニター(これも中古だった)が突然暗くなる症状をおこしだして、ああそろそろG3ともおさらばにしようか、数日悩んだんだけど、xusaもG3の延命を願っているようだし、背負い籠を担いだ翌々日は、新しいモニターを購入。macbookproにもつなげるのが、ケーブルもあわせて25000円で買えました。
なので、しばらくはまたOS9で原稿を書いていける。
G3、これからはじーさんとよぼう。
ありがとう、じーさん。

musi
- 2011/12/30(金) 21:30:19|
- 徒然
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高枝伐り鋏に巣を毎年つくるムシさん。
はさみがうまく動かなくてちょっと迷惑だけど、ちょっとうれしい。
アルマンアナバチらしい。
あふれるほどコケを詰めるのが特色。
育児室の手前らしいんだけど、しかしここを動かさないとユズもとれないしー。
ごめんよ。

musi
- 2011/12/29(木) 22:06:35|
- 季節の草虫
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今朝、musi宅にファックスをくださった「あらいさま」、あとの文字がかすれてみえません。
このブログをご覧になったらお電話ください。musi不在の場合、10回以上で留守電になるので、そこにご連絡先をいれてくださいね。着信の番号はわからないのです。
電話03-3485-2464
メールでも大丈夫です。lamudaアットオドロクya2.so-net.ne,jp
(アットオドロクを@にかえてください)
草暦、残りわずかですがまだございますよ。
- 2011/12/29(木) 13:02:38|
- 草暦
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このところの光の清浄感には、毎日歓声をあげてしまうほど。
12月から1月の光は特別のもの。
キリっと神々しい。
とくにこの家に来てからは、もうどこへも行けないほどに、とにかく浴びていたい!
光に洗い晒されてる。
こころも。


xusa
- 2011/12/27(火) 23:34:16|
- 海辺の生活
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トマトは乾いたところが合っているらしい。
だれてた蒸し暑い夏が終わって、台風も過ぎ、秋が深まりお日様がさせば、みるみる元気になる。そしてすごくおいしいトマトを実らせる。葉もぴんぴんして病気知らず。
でもさすがに霜が降りてくると、枯れてくるので、冬至前にはお片づけ。
最後の青いトマトは煮込んですっぱいソースにするけど、タイミングよく赤くなったのはほんとうに甘くておいしい。
で、食べながら、ふんふん、やっぱ冬トマトは婿に食わすな、かな、とひとりごとをいって笑う。

秋ナスは嫁に食わすな、というわけには諸説あるけど、「共存の諸相」で藤井平司さんは、秋ナスビのうまさにつられて食がすすみ精がつくと夜も励んで子ができるのを避けたため、という説を紹介していた。そのころに子をはらむと出産が田植え時になるので困るから、とか。
別にmusiはとくに意味があって婿に食わすなと口ずさんだわけではないけど、食はいろんなことに派生するね。たいへんなこった!

みさちゃんちのシロが、みかん丘についてきた。
おばさんちのみかん丘は、「ここらじゃみかんなんてできないと思っていたら上でやりだしたもんで、おじさんが子供が盗むといけねえって、うちでも植えただよ」。

みさちゃんの飛び種であちこちにでてきた大山菜。
手をかけなくても、肥料をもらなくても、よくよく育つ地場の菜っ葉。
一霜ごとにうまさが増す。みさちゃんがいらないっていうから摘ませてもらうが、摘みきれない。冬至前にはひっくりかえしちゃうって。。。

今年のはじめに北インドのナニからもらったリアルターメリック収穫。
黄色のうこんとちがって、あたりまえだけどカレー臭。これでカレーつくってみよう、青いトマトソースもいれて、つけあわせは大山菜。おじさんが植えたみかんも添えて。
musi
- 2011/12/21(水) 14:05:43|
- 食べ物
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毎年、暦を一枚仕立てにして使ってくださる愉快さん。
たとえば一昨年は
こんな。
そして2012は。

愉快さんからのコメントは「1月+2月+3月・・・ 4月+5月+6月・・・というふうに三ヶ月で区切れば、市松模様になったんですけどねえ・・・、貼った後で気づきました。」
ほー、そうですね。でもこのストライプもさらっとしていていいですね。
- 2011/12/15(木) 19:29:59|
- 未分類
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草舟 on Earth
プレオープン2回目の催しに草染めをやってみます。
ご参加希望の方はxusaまでメールしてくださいね。
xusa_s*ybb.ne.jp (*を@に変えてください)
+ + + + +
草舟 ON EARTH * PRESENTS < 草からさずかるもの * 染め編 第一章 >NATURAL MYSTIC +++++「初冬の野の草染め」 ー身の周りの自然の扉をあけるー

講師
矢谷左知子(草文化探究/染織家)
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初冬の野の草染め ー身の周りの自然の扉をあけるー
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わたしたちの周囲は人間以外の生き物たちの営みに満ちています。
とくにこの地域ではそれがわかりやすく、草や虫、木々や小動物、
そして海風や山の空気がダイレクトに日々に力をくれています。
私は野生の草から糸を取り出して布を織ってきました。
この地域で、すぐそばに生えていてくれる草を使って。
その生命力の強さゆえ、邪魔にされ駆逐される野生の苧麻や葛を
真夏の炎天下に採取して、腐らせたりこそげとったりして繊維を
取り、その葉で染め、布を織る。草まみれの肉体労働ですが、
一人自然界に入り、自分と、人間以外の世界のボーダーをはずす
作業でもあります。さまざまな季節の印や気づきと共に、草の力
で身体が満たされるような感覚を覚えます。
今回は初冬の裏山を散策しながら素材を採取し、この季節の山の
拾い物で、いったいなにが染まるかをたのしんでみましょう。
冬到来、ピリっとした空気の中、海を見ながらの作業となります。
身の周りの草との交感で、なにかの扉が開くはずです。
(初心者向けです)
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開催日時:2011年12月17日(土)10:30~16:00
参加費: 4500円(染めの材料、布(ヘンプのエコバッグor靴下)代・ランチの草弁当・ドリンク すべて込みです)
開催会場:草舟 on Earth
詳細はお申し込みいただいた方にご連絡いたします。
矢谷左知子
xusa
- 2011/12/14(水) 15:50:58|
- 草舟 on Earth
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人生には思いがけないことが起こります…………
まさか
まさか、musiがきらきらを日記にほどこすことになるとは!
西尾彩さんは、純金も用意してくださったのですが、それはまたの機会(十年後?)にするとして、今回はイミテーションでやりました。
西尾さんは、自作の金箔入れノートをもってらして、箔を切る台も自作です。台の上にのっているのが、ゴールドナイフ、金ぱくを切る専用ナイフです。

電熱器で箔押し棒を温めながらやりました。電熱器の周りの柵は西尾さんの工夫。棒が転がらないようにしてあります。

箔押しと紙衣の凸凹がなかなかよい具合。表紙から背をまたいで、裏までキラキラがところどころに。

リボンしおりもつきました。あとで二つを縫いあわせるつもりです。

今回は、丁寧にていねいにものをつくることの楽しさを味わいました。西尾さんの長年の経験がないとできないことでしたが、ときには息をこらして作業するのも私には必要でした。
肩はこったけど、それ以上にとっても気持ちよかったー。
citruspressさま、ありがとうございました。 musi
- 2011/12/13(火) 23:19:31|
- 草暦
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夜にweedhouseについて、朝目がさめたら、外は真っ赤。忘れてた紅葉。びっくりしたよ。
葉が落ちてきた雑木林を散歩して、竹やぶに踏み込むとコケ。
緑の葉が少なくなる季節、コケが目立ちます。
コケシーズン到来。興味のある方は
ムシメガネをぜひのぞいてね。

キクラゲイス(椅子にしていた切り株からキクラゲ登場)。コケムシてもいます。

そんな秋を堪能した翌日は、いよいよ十年日記づくりの最終日。
しみじみと「これからの十年、この日記を無事につけられればいいね」と話しながら、表紙をつけたのでした。
まずは厚紙と麻の紗で表紙の台をつくります。

表紙には、秘蔵の紙衣を使用。前に宮城の白石で買いました。楮紙を十文字漉きし、こんにゃくのりをぬって、もんで、木版で模様を浮き出しています。

西尾さんがイギリスからもってきたプレスが活躍してくれます。浮き模様がぺたんこにならないようにスポンジを挟んでプレスしました。

当初、もっさりするのではないかとちょっと心配していたのですが、立体になってくると印象が違います。

あとは重しを載せて、できあがりを待つだけだったのですが、
西尾彩さんの金の箔押しの魅力に惹かれてしまい、次回はちょっと箔押しをしてみようかと、あいなりました。
つづく musi
草暦、まだまだ
地道に発売中なり、旧暦対応ですのでよろしくね。
- 2011/12/09(金) 22:09:57|
- 草暦
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木琴ロード・この家にあった廃材でひとりで開通させました
自宅を開くことにしました。
この家には春に引っ越してきたけれど
まだ引っ越しが終ってないときから
友がここで写真展をし
そのあとまた
もう一人がワークショップを開き
かくしてそのようにここは始まり
そういう場所なんだと知った次第です。
私がまだこの家になじむ前からね。
自宅ではあるけれど、ここは誰のものでもない
縁あるみんなの場所
私はここを整える役、
どこかでそのように思って過ごしてきたけれど
この度それを実現すべく場を開くことになった・・
かなりのとつぜんの展開。
この場の名前は
草舟 on Earth
庭から見える海の眺望がちょうど巨大な舟の舳先にいるよう
草や虫や鳥やリス・・生き物たちをたくさん乗せた大きな方舟
風まかせ
でもすてきな航路が開かれているのはなぜかもう感じています。
あとはそれをどう操縦していくかなあ、、ただ今いろいろ妄想中
オープンは来年、1月の新月、旧元旦の日
「ドラゴンイヤー」
いよいよ龍の年の幕開け、というその日に
先日はプレオープン第一回目でした。
草舟 on Earth *PRESENTS
「植物からのまなざし 第一編」 ーヒンメリをつくって冬至を迎えるー
庭にヒンメリを飾る、おおくぼともこさん
葉山の友人のおおくぼともこさんをお招きしてのヒンメリのワークショップ
ヒンメリとはフィンランドでの冬至を飾る麦わらのモビール
あちらのことばで天の意味があるそうで
神さまの依り代となったヒンメリを家々の軒先や庭に飾って冬至の時を祈ります。

その造形のなんともいえない美しさと軽やかさに惹かれました。
「植物と祈り」がかたちとなる、
草の家、草舟にふさわしい、素敵なワークショップが実現です。
撮影 おおくぼさん
庭先にはCINEMA AMIGOの仲間、コーヒーマン&Yardbird Books(草暦も置いてもらってます)
ケンスケくんのブックカフェが
ワークの合間にデッキからちょこっと歩いてスタンドまでコーヒーを買いに行く、
ステキ

戻ってくるとデッキには彼の本屋さん
センスのよいこだわりのセレクション
ちょっと遠くにケンスケくん
近所の友だちも遊びに来てくれた
ランチはxusaの手作り、草弁当をご提供
ヴィーガンもだいじょうぶなベジ弁当(結果的にね)でした。
こんなことが自宅でできるとはね
それも借家でなんて
ここにいれる間、思いきり楽しもう、
そのための場開きでもあります。
ワーク終了後、デッキでコーヒーを飲みながら夕陽が沈むのを皆で見送って。
いい時間帯
見上げる天空には中潮に近い月の出
撮影 おおくぼさん
プレオープン一回目の今回は麦藁の神の依り代「ヒンメリつくり」by おおくぼともこ
次回2回目は「初冬の草染め」by 矢谷左知子
いよいよ草舟、船出の準備。
これからをおたのしみに!
草舟にも草暦置いてます。
xusa
*舟のキーワードはmusiがヒントをくれた。
ありがとう。
なによりうれしい。
ヒンメリの本の横でペロペロ
- 2011/12/04(日) 21:22:53|
- 草舟 on Earth
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