murmur magazineというサブカル的雑誌(!)で新連載がはじまります。
なんとタイトルは「石田紀佳の魔女入門」(もちろんわたしも見習いなんですけど)。
前号にmusiが魔女修行について話したことを記事にしていただいたのですが、そのときのイラストが宇野亜喜良さんで、とてもうれしかったの。
というのも、musiは15年ほど前に、某企業で働いていたときに、宇野さんにお仕事をお願いしたことがありました。プリント生地の絵、(堕天使とバラ、みたいなテーマ)を依頼したの。
今回連載のタイトルまわりも描いていただくので、編集ア嬢のはからいでご挨拶にいきました。
宇野さんは15年前の印象より、数百倍お元気で
(前は退廃ムードのほうが強かった、そこが好きだったのですけど)、だけど絵はますますへんてこで魅力的で、すてきです。
ずっとずっと好きな仕事ができるってほんとにいいですね。
murmur のウェッブに前号の番外編(編集長服部みれいさんとのひそひそ話)が載っています。宇野Aquiraxの絵も添えてありますので見てくださいね。
別マー
- 2012/05/26(土) 14:56:56|
- musiの仕事
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モウソウの時代は終わり、そろそろマダケの時代ですなっ

先日、小学生の子供たちと染め材を煮ているときのこと。
透明な液体に重曹をいれると、白濁してクリームがかった黄色になった瞬間
「あ、コーンポタージュみたい」と少年たちが、うっれしそうに、何度か叫びました。
子供たちはコーンポタージュがだーい好き。
それにつられてmusiも季節はずれだけどつくりたくなって、コーンの缶詰を買おうとしたのだけど、そうだタケノコでやってみよう、とあいなりました。
だってタケノコってとうもろこしの味がするんだもの! ホワイトコーンポタージュみたいになったよ。
つぎはマダケで。musi
- 2012/05/23(水) 19:37:53|
- 食べ物
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いよいよ取り壊されたらしい、
ずうっと共に暮らした葉山の家。
育った東京を離れて、森の続き、静かな山裾のその家に引っ越した晩は心細かったのを思い出した。
それから18年。
私の作家活動はその家が後押ししてくれて、
人生の大事な時期を楽しく支えてくれていた。
海や富士もほんのり垣間見える、山桜に囲まれた小さな楽園
窓を開けると必ず走ってくる外猫たち。
いつのまにか住み着いたノラ猫が庭で赤ちゃんを生み、そのうちの一匹が残った。
母娘2匹、庭に天使が居てくれるといつも思っていた、
いとおしい日々。
この子たちが居る間は動けないなと思っていたけれど
何年か前に母猫が亡くなり、そして子猫が亡くなったその年に引っ越し話が出てきた。
13歳と15歳。ずっと野放しの外猫だったことを考えれば天寿。
そして私にタイミングを与えてくれたんだね。
数日前の取り壊しの前日、大家さんのご家族から連絡をいただいた。
もしかしたら一目会いたいんじゃないかと思って、と。
引っ越して一年も経つのに。
お心づかいに心より感謝しつつ、
当日の早朝、そっと訪ね、お別れをしてきた。
その後、あっという間に灰燼となったという。
今の私を育んでくれた、ちいさな家
思い出のありすぎる小宇宙
いっしょに生きてくれて、
ありがとう。
合掌
xusa


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何度も遊びにいったあの場所。
バス停からあの小道をあるいて、アプローチも緑をくぐるようにしていったね。
そして家の中に入ると、まるでツリーハウスにいるようだった。
居心地のよさはxusaそのもののようだった。
さまざまのことよぎるけど、
新しいことがはじまるね。
こころからおめでとう。 musi
- 2012/05/22(火) 09:12:54|
- 海辺の生活
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あさって、5月19日に東京のイベントでトークをします。
といってもまだ何を話したらよいのか決めてなくて、ほとんど逃げ腰です。。
グリーンな一日、
自然や緑に関わるさまざまな催しやグリーン食堂なども楽しめます。
新宿御苑の木々が続くなかに佇む、すばらしい邸宅での開催です。
ご興味とタイミングの合う方はお越しくださいな。
東京グリーンディ@ラ・ケヤキ
http://www.be-nature.jp/program/2012/schedule_event-1.phpBe Nature Schoolの主催
xusa
- 2012/05/17(木) 21:30:48|
- xusaのしごと
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草花の手入れをしていたら、種みたいなものが爪にひっついた
なんだろう、って見てたらツノが出てきた
ひとりで生きているけど、まったく赤ちゃん
人の赤ちゃんを思わせるあどけない動き
半透明の殻とからだもホヤホヤ
生まれたその時からひとりを生きるんだね。
今ごろどこを歩いてるかな。
xusa
- 2012/05/17(木) 09:30:30|
- 季節の草虫
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からりと晴れた日の、明るい夕方
それぞれの一日を過ごして帰り道の電車
本をひらけば だるい体がここちよく、
読まないままに本も目もとじて 電車のゆらぎに身をまかす
となりの席に女の子がやってきて、ミィーはミウクー♪と、つくり歌
いきおいあまってときどきわたしに触れる、やわらかい手足
桃色の服や小さなかばん
お母さんがたしなめるけど、あんまりかわいい声なので
いっしょにあそぶ。
「ひろくんちにいってきたの」
と桃色の女の子
「たくさん遊んだよ」
「お母さんとひろくんはつかれてお昼寝しちゃったの」
ふーん
「ちいちゃんは3歳」
ひろくんはいくつなの?
「うーーん、たくさん、、、5歳かな???」
ママがとなりでくすりと笑う
ひろくんは女の子のお友達ではなくて、どうやらママの恋人。
ママとひろくんのお昼寝のあいだ、女の子は「お仕事してたの」
「おねえさんもふたり? ちいちゃんはお母さんとふたりだけなの」
秦野で降りるとき、ママは「いつも日曜にこの電車ですか、そしたらまた会えますね」って。
日曜にいつもひろくんにあうママ。
この電車であわなくなったら、いっしょに暮らしはじめたってことかしら……
それはわからないけど、
「こんど遊びにいってもいい?」ときゅーっとママとわたしの腕をひきよせたちいちゃん
いつか、あなたも恋をするね。
(ひさびさの草虫こいばな でした。お名前は仮名です。)musi

タケノコからタケになるあわいの色

朝寝カエル、ガマズミの上

木曽からきた朴の葉
- 2012/05/15(火) 19:20:33|
- 草虫恋噺
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まだいつできるかわからないのですが、4600ページの折り本を、こつこつとつくりはじめています。
citrus press、飲まず食わずの集中力で活版6時間。
ほんの一角でしょうが、西尾嬢の精妙なる仕事の極意に触れる思い。
彼女の仕事にふさわしい言葉を出しているのか、はなはだ心もとないmusi。
(しかしおじけづいて、泣き言をいってる場合でないね)
その昔、石に刻んだ言葉とはいかほどのものだったのか。
そんなにしてまで刻みたいことば。
同じことばを複製して、印刷できることのタヤスイ今。
今があるってことは、人がそれを望んだということ? musi

- 2012/05/15(火) 00:55:17|
- musiの仕事
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*musiさんは明日、福島でイベントを企画してます。*
スコットランドの森が家の中に出現しました。迫力と森閑と。。
自宅で友人の上楽博之さんの
森の命と光の写真展。葉山芸術祭、前半の私のワークショップが終わり、後半、ここがギャラリーになってます。
*作品の写真は作家のご都合により取り除かれました。
草舟に至る緑の小道
*作品の写真は作家のご都合により取り除かれました。古材の額もいいかんじです。

「森の恵みに繋がるごはん」

猫もハンモックも
いい季節です。
xusa
- 2012/05/11(金) 09:12:08|
- 草舟 on Earth
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ワケアッテ、上野動物園へ。
すっかりさまがわり。
(そういうわたしも、かわっただろうね)
フラミンゴ

雨宿り

musi
- 2012/05/10(木) 21:35:32|
- 未分類
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今週末12日土曜日日暮れどきより、福島県いわき市の
omoto宅で、
千夏さんのライブをします。
omotoの自宅で、知り合いやご近所さんが集いますが、草虫ブログをご覧になったお近くの方もいらしてください。その場合は石田紀佳03-3485-2464かlamudaアットマークya2.so-net.ne.jpにご連絡ください。
プレゼントライブなので、freeですが、食べ物飲み物一品もちよりです。musi
- 2012/05/07(月) 21:28:03|
- 徒然
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photo yuko senga
photo yuko senga秋谷の森は素晴らしい。
ここが家から10分ほどのフィールド。。
なんていったらいいのか、
とにかく
give thanks
森に浸る。

春の羊歯は透明感のある紫を内包していた。

xusa
- 2012/05/02(水) 10:48:29|
- xusaのしごと
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