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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり



引き続き、毎日、海。
加えてよく働いてます。
肉体労働も、デスクワークも。
やっと葛糸つくりも再開。
汗かいたら下の海にざぶん。
この前はmusiさんも来ていっしょに海であそびました。

このところの高波で、下の浜がごみ捨て場のよう、膨大な量のビニールが舞い上がっていました。
この透明&半透明のビニールは、海亀や海鳥たちがイカやクラゲと間違えて飲み込んでしまい、たくさんの命が無駄に奪われています。
いまや彼等の胃袋はビニールだらけ。
人から見た景観は二の次、カメやトリのため、日頃からそういうまぎらわしいビニールは拾ってたのだけど、今回はあり過ぎて途方にくれました。
さっそくfacebookで呼びかけたら、早朝から自転車に乗って、みんな来てくれました。
なんてステキな町。
たまたま通りかかった人や、犬の散歩の人も一緒に拾ってくれたり。
なんせ膨大な量のビニールごみなので、朝の時間では拾い切れなかったけど、見違えるようにきれいになりました。
汗だくになって、そのまま海へ。

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ビニールだらけでしたが・・きれいになりました。見えてるのは石・海草・木など自然物


夕方また、浜に降りて夕焼けを浴びながら、ヨガで、深い呼吸。
トンビと遊んで、大の字に寝ころんで。

そしたら東に十四夜のほぼ満月。

明日はブルームーン

そして父の命日

夕焼の空と波に向かって亡き人たちのなまえを呼んでみる。
海はすべてを洗い流して。

そして再生。

すっかり細胞を入れ替えて、山に帰る。

今日もよい一日でした。

海は強くてきびしくてやさしくてあたたかい。

ありがとう海。

xusa

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  1. 2012/08/30(木) 20:26:19|
  2. 海辺の生活

死んでのちに

書斎

生前になんどか会ったことのある人の本がもうすぐ出版される。
彼女は膨大なノートを残して、たしか70代後半で死んだ。
その中の江戸時代の俳諧に関する研究が、彼女の知らないところでまとめられたのだ。
わたしは、奇妙な縁で、その本づくりに少しだけ関わった。ほんの少しだけ。
3年にわたる編纂。

身内の人は彼女の研究を理解しないし、それどころかやめてほしいと思っていたようで、彼女のノートはその研究に興味のある他人の手にわたった。
そしてもうすぐ世に出る。

こういうことってあるんだ。

逗子に住んでいた人で、夫はちゃんとした会社の役員をつとめあげた人だったと聞いたような。
ただ確かに覚えているのは、「あっちのことにはとっても淡白だったから、助かったわ」と彼女がいったこと。
最低限の家事しかしないで、あとは自分の興味の研究にあけくれた女。
いってみれば欲望のままに生きたのかもしれないけれど、
でもいつもどこかを押し殺している風だった。
太極拳の名手でもあった。

無声の詩、有声の画。
それが芸術だとか。

明日は逗子に行く。彼女の気配があるだろうか。

musi


  1. 2012/08/23(木) 14:36:54|
  2. からだとこころ

透明な夏の日

__ 3__ 20001

この夏はとても大気がきれい
このところ毎日富士山がクッキリ見え、雲もうつくしく、夕焼も日々神々しく、、

ここまで透明な夏は初めて
きれいすぎる
いったい世界はどうなったのだろう。

今日もゆっくり長い時間泳いだ。

どうやらmusiさんも海にすっかり魅入られている様子、、
草虫は海チームになりそうですね。

今日の夕焼も息を呑む美しさで
空に幾筋もの影の道が伸びた。

この景色に全身で浸る、そんな毎日が送れる 今、ここ

xusa

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たまにしか、あえないから、めったにふれられないから、
恋いこがれる気持ちが強いのかも。。。
24日一色ミーティング、毎年夏の終わりは葉山で決め、です。
ああ、行く前から、名残惜しい。。。
musi
  1. 2012/08/16(木) 23:29:12|
  2. 海辺の生活

潮でみそぎ

seaonthe

おとろえはじめた肉体をおおう、死へむかう肌
いつからか張りはなく
(張りがあるときには張りをかんじない)

日にさらすことへのはじらいは、若い頃とはちがった意味で。
しかしまだ、海への切望がある
はじらいなんて、こえるほどの、生への渇望。

海に身をさらすひととき。


翌朝、まどろみながら、
シーツにふれる肌
潮のまじった太陽が、わたしの薄皮になっている

ひとかわ 夏の日をまとって
いきかえる


musi
  1. 2012/08/14(火) 18:55:12|
  2. からだとこころ

朝の瞑想




朝 つづけている すこしの瞑想
穏やかな呼吸とともに
庭の木と草に心をあわせて
光と風のポータル(入り口)に向かって
その向こうは海・・

いつも見守ってくれているのをかんじる

xusa
  1. 2012/08/10(金) 11:05:53|
  2. xusa草暮らし

2013年は

2013表紙

いつのことをいうと鬼が笑うのでしたっけ?

でも、泣いても笑っても時はすぎ、やってくる時に、生身の肉体でいられることは、ありがたい。

xusaが描いてくれたよ。
色はまた変わるかもしれませんけど、みなさんご希望ありますか?
暦を配る時期は秋なので、茶、も候補にあがったのですが、真夏礼賛のxusaはこの色にひっぱられるようです。

musi
  1. 2012/08/08(水) 13:38:47|
  2. 未分類

キタテハ

kitateha2

kitateha1
おばさんの玄関前の水場で。

asagohan

ニンジンがなかなかタネになってくれません。
少数精鋭でいこうと、ほかはスパイスとしてスープやヨーグルトにふりかけ。
ディルといっしょにいれるとミックス香り。

画像のバックにある、つるむらさきは、じつはmusiは食べるのはどうも苦手です。
砂っぽい味がする。はこべもそうですが、この系統の香りは、なかなかすんなりからだにはいらない。
「うん?この匂いだなあ」と感じながらたべる。
数少ない苦手なもの。だが食べる。見た目はすてきな草たちです。

香りといえば、しいたけがきらいな人がたまにいる。その秘密がこのまえわかった。
たぶんカビっぽい匂いだからじゃないかしら。
weedhouseはしばらくいないとカビっぽくなります。
その匂いにしいたけに通じるものがあることに、今年の梅雨きづいたのです。
「これかあ」と思ったしだい。菌だからね。これはいやだろうね。

でもわたしは、そのカビの匂いに、いやだけど好きな感じもあるわ、と複雑な、ダブルマインドのような、ひきさかれるような気分になる自分に気づいたのです。

どうかな?

musi

  1. 2012/08/05(日) 10:23:59|
  2. 草と虫

真夏礼賛

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このところ毎日、海で泳いでいる
肌もだんだん焦げてきた。
日焼け止めとかつけたことがない。だいいち、持ってない。

なにしろ家から海まで駆け降りて1分
でも目の前の海はサーフポイントなので、泳ぐのはちょっときつい。
そのときは歩いて15分の隣の一色海岸へ
一色のビーチはほんとにサイコウ。
いつも光がキラキラ。海もおだやか
プカプカ浮かんで雲を見ていると、自然と顔がほころんでくる、しあわせの海
御用邸がここを選んだ理由がよくわかる。

今朝いつものゴミ出しに山を駆け降りたら、下の海はサーファーラッシュ。
そうか台風が近づいているからね。
朝日を浴びながら波待ち。
早朝の海の光は特別に清浄だ。
細胞がぜんぶ入れ替わるのがわかる

あーやっぱり夏はいいなあ
つくづく浸る暑さの極み

xusa

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  1. 2012/08/01(水) 07:05:56|
  2. 海辺の生活