草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

冷蔵庫

musi んちの冷蔵庫は小さい。
私が一人暮らししていたときので、何リッターというのかわすれたけど、若者一人ぐらしサイズ。冷凍庫はついてます。

このまえ大量のタケノコ料理とつくることになって、はてどうしようかと悩みました。
悪くなったら一大事。
家人の食べ物や飲み物も入っているので、冷蔵に頼ることがあまりできないのです。
ともだちの冷蔵庫に一部いれてもらって、あとはピクルスにしたり、防腐剤(!)をいれたり。
タケノコの防腐剤は山椒です。
これはほんとうにきく。とても助けられました。
桜の塩漬けもかなり防腐効果あります。

このとき同時に(烏にとられないうちに)ビワも収穫していて、それを籠にいれて山椒の葉を蓋にしておくと、小バエもあまりきません。
蠅は山椒が苦手のようです。

くさらなくておいしくなる。

冷蔵庫ならぬ、香蔵庫(コーゾーコ)
もっと上手に使えるようになりたいです。

いつかもっと大きい冷蔵庫が欲しいなあとあこがれていたけど、このままやっていくのがわたしにはいい機会のようです。

ちび冷蔵くん、ありがとう!

musi
  1. 2013/06/29(土) 18:44:27|
  2. 自然環境

洗濯

xusaの美しい風景のあとになんですが、お洗濯の話。

梅雨の晴れ間に、というか、暑いと水遊びがしたくなるのか、洗濯モードにスイッチが入って、ためこんでいた冬物をつぎつぎに洗っています!
まだセンタッキーがないので、手洗いです。これは楽しい。
そう手洗いはいいのです。
問題は手絞りです。

伝統工芸じゃあるまいし、手絞り? 
いえいえ、脱水問題です。搾る、の漢字ですかね。
ともあれ、しぼるのは手にもしんどいし、布にもよくないので、億劫です。
でも1年半やってきて、荒絞りというか荒握りというか、ちょっと水をきったら、
そのまま竿にかけて、自然に水分をへらして、それから生乾きのうちに形をととのえる、
というのがいいようです。
形をととのえないで、荒しぼりで干すと、しわしわごわごわになります。
ほんとうに「絞り風」になって、しぼがとれなくなります。
生乾きで形をととのえる、というのがコツですね。

たとえば手洗いを余儀なくされる旅中は、あらかじめ手洗いやすいような服をえらんでいるけど、
東京暮らしでずっとセンタッキーがあるのが普通でいると、洗いやすい服、という基準が違うのだと気づきました。
センタッキーで洗いやすい、というのと、手で洗いやすいというのは違うんですね。

ふわふわのバスタオルはもういらない、というおばあさんがいましたが、その気持ちが、手洗いの面からよくわかります。フェイスタオルを何枚も使うほうが洗うのも干すのも簡単です。
だから大きなふわふわのバスタオルって贅沢なんですね。

こうやって、手で洗って水をきっての一連のことをやっていると、年をとりながらの家事の変化についてもあれこれ考えられます。

手で洗えるくらいの布暮らし。
が理想だなあ。

もちろん洗い方も、
汚れたところだけ洗ってすませるというのはなんか気持ちが悪かったのですが、
なんでもかんでも丸洗いという「洗脳」(脳を洗う!!)から脱出する必要もあるのです。

四十の手習い、ならぬ、四十(代です。。。)の手洗い、
まだまだつづきます。
コインランドリーと併用dayo.

musi
  1. 2013/06/18(火) 10:40:03|
  2. 自然環境

緑に埋もれる

だんだん家が見えなくなります

梅雨の季節
6月うまれということもあって、
アジサイ、枇杷、梅、雨カエル、あたたかなシトシト雨、、みんな大好き

しかし、ひと雨ごとにジャングル化
家は草木に埋もれる

うち以外はどこもことあるごとに草刈り機フル回転
あっちでもこっちでも音がする
ぜんぶ丸刈り一網打尽

それには賛成できないけれど
でもそれもわからなくない
草の勢いはそれほどなのだ

この国は草木の国
ほっておくと植物に覆い尽くされる
この時季の草の生命力は爆発的
命の濃い風土
そんなところに暮らせてうれしい
そんなときに生まれてよかった
xusa

IMGP3130.jpg 海まで駆け降りて2分、木の間は海です
  1. 2013/06/15(土) 23:15:01|
  2. xusa草暮らし

[ 草と繊維】「これからの時代の草文化」 草講座の記録 on 葉山芸術祭 その3 

「これからの時代の草文化」葉山芸術祭
 【草と繊維】5/13



<野の草から糸をつくる>

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栽培はしないことにしている。
野生の繊細を尊ぶ。
出逢えれば糸にする。
でもそれはいつもきびしい。
常に刈られる運命、許されない存在、
目星をつけていた場所のチョマはきれいさっぱり刈られていた。
この国の皆さんはつくづく精勤だと思う。
草ぼうぼう、草野原というものがいまや存在していない。

きのう自動車専用道路を運転していたら、中央分離帯に欲しい種類の草がエンエンと、ボウボウに生えていた。
いいなあ、いいなあ、と思いながら、やがて刈られて打ち捨てられる草たちに窓から別れを告げるしかない状況・・
草の楽園(期間限定だけど)は、こういうところしかないんだなあ。

さて、5月の草講座、今回は草から繊維をとる。
この風土でいちばん伸び盛り、ゆえに疎まれているチョマとクズが私の素材。
栽培はしないので、いつも探す。

目はチョマ眼になっている。
車を運転していても一瞬の目のハシの草の気配を、カシャっと捉えることが出来る。
熟練工というのはそうやって体験と年月を重ねることで、身体の一部がその素材と波長を合わせていくということなんだろうな。

一日のワークショップでは、いつも苧麻をしている。
葛の糸つくりには一週間かかるので、まだしたことはない。

そういうわけで、よい苧麻はすでに刈られてしまったので、他を探し、
青空駐車場の片隅になんとか残っていたチョマを刈り取って糸にする。

清々とうつくしい草の糸、
青々しいその香りは、やっぱり特別なもの。
毎年の出逢い、
時季が終るとまた還っていく、、どこへ?って思う。
そして今年もまたこうして出逢う。
人のコントロールのないものたちとの邂逅をは、心からうれしい。

みなモクモクとひたすら草に向かい、こそげとって一心に糸つくり。
その間にいろんなものが身体に入ってきたことでしょう。
終った時には晴れ晴れとしたお顔をしていました。 

xusa


糸にした草 チョマ
生息場所  駐車場

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  1. 2013/06/08(土) 12:01:37|
  2. xusaのしごと

【草と色】これからの時代の草文化 草講座の記録 on 葉山芸術祭 その2

「これからの時代の草文化」葉山芸術祭
 【草と色】5/6 5/8



<野の草から色をいただく>

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今の時季、このあたりでは一番元気で旺盛な草、
ヨモギを摘んで色をいただくことにしました。
ヨモギを摘みにまずは裏山へ。
トンビの基地におじゃましました。
いるいる、トンビがいっぱい。地上に下りて寛いでたり。。
立派なヨモギもたくさん。
そのうち刈られてしまいますが、今はたっぷり!
持ち帰って葉っぱと茎に分けます。

出始めのこの時季にしか発色しないヨモギグリーン。
それを布に移しかえます。
一番染めの鮮やかな黄色には、みんな黄色い歓声。
二番染めからはライムグリーン、そしてオリーブグリーンへ
同じ草でも刻々と持っている色は変わってゆくのが自然の染めの妙です。
春先に持っている明るい緑は、夏を迎えると渋さを増したグリーンへと落ちつきます。

そのときにしか出ない草の色はキラキラと、命のまぶしさがあります。

命が色になるという、尊く、深遠な、命の移しかえ、それが自然の染めだと思っています。

xusa

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  1. 2013/06/06(木) 21:59:27|
  2. xusaのしごと

奈良 梅の旅

m月ヶ瀬烏1

ここがもうちょっと海に近かったら移住したいくらい。
そんなふうに感じた場所でした。。。月ヶ瀬。
(もし移住先で山方面をお探しなら、おすすめです)

奈良ミルツルでの「うたとうめ」は、梅の旅へいざなってくれました。

梅の会では、当初奈良の梅は間に合わないから近隣から、といわれていたのですが、間に合うところを探していただけました。
かりかり梅なので、塩は少なめ、よく揉んでから漬込み容器にいれました。

m小梅

かわいい人たちとあえて、とってもうれしい梅バアでした。

m梅が香
梅肉と鰹節、さんしょうなどを煮あわせた「梅が香」もつくりました


そして烏梅の里、月ヶ瀬へいったのです。
musiが奈良に行くというと、南部桶正の奥畑さんが「ちゃんぶくろつくってるところが近いで〜」と、作り手の浦島さんの名前を教えてくれたのです。(奥畑さんは岩手在住ですが、大阪出身)
でも、車でないといけないなあ、とひそかにしょんぼりしていたら、ミルツルさんがご手配くださったのです。
月ヶ瀬健康茶園のるなさんがお世話をしてくださって。

奈良ネットワーク、時空をこえるパワー。

mちゃんぶくろ浦島さん
浦嶋さんとちゃんぶくろ 80歳でいらっしゃるそうです。「手の仕事は若いうちにせんとあかんな」と。

m月ヶ瀬烏4

m月ヶ瀬烏3
真っ黒な烏梅

m月ヶ瀬烏2
紅花染めの発色に使われます

m月ヶ瀬チャエン
昔仕立ての茶畑、マルチのように木の葉や枝を敷くだけですって。規模も経験も完成度もぜんぜん違いますが、雑草縁の茶畑もほとんど同じ方法でした! もっとワイルドですが。。。


後日談。
わたしが月ヶ瀬よかった、と母に連絡したら、なんと母が子供のころ家族で戦後しばらく住んでいたのが、その近くの村だったのです。
母は山暮らしの楽しさを私によく話してくれていましたが、まさか月ヶ瀬村の近くだったとは。
さっきメールで「山を滑り降りながら山桃や山梨を食べ草原に咲く曼珠沙華が記憶に鮮やかです。山遊びを覚え解禁になった松茸を私は大変上手に見付けたそう」と。
母もすごく楽しいことを思い出したようで、こんどはいっしょに月ヶ瀬に行こうね、と約束しました。musi




  1. 2013/06/04(火) 16:19:58|

【草と治癒】「これからの時代の草文化」草講座の記録 on 葉山芸術祭 その1

「これからの時代の草文化」葉山芸術祭 
 【草と治癒】5/5


<山野のヨモギからモグサつくり>

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すっかりサヴォってしまいました。。
久々の日記です。
葉山芸術祭での連続草講座、最終回の「草と海」が先日5/31にやっと終わり、
少しずつ記録をまとめています。

全講座の記録を載せていきます。
まずはもう一ヶ月前になりますが、第一回目の「草と治癒」の記録からです。
xusa
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午前中は裏の山に野生のヨモギを採りに散策。
海を見下ろす絶景の山道。草刈りシーズンで、私たちの行く手にはちょうど草刈りマシーンの人。
刈ったはしからヨモギをいただいてきました。
新しく採ったヨモギは料理に。
モグサ用にはあらかじめ採取し干したものを。
手で揉みほぐし、すり鉢で擦り、ふるいにかけてまた揉むと、フワフワで香り高いモグサのできあがり。
その後、鍼灸師の卵の友人が参加者の男子たちに、できたてホヤホヤのモグサでお灸をすえました。
足のツボなどをおしえてもらい、女子たちは自身にお灸。

こんなに香りの高い、ヨモギの効能バツグンのモグサは実在しないのですって。
活き活きとした、言葉を発してそうなスペシャルモグサのできあがりです。
素手で草を揉んでたので、みんなそれだけで緩んで 、ほかほか。。
ヨモギの素晴らしい力をたっぷりと吸収、体感しました。

おやつにはヨモギ茶とヨモギケーキ。(写真撮り忘れました、おそまつ。) 

xusa

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  1. 2013/06/04(火) 00:45:36|
  2. xusaのしごと