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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

働くこと

このまえのhakoギャラリーでの、働くことをテーマにしたお話会では、20名のみなさんのお話が、ずっしりと響きました。
働く、というのは、まさに生きることで、それは食べることもそうで、
食べるために働いているのだけど、
ともかく、「生きる」がテーマになるから、真剣な話し合いの場になりました。

Kさんが、生きるために働いているのに、それで過労死したり病気になったりするのはたいへんな問題です、
といって、みんなうなづいていました。

そのことが、春あたたかな気持ちのいい日に頭からはなれません。
思うように働けなくて、稼げなくて、
思うように生きられていないと、悲しんだりやけになっている人が、
こんな穏やかな天気の日にも暗くうつむいていて。

お金さえあれば、とお金をかりたり、株でお金をすったり。

もちろん、借金をして、起業して、成功していくやり方もあるし、
会社に株で協力するという社会参加もあるし、
パチンコでもラスベガスでも、賭け事で遊んで悪いということもない。
泥棒だって、ネズミ小僧みたいのもいるし。

いったい、わたしはどういうふうにこれから生きて、働いていくのかなあと
ちょっと自信がないような気分になるけど、でも
正々堂々と生きる、これしかないと、春の日に、子供みたいに決意しました。

それこそ子供をみていたら、ずるいことやうそをつくし、
人間にはそういうところが皆無とはいえず、ずるさやうそが、
工夫や芸術になったりもするわけだけど、
でも全体的には、正々堂々とはたらきたい、生きたい、
それしかないわあ、なんて桜のつぼみを細目で眺める。

自分のいやなところ、だめなところは、どんどん見えてくる。
精錬潔癖を目指すわけではなく、素直さを身につけていきたい。

お話会では、ルソーの言葉を引用して、
人間の天職は、人間であること、といいましたが、
その人間であることを探しています。
天然自然の元での、生き物としての人間、
あの猫みたいに、おもしろい生き物のはずです。

musi
下の写真は一人暮らしのときにいっしょにいたほたるという名のシッポの生え際だけ三毛の白猫

ほたる1






  1. 2014/03/28(金) 21:14:30|
  2. からだとこころ

野良ーめん

えみおわすの春市が終わりました。
musiはごはんとお話会、そして下着作りのお手伝いをしました。
野良ーめんメイキングの様子は乞食ガールズつかぴがドキュメントしてくれています。
こちらです

お話会は阿部直樹さんの写真に、わたしもからませてもらって、参加の方とお話しました。
「働く」というのは「生きる」ことなので、かなり充実というか、想い思いの重い内容で、
想像をこえるギフトをいただきました。
一生、動いて、働いていきたい。働くって、にんべんに動くなんだなあ。

最終日の、下着づくりでは、リラックスしながら手を動かせました。
お食事ではひとりひとりの方とあまり関われないのですが、最終日にそれができてほっとしました。

陸の幸、海の幸、
村の幸、そして街の幸。

春の仕事の旅は、次の季節にうつっていきます。

+++++
春市のごはんで出していたサラダは緑豆のスプラウト。
ほとんどが野草のなかで、サラダはよもぎ上原栽培のもやし入りでした。
web版別冊マーマーに記事があります。
「スプラウト栽培はじめましょ」
街なかのベランダのないおうちでもできます。これから気温が高くなるとすぐに根が出ますよ。


  1. 2014/03/26(水) 00:15:20|
  2. 食べ物

えみおわす春市 よもぎうえはら hakoギャラリー

なんだか年中行事となってきた春市。何回目なんでしょうか。
震災の年は、5月に延期になりましたが、
今年も3月の春分のあたりにみなさんと会えるんですね。
この空気感。
代々木上原の街が、よもぎうえはらになる6日間!
ぜひ遊びにいらしてください。

えみおわすの服は新作も多いみたいです。

musiは野良娘たちとラーメンをつくりますよ、なづけて野良ーめん!!
じゅんちゃんがつくってくれた切り絵です。

野ラーメン

竹の灰汁をかんすい(アルカリ)のかわりにつかうので、マイルドですが、
ラーメン精神はございます。
どうしてラーメンなのかは、おあいしたときにでもお話しますが、
じつはねえ、musiはこれまでの人生で、ラーメンには興味がなかったのです。
(だから、ちまたにあるラーメン道については無知なので、できるのかも。こわいものしらず?)

どうしてラーメンって、湯切りをするのか、ってみなさんご存知でしたか?
たぶん、秘密はやっぱり苦い水、かんすい=アルカリにありますね。わたしたちは灰汁をかんすいとして使います。

おもしろいのはねえ、
灰汁をいれてこねた麺は、茹で水がほとんどにごらないの。
麺がくっつかないようにふりかけた粉ですこしにごるけど、小麦が溶け出さないのです。

秦野雑草園あたりの春の野草とラーメンの出会い。
いたずら心満載です。

musi
  1. 2014/03/12(水) 10:14:31|
  2. 季節のしごと

雪と木のこと



海まで3分の我が家ですが、逆方向に10分ほど登ると、
ここは何処というほど深い森になります。
先日の雪のあと、近所の森ともだちと雪の森を探検してみました。

あちこちで雪のために木々が倒れていました。
まるで大きな動物が行き倒れているよう。
でも人に伐られた痛々しさとは違って、どこかアッパレな気がありました。

今回の雪と木々たちのことを書いてみました。
http://brisa.jp/brisagram/p761.html

xusa
  1. 2014/03/02(日) 13:14:05|
  2. 自然環境