
連載している湘南のWEBマガジン「
BRISA」に夕焼けの記事をアップしました。
xusa
- 2014/10/31(金) 00:58:36|
- xusaのしごと
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生形の素足の心地
野生の草と
循環する音色
旅の食卓
てのひらワークス **小林さんのサンダルワークショップ(11/10)参加者受付中!11月の8日からこんな素敵な催しをします。
てのひらワークスの小林智行さんは鎌倉に住んでいた頃からのお友だち。
ご家族ともども仲良くさせてもらっています。
今回、こちらでの展覧会の相談を小林さんから受けたとき、地元のわたしたちの大好きなお店、
逗子のビーチマフィン(オーガニック・ヴィーガン料理とスイーツ)がいいのでは、ということになり、
あわせて同時開催で、うちでも展示とワークショップをするという運びとなりました。
そしたらそれに、
ささたくやくんも参加してくれることに!
ふたりとも別々のお友だちだったのですが、去年彼らは知り合って今はすっかり仲良しなのです。
うれしいなかまたちです。
【草文明の靴の日】小林智行 てのひらワークス 白鞣しの靴・野生の革の靴の展示 / 靴つくりワークショップ
ささたくや TABI食堂 ロウフード・ロウスイーツ / 瞑想ライブ(ディジュ・ホーミー・カリンバ)
矢谷左知子 野生の草の布 野生の苧麻の糸、葛の糸の作品 / 草弁当てのひらワークス 小林智行 白なめしの靴の展示 11/8-12
WS /10
ささたくや TABI食堂開店日 /11・12
瞑想ライブ /11__________________________________________

うちで革の靴の催しをするにあたっては、やはり草舟ならではのことを、ということで、白鞣しという、小林さんが最近使っている、塩と菜種油、そして日光と風で鞣すという、奈良時代からの技法で仕上げられた、完全にオーガニックな革を使った靴の展示とWSにしよう、あと野生の鹿やイノシシの革の靴も展示したいね、と相成りました。
私はお肉はいただきませんし、革の靴もふだん履かないのですが、食肉として命を捧げていった畜産動物たちを思い、その皮に向き合う小林さんの丁寧な靴仕事に出逢い、共鳴するところがたくさんありました。彼の靴つくりを傍からみていて、私も小林さんの革の靴を履きたい、と思うようになりました。
小林くんが作っているのは靴だし、その人の足や身体のくせから読み取って靴をつくれる、稀有な靴の作り手なのですが、
靴だけではないものをつくっている、その手を動かして作っているものは、形としては靴なのだけど、たぶん私と同じようなことをしている、そう思えるひとの御一人、そんな気がします。
そして今回はわたしたちの仲良しの、ささたくやくんが合流します。
いまだヒマラヤ方面に滞在中、まもなく帰国。ほやほやのたくやくんが、てのひらワークスの展示期間中にあわせて、また草舟でTABI食堂とライブをしてくれます。
たくやくんも小林くんの靴のファン。注文して出来上がってきたブーツを、彼はさっそく畑の靴としてどろんこで使っているそうな。
今回はその使い込んだ、四万十の土のついた靴も展示させてもらいたいと思っています。
ヒマラヤの風をまだ身にまとっている間のライブも楽しみです。
+
私も展示ですこし参加してみます。
オーガニックな白なめしの革、
それから野生の鹿やイノシシの革、
かれらと共に野生の草を合せてみたいのです。
まだ、どのようにするかは思案中です。
3人のコラボをどうぞおたのしみに!
スケジュールです。
盛りだくさん・・!
てのひらワークス 小林さんのサンダルワークショップ参加者受付中です。(11/10 10:30〜 20.000円 定員4名)
お申し込みはこちらのメールフォームよりお願いします。【草文明の靴の日】
・11月8日〜12日(毎日) 12時~6時 展示(白鞣と藍染めの靴+野生の草の布+畑くつ)
・11月10日 /11日 10時半~4時 ワークショップ 10日 白鞣しサンダル(参加者予約受付中)足型からとってつくる貴重な白鞣革のサンダル 20.000円 定員4名
11日 白鞣足袋つくりのデモンストレーション(見学自由・予約不要)
・11月11日 /12日 12時~5時 TABI食堂(詳細は後日WEBにて)
・11月11日 19時~20時 ささたくや瞑想ライブ(ドネーション)
*TABI食堂開店の日以外は、草舟特製、草の小さなお弁当や草菓子ご提供の予定です
- 2014/10/29(水) 08:46:44|
- 展覧会
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この一ヶ月、草暦の原稿描きで、もうなにもなにもできない日々でした。
まるで売れっ子漫画家のよう、、!
要はとりかかりが遅すぎのために、〆切りがギュウギュウでにっちもさっちもいかず、
結果カンヅメ原稿書きになるのですが。
時に才能のなさに苦しみつつも、
でも、毎年しあわせな暦書き月間です。
最後のほうは原稿を手放すのが惜しまれるほど、
ずっと描いていたい、とさいごは思うのです。
最初はほんとうにとりかかれないのに。
原稿が仕上がって手を離れた時は
ひとつの旅が終った、そんな気分になります。
10月はまいにちそれはそれは夕焼けがきれいでした。
カンヅメで何日もどこにも出ない日々でも
朝夕庭に出て、朝日を浴び、海に沈む夕日を拝み、体操したりして、またうちに入って原稿描きでした。
さて、近々のお知らせはどどっと溜まっています。
順に書かせていただきます。
まずは今日のピースフルな夕日を
xusa

- 2014/10/28(火) 21:24:43|
- 草暦
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矢谷左知子さん、文字書き、絵描きに、乗っていて、手を離すのが惜しいといっていたのですが、
ついに手放しました!
11月中旬から下旬には随時発送させていただく予定です。
以下仕様と価格です。
2015年1月〜2016年の2月(いわゆる旧暦元旦)までのカレンダー
詳細は上にのせた前書きページ画像をご参考ください。
サイズ 96mm X 210mm
色 濃紺
紙質 楮とマニラ麻とパルプ(比率は企業秘密とのこと)
つり下げ仕様 1部 1200円
5部以上 960円/部
10部以上 840円/部
30部以上 720円/部
折り本仕様 1部 1500円(自分で折る方は1200円)
5部以上 1200円/部(自分で折る方は960円)
※折りについては10部以上割り引きはありませんが、
自分折りに限って、吊りタイプと同じ割引になります、どしどしご自分で折ってください!
*ぼちぼち、ご予約お待ちしております。
矢谷左知子 xusa_sアットオドロクybb.ne.jp
石田 紀佳 lamudaアットオドロクya2.so-net.ne.jp 電話03-3485-2464(11/6〜11日は電話にでることができません)
- 2014/10/22(水) 14:03:47|
- 草暦
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縁側の修繕にともなって、樋もなおしました。
なおしついでに、樋から、雨水が瓶(かめ)に入るようにしたのです。
この瓶は越前焼きで、骨董界ではいわゆる下手物のいっしゅ。穀物かなにかを入れていたごくごく日常のものですが、とても大きくて、今ではあまり作られないものです。
これまでは玄関先でメダカを入れていましたが、庭先の樋の下に移動。
(メダカさんは玄関先で旧火鉢に入っていただくことにしました。)
メダカがいないので、ボウフラが我が物顔でいるのです。
おどろくほどたくさんいます!
それを、しばし見ていて思い出したというか、心あたったことがあります。
musiは小学生のころ、よくずる休みをして(でもほんとうにしんどかったのです、
学校にいきたくなくて。。。。)、布団の中に本を持ち込んだり、刺繍をしたりして、
でも午後になったらやおら起きあがって、庭にしゃがんでいました。
そして金魚やミミズやボウフラをみたり、草木をとったりして一人で遊んでいました。
それが、ある先生との出会いで次第に快活になって、中学生になってからはずる休みは、なくなりました。
(教科書を使わないで授業をしてくれました、でもすぐに亡くなってしまいました)
その先生が生きていらしたらまた違ったかもしれませんが、それからわたしは
中学生から高校生では、ボウフラもミミズもあんまり眺めなくなってしまった。。。
恋愛や部活、テスト勉強にかまけて。
恋愛はそういう時期にいたしかたないとしても、テストのための勉強の仕方の多くは、自分をバカにするものだったなあと思うのです。
部活も、もうちょっと体の使い方を素直にやりたかった。けっきょく試合に勝つってことが目標だったから。
もちろんやり方によっては、どんな教科も糧になるのだろうけど、ただただ早く終わればいいのに、って過ごしていた(特に漢文、化学)時間は、頭をぼかしたな。
もう高校生だったら先生のせいにもできないのですが、化学なんて、「はい、ここが東工大」とかって、入試の例題ばっかりで、実験なんてしなかったし、入試に関係のない地学は、そもそも教科になかったのです。
と、ボウフラを見てて、失われた時をとりもどそうとしているmusiでした。
自分はとりもどせなくても、出会った子供たち青年たちの、二度とないやわらかな時の、邪魔をしないようにいたいのです。
ボウフラは、無駄とも見えるほどの運動をする。あんなふうに泳ぐ必要があるの?
あるんだろうね、なくても、あるんだろうね。
モダンダンサーたちが、ひらひらくるくる踊って、びたっと止まって、またひらひらするのと似ている。
無限大記号に体をくねらせるなんてすごいよね。
けど、そんなボウフラダンスもおさまって、冬が来る。
蛹も踊る、ボウフラダンサーズ。
鬼ボウフラっていうんだよ、蚊の蛹。
よく見て、名付けたなあ。
musi
- 2014/10/21(火) 21:39:10|
- からだとこころ
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お待たせしています。
ただいま、草作家矢谷左知子が、暦の絵と文字に、誠心誠意をこめてとりくんでおります。
今年のテーマは「宇宙」。
深ーい、群青の色です。
経過を送ってもらったので、ちらみせいたします!
すてきでしょ?

紙はかわりますが、価格と仕様(紙の質感もふくめて)は前年同様にできるように調整しています。
しばしお待ちくださいませ。
- 2014/10/19(日) 21:03:11|
- 草暦
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今週末10月18日,19日、北軽井沢「ルオムの森」で行われる「マーマーなフェス2014」に参加させていただきます。
(草暦をもってきてね〜っていっていただいたのですが、まだ制作中で、11月すぎに出来上がる予定、お待ちくださいませ)
わたしは、えみおわすのブースに隣接して、種屋さんをします。
◉「たねの魔法」(種屋さん)18日、19日
自家採取の種と苗をもっていきます

フウセンカズラとトゥルシーなど
◉「森de魔女入門」19日11時10分から13時ごろ 会費1000〜1500円 予約不要
ルオムの森を散策します。 ちょうど人間どうしのお見合いがされている時間なので、
わたしたちは森の草木とお見合い、、、すなわち出会うことをします。
具体的にすることは、秘密ですけど、とてもシンプルなマジックです。
どなたでも身ひとつでできます。
小雨決行ですので、雨具のご用意をお願いいたします。
たくさんの人が集うお祭り。その喧噪の中での、静寂な出会いのひとときを。
石田紀佳

この絵はイラストレータのちこうゆみこさんが描いてくださいました。
春、ワンピースを着ておめかししてきたのだけど、野あそびに夢中になってお洒落どころでなくなって。。。という、わたしのイメージなのですって!
秋の野あそび森あしびは裾にタネがたくさんつきます。
- 2014/10/11(土) 22:46:34|
- musiの仕事
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たしかに大切なものをいただいた。
ありがとうございました。
あれはいつだったのか、と探したら、2008年の10/1日の日記がみつかりました。
取材でその人に触れて、
実ははためで見ているよりも、ずっとずっと深い感受性、思想みたいなものがあるのだと知って、
その美意識の源泉を、多くの人に触れられるようにしたいという(いっしゅの思い上がりですが)願いで、
「森の畑」(自然からの恵みという意味も含めて)のような本を編もうとしたのでした。
けっきょく、頓挫したのですが、そのほんのはじまりのプロセスでさえ、いただいたものは多くて、今でも影響をうけているところがあります、気づいていなくても、きっと。
この日記★はヨーガンレールさんのことでした。
50歳から畑をはじめて、美しい庭をつくった人。
もったいないほどよくしていただいたのに。。。
musi

- 2014/10/01(水) 12:16:43|
- 自然環境
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