草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

水洗式便所

ヨモギ上原のお手洗いは、
木製のハイタンクでの水洗式便所(説明すると長い)です。
チェーンをひっぱって水を流すもの。
なんどか修理してきたのですが、水をためるための浮きボール(というのか)の位置がうまくあわなくなって、水がつねにぽたぽた出ている状態になりました。
ほんの少しなので、水道代は100円あがるかどうかぐらいですが、そのぽたぽたという音が気になる。
そこで、タンクに水をためるのをやめて、タライに水をためて、その都度流すことしました。

けっこうな水の量をつかう。。。

なんだか新しい水を、自分が出たものを流すのに使うのは気がひけて、手を洗ったあとの水をためたり、台所で出た水を運んでいます。
庭の水やりが、雨樋からの水でまかなわれるようになって、台所の水を使わなくなったと思ったら、こんどはトイレに使う運命だったのです。

そっか。。。そういうことだったんだ。

日本は水に恵まれた風土だから、すべては「水に流す」という思想もあるのだけど、それでも、自分から出たものを流すための水をこんなに使っていたとは。
少しでも減らせば、ダムをたくさんつくる必要もなかったのでは?

人が密集して暮らす都会ではコンポストトイレはむずかしい、とあきらめてしまわないほうがいいのか、とか。

とか考えながら、お客さんきたら、タンクに水をためて、ふつうに水洗式ジャーにする。
さいしょの一撃の爆音にびっくりするけど、いたって簡単にことがすみ、らくちんだなあと思う。
でもこれが「文化的」というのは、違うなあと思う。
文化っていうなら、この水の使い方、この排出物の行方に、思いをめぐらして、どうにかしたい。
しばらくは、台所の水をためながら暮らして、探してみよう。

musi

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うちは、外の水道がないので、このけっこう広い庭の鉢ものや畑の水撒きに
台所の洗い物の水や、せんたくの濯ぎの水をウンショウンショ運ぶ毎日ですよ。

染めの水も、雨どいが壊れたところに大きなバケツを置いてて、それを使用。

トイレも小用はときどきお庭で。
前はノグソフィアも。
場所がなくなってしまったりで、今はなかなかだけど、いかに水を使わないかのミニマムな日々。

水道使用量は最低ランクなのだけど、ここは山なので、パイプの口径が広くないと汲み上がらないそうで、
基本料金がものすごく高くて、それは泣きます。。  

xusa
  1. 2015/10/26(月) 07:52:43|
  2. 自然環境

TABI食堂 のRAWFOODと草のおもてなし @ 草舟の庭

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今年は草暦の原稿がすっかり遅くなってしまい、原稿が手を離れるまで、他のことが手につきませんでした。
無事、なんとかかんとかアップし、今ごろはmusiさんが印刷手配で四苦八苦、、していることでしょう・・

さて、そんなわけでお知らせがすっかり遅くなってしまいました。
なんとあと一週間後、
また「TABI食堂@草舟」のお知らせです。
皆さまのご予定が合うとよいのですが。

今回はささたくやくんが聞き手となっての、草をめぐるお話し会もあります。
いつもはたくやくんの「旅のお話し会」なので、安心していたら、私の草の話になってしまいました。
たくやくんが聞きたいのだそうです。
わあ、ドキドキです。

この庭の植物たち、草たち、木々たちが伝えてくれていること、
私がそこから受けとっているなにものか、
たくさんの雑草と言われる草たちが共生している庭で、ひととき植物たちの声に耳を傾けながら
そんなお話ができたらと思っています。
なかなか言語化はむずかしいので、どうなることやら、です。

今の草舟の庭は、なぜか毎日ウグイスが鳴き、
コジュケイの家族が迷い込み、リスは元気よく枝渡りし、
たくさんの小鳥たち、虫たち、
木々には女郎蜘蛛の団地、その巣には大きなバッタがグルグル巻、、
窓には小さなヤモリ。
人よりも生きものに囲まれたワンダーランドです。

10/31からの三日間、
そんな庭のまんなかで、

TABI食堂のフルコースお食事会
草をめぐるお話会
TABIの音楽会

を開催します。

どうぞこの機会に草舟の草たちとともに
お食事やお話や音楽会を楽しんでくださいね。

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* Nomadic Dining *

* TABIのRawFoodと草のおもてなし *


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ささたくやさんは大学生のときに中米を馬で1年間旅をしました。
その体験がその後の彼の生きる哲学の原点を作ります。
シンプルで質素な日々のなかにある、鮮やかで豊かな暮らし、
未来への光を浮かび上がらせてくれるような、彼の料理はほんとうにLIVE FOOD、命のごはんです。
なにより、美味しく、うつくしい、
しかもアドリブと冒険に満ちている、
まさに「旅ーTABI」の食卓です。

草の庭での草たちとのおもてなし。私もお手伝いさせていただきます。
たくやくんと、この庭の植物たちに逢いにきてください。

まもなく定員となりますので、ご希望の方はどうぞお早めに。

10/31 Sat

12:00~14:00 『RawFoodお昼のコース料理』・予約制/限定10名/ ¥4800(税込み)*満席


11/1 Sun

11:00~13:30  『RawFoodお昼のコース料理』 ・予約制/限定10名/ ¥4800(税込み)*満席

15:30~18:00 『RawFoodの夕焼けコース料理』・予約制/限定10名/ ¥4800(税込み)*満席

くわしくはTABI食堂のWEBサイトを
http://tabi-kutu.namaste.jp/?p=4652


11/3 Tue ・祝


13:00~15:00 『草をめぐるお話・話し手:矢谷左知子 聞き手:ささたくや』・予約制20名/ ドネーション*満席

  * お話会後、TABI食堂のドリンクとスィーツの販売あります。

17:00~19:00 『TABIの音楽会』・予約制20名/ ドネーション*満席

 * LIVE後、TABI食堂のご飯の販売あります。

くわしくはTABI食堂のWEBサイトを
http://tabi-kutu.namaste.jp/?p=4672


◎今回のTABI食堂のお食事は、時間指定の予約制のコースとさせていただきました。皆様揃ってのコース料理にすることで、お食事の説明やそれにまつわるお話をさせていただく時間もしっかりと持つことができ、お客様によりその時間を味わって頂けるかと思いました。また、料理手としましても、お客さまとのコミュニケーションをしっかりと取れるということを一番に、この形でやることで得られるものが沢山あるというのが大きな理由です。

◎コース料理は各回とも、お客様全員揃ってお出ししますので、遅れることがないようにお願い致します。



【ご予約・お問い合わせ】

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草舟 on Earth

*詳しいアクセス方法はお申し込みいただいた方へご連絡します。(神奈川県葉山近辺)
*お申し込みは、下記を明記の上、こちらのメールフォームよりお願いします。
・件名「TABI食堂@草舟」・本文「参加希望のイベント名と日付、お名前、人数、連絡先」
   *hotmailの方、こちらからの送信不可のため、必ずお電話番号を記載ください。

*キャンセルはなるべく早くにご連絡下さい。前日からのキャンセルは全額お支払いお願いしま
す。

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  1. 2015/10/24(土) 22:11:36|
  2. 草舟 on Earth

晩秋のウグイスと草暦

このところ毎朝、遠慮がちなウグイスの声が庭でします。

一週間前ほどに初めて声を聴き、
え、聞き間違い?と思ったのですが、
日を追うにつれて、しだいにうまくなり、
なんとか、ホーホケキョ、と鳴けるようになってきて、
それが、でも、ほんとに遠慮がちでかわいいのです。

そのうち、今を盛りのヒヨドリ軍団に追われ、
一人うぐいすは、はじっこのほうに移動して、
また少し鳴いてみたり。

そんな声に毎朝癒されながら、
草暦、原稿がアップしました。
ふー、、
ようやく。。
今年はすっかり遅くなってしまいました。

これからmusiさんが印刷手配をしてくれます。

今年もまたよろしくお願いいたします。

xusa
  1. 2015/10/23(金) 21:35:01|
  2. 季節の草虫

2016年草暦は、草絵巻

みなさまおまたせしております。
旧暦対応なので、世の暦より、おくれがちです。。。
ただいま矢谷左知子が鋭意作画中。もうすぐ入稿です。

10年をすぎた草暦は、新境地。
絵巻風なんですよ。
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下書きをちらみせいたします。(色は茶系、多少変更あり)

これまで吊りタイプを使っていただいていた方も、来年は折り本タイプにされる方もいらっしゃるかも、と折り本の割合を増やそうかと思案中。
もし、ぜひ折り本を、という方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけると制作に反映できますので、ありがたいです。
価格と仕様は2015年版と同様です。コチラご覧下さい→

  1. 2015/10/21(水) 05:03:34|
  2. 草暦

初椿

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3日前
ファースト椿が咲きました。

初々しく小さな乙女椿。

椿に見とれていたら
その後ろでは
桜の落葉が空から降ってきて、
女郎蜘蛛の巣に引っかかってバウンドしながら宙に浮き

庭から見える富士山の頭もスッポリと初冠雪

小さく姿を現した冬の気配に驚いた朝でした。


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  1. 2015/10/16(金) 13:27:50|
  2. 徒然

草からおそわる 月桃編 (BRISA連載)

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湘南WEBマガジンBRISA
10月の連載
月桃から授かるもののことを少し
→http://brisa.jp/brisagram/p852.html

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xusa
  1. 2015/10/10(土) 14:24:09|
  2. 記事

クサギの実、縁の色

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松江でひとり反物を織る(座繰りで糸をつくり、染めて)女性の工房を訪ねました。
ちょうどクサギの実の時期で、今が採りどき、と、いっしょに採取。
クサギの時期はとっても短いし、保存もできない(冷凍であるていどできるが)ので、とりそこねると次は来年しかないのです。
ガクが蝋質なんですね。

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クサギの実をむしりながら、ひとまわりほど年上の美しい人から、その仕事に込める思いをつらつらとうかがう時間。
わたしは、クサギの実を見ながらも、まだ一度も染めたことはなかったのですが、いつか染めてみたいなあと思ってから、20年以上。そんな時を経て、今、こうやって、今年はじめて出会った人とクサギの実をとりわける。縁とは、なんというものか。まさか、クサギを松江の染織家の工房でとりわけるなんて思っていなかったけど、そう定められていたようにも感じる。

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彼女は20代で石垣島にいって、9年間で100反を紡いで染めて、織った。それが今の精緻な仕事の土台になっている。わたしの100反はなんだろう、とめまいがする。もしかしたら、まだ100反がないのかも。。。
しかし、ないのなら、これから紡ぎ織るしかない。目にみえない布かもしれないけれど。

musi

  1. 2015/10/01(木) 20:15:08|
  2. 季節の草虫