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草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

海獣の子 最終巻

海獣の子

xusaっちゃんがのりピータの誕生日に贈ってくれた「海獣の子」の最終巻。
それまでの巻は、何年か前、一気読みしていました。
でも最終巻だけ読まずにいて、さっちゃんが五十嵐大介さんから全巻いただいたって聞いて、読みたい気がむくむく湧いたのでした。
で、読んで余韻に浸っています。
もどかしい結末というか、おさめ方でもあるのだけど、
そういうふうにしか描けないだろうなあ、それが真実だろうなって。

日々些末なことに一喜一憂しているのが、ばからしくなって、広い気持ちになるのは、
神話の力なんだろうな。
海獣の子は、そんな神話のひとつを、作者が描いたものなのかも。

わたしたちはなぜか、神話、この世のはじまり、終わりに、ひきつけられて、結局はじまりも終わりもない世界に触れる。

例の地球詩絵本のための文をカタカナで書いていたのも、科学的なアプローチの発見、仮説を、平易なことばであらわしながら、ときのながれを体感できるようにしてみたい、という望みからでした。

ほんとうのことは言葉にできない、ってセリフが「海獣の子」にあって、
たしかに、そうで、言葉はいつもその周辺を踊っている。
言葉も絵も音もそうだろうし、真実ってことすらないのがまこと?

わたしたちは、どうしたって、まのこと に生きて死んでめぐっている。

「海獣の子」、まだ読んでない方、ぜひ。
musiは今年の夏は海に入れず、埋め立て地の上ばかりにいたのだけど、海に潜ったような読後感なり。
そういうことだったんだなあと妙に納得。
いつだって海にいる、
でも、でも。。。やっぱり、ほんとの海にも浸かりたい。。。

musi
10月1日と2日の地球詩絵本の展覧会→を東京町田シトラスプレスアトリエでいたします。
ぜひ、4600ページをめくってみてくださいね。
個人宅になるので、ご興味のある方に地図をお送りしています。
石田までお問い合わせください。
lamudaあっとまーくya2.so-net.ne.jp
  1. 2016/09/22(木) 20:08:55|
  2. 海辺の生活

草暦 かきはじめ

2017-11.jpg 2017-12.jpg

2017年 くさこよみ
筆をとりました。
(といっても電子ペンですが)

毎年、
まずはこの罫を引くところから始めます。
すべてフリーハンド。
気持ちを整えるレッスンになるなあ、と
13ヶ月分の毎日を線で引いていく作業を
年に一回、続けてきました。

毎月をこのような形で表すようになって、月ごとの形が見えてきます。
一応グレゴリオ歴に基づいた運びなので、この形になりますが、
他の暦の形はどうなるだろう、など興味が湧きます。

長い線を引くときは、一刀入魂・・

去年までは息を止めて引いて、
引き終わってから、ぷはーっと息を吸う、
そんな感じでしたが、
今年は吐いてみたり、吸ってみたり、
気がついたら、なんだか自在にできるようになっています。

musiさんと二人三脚で始めて、
いつのまにか12年目。
ひとめぐりです。

いつまで続くんだろう。

しわくちゃ婆さんになっても作ってたらおもしろいなあ、
2017年版、
はて、どんな暦になることでしょうか。
それは本人たちにもわかりません。

たのしみに待っていてくださいね。

xusa
  1. 2016/09/07(水) 14:05:33|
  2. 草暦

草のリトリート

スクリーンショット


草リトリート
参加受付中


海の目の前で山の中、そこに草舟はこっそりとあります。
細い山道を歩いてしかたどりつけません。

ここは特別な場所です。
でも、しだいに開発の波が押し寄せてきています。
いつまでこの環境があるか、時間の問題。。
ほんとうに人の暮らしはどこまでも蝕んで、これからどうなっていくのでしょうか。
いつも、大騒ぎに逃げ惑う、コジュケイもここでやっと生きているのにね。。

’リトリート’には、隠れ家の意があります。
その意味では、草舟は普段からリトリートなのですが、
夏におこなったリトリートがとても愉しかったので、季節ごとにやってみたいと思いました。
この環境があるうちに。

時間をはずした
草と人の交感

草を通して、その先に見えてくるものと繋がる半日です。
人間の都合からは外れて、植物や他の生命体との世界にたゆたうことで、その日やることが決まっていく。

秋風の吹き始めた草舟、
ふだんとは違う時間を少人数で、
草舟の庭と、
山と海で草の霊力を存分に浴びながら

草のお話や草仕事や散策や瞑想や交感や・・

ゆったりとした刻の流れのなかで、何が立ち現れるでしょうか。

緑の世界にご案内します。


【日 時】9/10(土)9/22(祝・木)いずれか  10:30-15:30くらい *10日は受付終了(キャンセル待ち)
【受講料】8000円(草弁当・草のお菓子・おみやげ付き)一日3名以下

*お申し込みはこちらのメールフォームより
 ご希望の講座の日 / 講座名 / お名前 / 連絡のとれる電話番号 を明記の上、ご送信ください。

*こちらの返信が迷惑メールフォルダにはいったまま、気がつかないことが多発していますので、ぜひお電話番号や、他にアドレスがあればお書き添えください。

xusa
  1. 2016/09/04(日) 09:41:31|
  2. 草ワークショップ

玉虫と洗濯

玉虫1

玉虫2

雑草園で草引きをしていたら、ブーンと大きな羽音。
それがメタリックにひかってる。
わあ、玉虫だあ、と思ったら、こっちに体当たりしそうに迫ってくる。
思わず体を反らしたのに、その子、わたしの麦わら帽子に着地。
はや!! 家の中にいる人にみせようと、そっと水平移動してそのまま部屋に入り、
帽子をテーブルの上に。
ああ、玉虫色〜

昔、木幡に住んでいたおばあちゃんの北側の部屋の箪笥に、この羽が和紙につつまれて入っていたのを思い出した。
こうやっておくと、着物が増える、っていってた。
(どくとくの匂いの暗い部屋でみて、かなりぞくっとしたっけ)

でもいま、着物が増え過ぎて、みんな捨ててるから、玉虫の羽を入れる人はいないだろうな。

私も、玉虫のお世話にならなくてもいいくらいの服があって、
それで洗濯がたいへん。
汚れたら洗う、から、着たら洗う、が常識だから、わたしもついつい洗ってしまう。
水を通すと気持ちいいものね。
縁あって、センタッキなし暮らしなので、さすが洗剤を使うと、すすぎがたいへんなので、水洗いが中心。
すすぎを減らしても、脱水問題が。。。

そこで、今日は玉虫のご縁もあって、これまで棚上げしていた、手動遠心力脱水に挑戦。
タマネギのネットにシャツをいれて、お庭で腕を思いっきりぐるぐるしたけど、
予想よりも水が切れない。。。
八の字回しとかいろいろやってみたけどさあ。

まあ、いい運動にはなるし、絞るより生地を傷めないからいいのかな。
けっきょく汗をかいて、また水洗い。。。とほほ。
冬はいいかな。

洗うことのスタディとして手洗い生活はまだまだ続く。
洗う、きれいにすること。
それは汚れを他にうつすこと。汚れが汚れでなくなること。
大きな目で、洗うということをみつめる。

玉虫さんの羽音ときらきらを思いながら。

musi
  1. 2016/09/03(土) 15:57:09|
  2. 季節の草虫

9月の草講座

つぎつぎと、ご案内ばかりですが・・
9月の草舟、草講座のお知らせです。
夏の間の草舟ジャングル、すこーし落ち着いてきました。
秋風とともに、心も身体も次のシーズンを迎えます。
草たちもまた。

参加受付中
_________________

9月の草講座のご案内
__________

9月は草舟での草WSに加えて、
海での素潜り講座、
琵琶湖・沖島での草合宿、
滋賀県大津での草講座があります。

草講座は、今、
海へ、
草リトリートへ、
そして、
直感とアドリヴの草合宿へ、
いよいよボーダーがはずれてきました。

どこまでいくのでしょう??
それだけは本人にもわかりません。。。

また直感で響くものがありましたら、お出かけくださいね。

分かち合いをできますのを、愉しみにお待ちしております。

*ご予約はこちらのメールフォームより
 ご希望の講座の日 / 講座名 / お名前 / 連絡のとれる電話番号 を明記の上、ご送信ください。

*こちらの返信が迷惑メールフォルダにはいったまま、気がつかないことが多発していますので、ぜひお電話番号や、他にアドレスがあればお書き添えください。


【9月の草講座 スケジュール】

・9/10 or 9/22   初秋の草リトリート
・9/14      草と海 素潜り講座
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・9/17〜18    草合宿@琵琶湖中・沖島
・9/19      草講座@滋賀県大津
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・9/22      初秋の草リトリート
・9/25      草紐・草籠つくり
・9/29      草染め



◉9/10(土)9/22(祝・木) 《初秋の草リトリート》
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夏の草リトリートは、ゆったりと、そして羽目をはずしました。
秋風の吹き始めた草舟、
ふだんとは違う時間を少人数で、草舟の庭と、山と海で草の霊力を存分に浴びながら。
草のお話や草仕事や散策や瞑想や交感や・・
ゆったりとした刻の流れのなかで、何が立ち現れるでしょうか。
少人数でおこないます。

【日 時】9/10(土)9/22(祝・木)いずれか  10:30-15:30くらい
【受講料】8000円(草弁当・草のお菓子・おみやげ付き)一日限定3名以下


◉9/14(水) 《草と海 素潜り講座》
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「海と溶ける」


素潜り講座@草講座は2015年の夏から始まりました。
草仕事で感応していく、自然界との深いコンタクトと、海に身体ひとつで潜ったときにわかる感覚の同質さ、
草世界と海との根源的な類似性に感銘を受け、草講座のなかでやることとなりました。
フリーダイビングの日本代表選手でもある友人の武藤由紀さんが先生です。

海という別次元を知っていただきたく、陸の草から繋がる海世界の入り口のご案内です。
そこにずっと存在していた、地上では計り知れない深淵なもうひとつの世界があること、
一人一人がそこを深く感じ繋がることで、地上のさまざまな問題は自ずから解決していく(心も身体も’国際問題’も!)のでは、と体感したほどです。

当日は朝の座学から始まり、呼吸法の実際など習得してから海に入ります。
初心者クラスですので、潜ったことのない人も大歓迎です。
世界のもう半分、海という世界に分け入っていきましょう。


【日 時】9月14日(木)9:00−13:30ころ
【場 所】草舟 on Earth and 海(葉山・芝崎)
【受講料】8000円 + スポーツ安全保険800円


◉9/17(満月・土)〜18(日) 《草霊と音霊 / 草と音合宿@沖島》
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「草霊と音霊」ー草と音と水 湖中の満月合宿
琵琶湖に浮かぶ沖島。
ゼロポイントとも謂われている処。
そこで葉山の友人の稲垣遼さん(ディジュリドゥ奏者)と共に、草と音の二日間を過ごします。
草世界のお話・草仕事・島内散策・演奏・その他

一日目  草霊と音霊
二日目  草魂と音魂

詳しくはこちらを(草舟 on Earth ブログ)
http://kusabune.blog.fc2.com
またはお問い合わせください。


【日 時】9/17(土)〜918(日)
【受講料】25000円(一泊二食宿泊費・ワークショップ代・演奏代含む)




◉9/19(祝・月)/ 《草講座@大津》
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「草をめぐるお話と、草仕事」

琵琶湖そばの山のなかの古民家、奥加河荘(おくかごそう)でゆったりと
おいしいお昼ごはんもいただきながら、山の緑、足もとの草、まわりの生き物や、音、と共に深く在る、
そのような刻をご一緒しましょう。

*草をめぐるお話・草のワークショップ・散策・音・その他

【日 時】9/19(祝・月)10:00-15:30
【受講料】6500円(昼食代・材料費等含む)

詳しくはこちらを(草舟 on Earth ブログ)
http://kusabune.blog.fc2.com
またはお問い合わせください。




◉9/22(木)/ 《初秋の草リトリート》
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*10日に準ずる内容

【日 時】9/22(祝・木) 10:30-15:30くらい
【受講料】8000円(草弁当・草のお菓子・おみやげ付き)一日3名以下




◉9/25(日)/ 《草紐・草籠》
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庭に自生している月桃から草の紐を縒ってつくります。
手のなかに草を包み込むようにして紐を作るのは大変たのしい作業です。
月桃の清冽な香りに包まれながら、その葉のお茶を飲み、茎から紐をつくり籠(かご)編みしましょう。
籠用の草紐は当日は完成しないので、籠編みには他の紐で代用しますが、紐より、籠編みをマスターしていただきます。

【日 時】9/25(日) 10:30-15:30くらい
【受講料】5000円(材料費・草弁当・草茶など込)



◉9/29(木)/ 《草染め》
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草を自ら収穫し、その命を色としてうつしかえる

草たちは、同じ草でも季節によって内包している色素が違います。
自然物からいただく色は同じ色はありません。
そこがとても楽しく、またいつも神秘を覚えます。
この講座は草を実際にご自分で収穫するところから始まります。
わたしたちのすぐそばに生えてくれている草たちをいただいて、その中に潜む色を布に移しかえます。
自然染めとは、なんとミラクルなおこないかと、いつも感じ入ります。

【日 時】9/29(木) 10:30-15:30くらい
【受講料】7000円(染め布二種 材料費・草弁当・草菓子・草茶など込)
  1. 2016/09/02(金) 23:09:29|
  2. 草ワークショップ

追記とチラシ 【草霊と音霊】

草霊と音霊 奥かご草講座

草霊と音霊 湖中満月合宿と草講座  9月17-19日

当日、ご一緒する稲垣遼くんが
沖島の説明を含む案内文を書いてくれました。
わかりやすいので、こちらにも。

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琵琶湖に浮かぶ島で唯一人が住む沖島。
周囲6km程で車もない島内は昭和30年頃と
変わらない風景、漁港から足を一歩入ると
人や豊かな植生から存在を許されているような、
ゆったりとした時間が流れています。
真水に囲まれ、湖岸の波音が耳に入ってくるだけで、
もう言葉はいらない、、
そんな沖島滞在の体験を「葛」というキーワードと共に
ご近所にお住まいの草作家、草暦を制作される
矢谷左知子さんにお話したら
あれよあれよという間に決まった満月合宿。
沖島在住で、今回の合宿にご協力を頂いている
アトリエカフェ汀の精(みずのせい)
奥村ひとみさんも先日葉山に来て下さり、
矢谷左知子さんとの顔合わせも実現し、
2016年9月1日新月の日に正式にご案内させていただきます。
誕生月を迎える私にとっても未知なる世界へ、

「草文明開闢」が満月の日、
9月17-18日琵琶湖中沖島にて。
9月19日は大津市山中、奥加河荘での草講座。
草霊 音霊(くさだま おとだま)ツアー始まります☆

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草ー野生の草たちとの草仕事・草講座
音ークリスタルディジュ・シンギングリンの演奏
水ー湖の真水・南極の水
https://www.facebook.com/events/1751642411771833/

xusa
  1. 2016/09/02(金) 22:48:47|
  2. 草ワークショップ