よもぎ上原の家に越してきたとき、お庭に水路というか溝を掘りました。
今日、20年近くぶりにその水路を10センチほど横に移動させようとしたら、思ったよりたいへん。
いや,たいへんだろうなと,うすうす気づいていたので、のばしのばしにしていたのです。
木の根っこが土中にあって、掘り進めないのです。
なので、今日はあらかた工事でおしまい。
全長わずか5mもないのですが。。。
この溝は、屋根の樋からおちた水が、庭のはしに流れるように、家人が掘ったもので、
当時は、ナイル川とよんでおりました。
なぜってこの溝に腐葉土がたまるからです。
そのナイルの賜物を移動すると、小さな庭の土は養分たっぷりに。
(たっぷりすぎて、木が大きく育ちます。)
一昨年、樋からの水をカメにためるようになって、水やりのための動線がかわりました。
そうなると溝のためにたいへんに歩きにくいことが判明。
溝を少し移動すると、たいへんに歩きやすくなるなあと思いながら一年。
続きはまた来週に。

musi
- 2017/03/30(木) 20:37:47|
- 自然環境
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今年の旧暦は閏月が入るくらいなので、その閏月にむかって新暦とはひと月以上の差が出ていきます。
きたる旧暦桃の節供は、3/30日。
ほんとうに月遅れの節供といっていいほどですね。
秦野雑草園でもそろそろ桃が開いているんだろうなあ。
そこの桃の花は白くて、実もなります。小さいけれど、熟すと、甘みがでるんですよ。
もも、ってなんで、ももっていうのかな。兆しという文字と似ている、などと文字面を眺めつつ。
あ、眺める、にも、兆しがある。
そんな桃のお話と、どうして三月三日が女性の日になっていったかについて、
よもぎの菱餅をつくりながら、ともに思いをめぐらしましょう。
4回目の新宿朝日カルチャーセンターでの講座は4月1日、10時からです。
性別問わずご参加大歓迎です。
街に花が咲きますように。
お申し込みはこちらからです。
魔女に学ぶ七十二候 春の月と女性の身体
ゆきさんちの桃の花

うちの白花桃の種子。今年、蒔いてみよう。
musi 石田紀佳
- 2017/03/23(木) 09:40:51|
- 七十二候
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4月と5月の草講座のスケジュールです。
4月末からは、葉山芸術祭も始まります。
今年も前半は「草の布展」後半に「草講座」。
この時季ならではの、草たちとのあれやこれや。。
作業もいろいろ始まります。
いよいよ、、草のシーズン!
xusa
お申し込みは
xusa_s★ybb.ne.jp
(★の部分を@に変えてください)
お名前 / メールアドレス / 電話番号をご記入ください。
*こちらの返信が迷惑メールフォルダにはいったまま、気がつかないことが多発していますので、ぜひお電話番号や、他にアドレスがあればお書き添えください。また、hotmailの方への返信は届かないことがありますので、該当の方は電話番号を必ずお書き添えくださいね。

- 2017/03/18(土) 22:45:30|
- 草ワークショップ
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ああ、草舟のデッキ、青竹がいいなあ。
青竹と女房は新しい方がいい?
四月になったら海藻拾いにいきたいです。
みなさまもぜひ新装の草舟へ〜
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そのまえにmusiは恒例のヨモギ上原ハコギャラリーで
春分にむかうごはんづくりです。
えみおわすの素材の心地よい服が色あざやかにそろったなかで、
つくります。
えみおわす春展の詳細はこちら→ごはんはこちら→
今年の緑汁はユキノシタを予定しています。(画像は去年のアカマツ、ちょっと見ためも違います)
昔、いっしょに暮らしていた猫がケガをしたときに、ユキノシタをすりつぶして傷口にぬり、ごはんにも刻みました。
猫のホタルは、その傷口にユキノシタをもみこむように口ではむはむしたのでした。
じつは。。。念願のお花屋さんをキッチンの片隅で小さく小さくします。
庭で摘んだお花を一種類だけ。
なおきくんに「やってもいいよ」といってもらったら、
やりたかったくせに、どきどきして考えただけで手がふるえるのです。
幼いころからしたかったことです。
もしみつけてお花と気があったら、ぜひ連れて帰ってくださいね。
musi
- 2017/03/12(日) 17:40:10|
- 季節のしごと
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草講座【草から箒をつくる】3/9*参加者受付中です。

草の國、草舟の庭で、ちいさな草箒つくり with 草弁当つき
【日 時】3/9(木) 10:30-15:30くらい
【場 所】草舟 on Earth
【受講料】5000円(草弁当付き)
お申し込みは
xusa_s★ybb.ne.jpまで
(★を@にかえてください)
お申し込みの方に詳細、アクセスをお知らせさせていただきます。
- 2017/03/07(火) 09:12:32|
- 草ワークショップ
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草舟ただいまデッキ修復中。。
あの素敵だった八角形の篠竹デッキは取り外されました。
musiさんもなにかとあちこち修繕しているようですが、
こちらも、世の通常のリフォームとは、そうとうに様相の違ったことを密かにやっています。
xusaもmusiも、あるもので工夫する、というところ、
そしてそのやり方は、かなり世のスタンダードからは逸脱しているところ、
かつ、それを思いきり楽しむという取り組みは、まったく同じ二人です。
3年前、近所の森友のエリックが、デッキが壊れて困っている私に、
「さっちゃん、あるもので作り替えよう」と言ってくれ、
結果、敷地内の篠竹ですばらしいデッキができあがりました。

土台もall廃材、
竹も自前で調達、
材料費は棕櫚縄と釘だけ。
巨大よしず編みの八角形デッキは、近所の友人たち数人で、
せーの、で編み上げました。
みんな、ありがとう。
そのデッキができた途端、この庭が完成した、と思ったものです。
庭の木々、草々たちが、歓び調和が始まったのを感じたのです。
そこから草舟の庭は一気になにかが次ぎに進みました。
それから3年、
この山の強い日差し、雨風によく耐えてくれましたが、いよいよ限界で、ついに取り外し。
当初は土台の上に、新しい竹を張り替える予定で、
一年前、森に入り、竹を切り出し、人力で運びました。
軽トラなど持ってなく、
またうちは車の入らない山道、
縄文時代のように最初はかついで、
二度目は懲りて、エリックさんが一輪の小さな車輪を持ってきて、
それに竹を通し、その場で竹の一輪車を作り、運びました。
結ぶ紐も、そこに生えている草を使って。
ひそかに江戸以前のような、
すべて人力、その場の素材で済ます山仕事。
それを数度繰り返し、
1.2月の間に100本もの竹を二人でうちまで運び込みました。
素材も山に行って調達するリフォームは
かなりの重労働ですが、身体が底から沸き起こる歓びで、たのしくてしょうがないのです。




それなのに、
今回、いざ、始めようとしたときに、
なにか、土を出したほうがよい、との声を二人ともが感じ、
デッキをつくるのをやめ、ちいさな縁台だけにしました。
今まだ工事中ですが、早くもこれまでと違う流れが庭に巻き起こっているようです。
新しい風が入り込みました。
長年、デッキの影で日の目を見なかった土たちが表に出て、
春の日差しを浴び、なにやらうれしそうな感じもします。
土の庭、
これからどんなことが始まるかな。
しばらく手をいれず、草の成り行きを見守ることにしましょう。
xusa

- 2017/03/04(土) 12:23:09|
- xusa草暮らし
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