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草虫こよみ xusa musi coyomi

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草暦 折り本仕様のカバー

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この三年xusaが使っている手作りカバーです。

かつて「草の布」作家だったころに織った葛布
野の葛を繊維にして、山栗のイガで染めてから織った布です。

写真は、作り立ての2016年のものと、
今のものです。
だいぶヨレヨレしてきました。

布は葛布
紐も野生の苧麻から撚ってつくった草紐
*草暦吊り下げ版にはこの紐と同じものを、xusa musiともに、内職で一部一部を綴じているのです。
玉も手作り。田んぼの土を庭で焼いてビーズにしました。

草から布を織るまで。
やっていたころは、ごく普通の仕事だったのだけど、
いったん辞めてみると、よくまあやってたなあ、、と
はるか昔の自分を見ているような気分になります。

実際、遠くに来てしまいました。
今わたしは、宮古島のお馬さんからの連絡をうけて、なぜか馬のことが始まり、
それに端を発して、いよいよ動物たちの領域で動いています。

もちろんそれは、その前に、草からたくさんのことをおそわってきたからです。
その仕上げとして、次に動物たちのところへ行きなさい、との連絡が草からあった、
そんなところです。

毎日ものすごくたくさんのことが動いていて、
なかなかここでお知らせする時間もとれない、そんな数年ですが、
草と馬は自分のなかで、同一のものですので、
今年はこれまでおろそかにしていた、記事アップも精を出したいと思っております。

もうすぐまた宮古島に行ってきます。

xusa
矢谷左知子


  1. 2020/01/30(木) 11:47:16|
  2. 草暦

草暦 折り本手帖あります

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2020草暦

印刷が上がって、たくさんの梱包が届いた時には、うれしいのと同時に、
この山が亡くなる時が来るのだろうか、、と毎度おののき半分なのですが、おかげさまで底が見えてきました。

吊り下げにしても、折り本にしても、届いてからの内職がまたひときわ手間取ります。


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吊り下げ仕様は、
夏の間に、野生の草から自ら作った糸で、一月分を綴じ合わせます。
糸といっても一本として同じではない、野生の繊維なので、揃えて一束の紐にしてから、穴に通して結ぶ。
じつは職人芸でもあります。


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折り本仕様は、
カットしていないシート全三枚を糊で張り合わせ、蛇腹に折りあげて一冊にします。
これがまた内職の手間がかかるため、ついつい後回し。

そういうわけで、折り本は積極的に告知もしないできたために
まだまだあります。

実はスケジュール手帖として、ご愛用くださっている方も多く、
和紙のためにボロボロになって、めくれあがったりしても破けず、
それがいい味を出したりしています。

今年、旧暦のお正月からのスケジュール帖にいかがですか。

ご希望の方はxusa(矢谷)までメッセージをくださいね。
xusa93hina*gmail.com
(*を@に変えてください)


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  1. 2020/01/16(木) 15:58:45|
  2. 草暦

暦、折り仕様をポスターとして!

hasuikeのともみさんは、アトリエでこんなふうに使って下さっています。
じつは、omotoのともこさんも、ポスターみたいに使いたいというので、折らずにお渡ししています。
めったにそのようなご要望はないのですが、そのように使いたい方には、折らずにお送りすることもできます。

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2020年8月27日〜31日 hasuikeジーンズ受注会を代々木上原hakoギャラリーで開催決定しました。
わたくしmusiは手摘み紅茶で応援参加します。

別件お誘い;来週23日木曜日はパーマカルチャーランチです。もーし暦のご入用あれば、もっていくのでご連絡くださいね。あと数部あります。

musi norika
  1. 2020/01/16(木) 14:02:37|
  2. 草暦

草暦の十三ヶ月 一月

1新旧ふたつ

草暦1月


「 然して 草よ 人よ 」  2019版


「 この星の ものがたり 」 2020版


草暦の最後の一頁、お使いになっていますか。
12月が終わったら、もう一枚めくってみてくださいね。
最後のさいごにもう一ページあります。

何年も気がつかなかった、という方が居て、それもちょっとショックでした。

草暦はグレゴリオ暦に合わせていますが、
毎年最後の一ページは、いわゆる旧暦の元旦で終わるので、いつも十三枚あるのです。
最後の一枚は、オマケの時もあり、実は密かに核心だったりする時もあります。
2019版では後者です。

草暦では、一月は新旧二つの暦が並ぶ、唯一の時。

前年では、暦の13ページ目に来るので、エンディングとなり、
本年ではトップ、始まりの一頁、

同じ一月でも、それが持つ性質が違う、というのが、
作っている本人にとっても面白いことです。

2019年版の方では
前月12月の山獣たちへの一文を受けて、草も、人も、
という意味で後に続けました。


もろともに 光と在れ 山獣たちよ

然して 草よ 人よ



里山に出てこざるを得ない、棲む場を奪われた熊たちへの祈りの12月を受けて、
草も 人も
みな、もろともに光と在れ との願いをこめました。

さて、2020
いよいよ物語のはじまりです。

xusa
矢谷左知子



  1. 2020/01/11(土) 21:06:15|
  2. 草暦

二十四節気七十二候の手仕事と星の会

旧暦(月暦)の元旦は1月25日、当然新月の日ですね。
旧暦のお正月にはいくつかの講座をいたします。
月と太陽とそのめぐり、暦、未来のお話をしましょう。

◎1月25日土曜日は、旧暦の仕組みを学び、玄米と野草のお粥をいただく会を新宿朝日カルチャーセンターで→


◎1月26日日曜日は、占星術とフラワーレメディを西荻窪おこさまボーイズで→

◎2月1日土曜日は、植物の魔除けについてのお話と節分の会を青山NHK文化センターで→

シリーズものですが、単発のご参加もできます。
2/1日は下記の内容です。

「節分のヒイラギと豆 魔除けの植物とは」

立春前日の節分の日、ヒイラギで門守(かどもり)をつくります。
柊鰯(ひいらぎいわし)といわれるものです(ご希望の方だけイワシを使います)。

旧暦では立春から新しい年がはじまります。
一年の暦を見渡しながら、
魔除け、邪気払いに使われてきた植物について学びます。
お節供ごとに植物が登場します。

数種類のお豆も少し煎ってみましょう。
この煎り豆、じつに重宝です。

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石田紀佳

  1. 2020/01/11(土) 09:17:46|
  2. musiの仕事