草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

「葛布・苧麻布・草の布」展 +「草講座」(葉山芸術祭参加)のご案内



そもそものきっかけは、チェルノブイリの原発事故でした。
その衝撃から、足下の野生と繋がることを身体が求め、
それ以降、わたしは野生の草の導きに従うようになります。

今、原生の草たちは危機的状況です。
絶え間ない不必要な根こそぎの草刈り、除草剤、
周辺は絶えず痛めつけられています。
そのあとには、強い外来種が着生していく。

こうしたすぐそばの自然界の追いつめられた状況と、今連鎖的に起こっている自然災害は無関係ではないように感じてしまいます。

アマゾンやボルネオの熱帯雨林がなくなっていくことで、地球には大きなダメージが来ている、
木々からの声を無視し続けてきた結果、地球規模でバランスが崩れている。

草も同様、
いま、多くの人の目には、ただの雑草、と見えているかもしれませんが、そこでも生態系に異変が起こっているのを感じます。
たかが、草、ですが、これはとても大切な、大地のバランスの大元だと感じています。
食であり、薬であり、生き物たちには心地のよい住み処であり、時に人にもベッドであり。。

あまりにも草を粗末にしてきた結果、周辺の生き物や菌類や、虫たちも影響を受けています。
昔よく聴いた鈴虫の音も、聴かなくなりました。
原生の草むらは、知らない間にどこにもない、それが今のわたしたちの周辺で起きていること。
これらの先には、なにがあるのでしょうか。

と、前置きがながくなりましたが・・

そんな草たちの協力を得て、長年つくりあげてきたものがあります。
野生の草の織物・・
4/27から、長年の草ワーク、「草の布」展が自宅で始まります。
葛や苧麻といった、雑草の代表格の草と二十数年間、密に過ごしてきました。
そこから学ばせてもらったものが、たくさんたくさんありました。

今年の葉山芸術祭では「葛布・苧麻布・草の布」展と、
それに続く草の手仕事「草講座」ワークショップをします。
布は過去作品、久しぶりに新作、草のアクセサリーも今製作中です。
すこしですが、展示販売をいたします。
ご高覧いただけましたら、光栄です。
今の時季ならではの草の手仕事もご一緒しましょう。

*展示・ワークショップともに、ご希望の方はメールフォームよりご連絡ください。
 アクセスなどをご案内いたします。



展覧会
___


◉4/27〜4/30 
<葛布・苧麻布・草の布> 

矢谷左知子「草の布」作品展  ・入場無料

*草のアクセサリー(新作)の販売もあります。
12:00-16:00 期間中「草茶屋」OPEN (草のお菓子有り)



草講座
___
  *要ご予約。ご参加受付中です。

今年も連続草講座始まります。
一年でもこの時季にしかできない、「草の糸つくり」「草の歯磨き粉つくり」など様々な草ものつくりの講座がいろいろ。


◉5/4(水) <草と紐>
野生の草を撚って草の紐をつくります。手の中で草が美しい道具として生まれ変わっていきます。
10:00-12:00(午前の部)14:00-16:00(午後の部)どちらか
3500円


◉5/6(金) <草と海>
草と海の根源的な類似性を感じ、草海講座が始まりました。当日は潜らない素潜り講座。
10:30-12:30 ゲスト武藤由紀(フリーダイバー)
3500円


◉5/10(火) <草と治癒>
野生の草(よもぎ)からモグサをつくり、鍼灸師さんにお灸をおそわるヨモギの一日。
10:00-12:00(午前の部)14:00-16:00(午後の部)どちらか
3500円


◉5/12(木) <草と糸>
野生の草(苧麻)の採取からはじまり、それを糸にするまでをします。瑞々しい草の糸の美しさに感動です。
10:30-14:30
5000円(草弁当付)


◉5/14(土)<草の歯磨き粉つくり>
草から歯磨き粉をつくります。江戸のころまでは使われていたものです。歯肉炎によく効きます。
10:30-14:30
5000円(草弁当付)


◉5/17(火)<草カーテンお茶会>
野生の草の糸を編む時間。編んでいただいた一片は草カーテンの一部とさせていただきます。
10:30-12:00(午前の部)14:00-15:30(午後の部)どちらか
2000円(草茶・草菓子付)


◉5/19(木)<草と染め>
山の草を取りに行き、その時季の草で染めます。草たちからのギフト。どんな色になるでしょう。
10:30-15:30
5000円(草弁当付)
  1. 2016/04/21(木) 22:53:04|
  2. 草ワークショップ