草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

子ツバメの命から選挙まで

道を歩いていたら
突然カラスが低空飛行で私のすぐ脇をすりぬけていった。
なんとも違和感のある飛び方だとおもった。
目で追うと、口になにかをくわえている。

そして続いてそのすぐあとに、ツバメがカラスを全力でバタバタと追いかけてきた。
カラスの口の周辺を、叫びながら、激しく飛び交う。

どうやらヒナが持っていかれたのだとわかった。
ツバメのお母さんが必死でカラスに立ち向かっていた。
でも、もうかなわない。

なんとも。。

暗い気持ちになるけれど、この星ではそれは自然の摂理。
カラスだって子育てしている。

他の命をいただく、ということが、この星では宿命となってしまっている。

以前動画で、
トラックに乗せられて屠殺所に連れて行かれる仔牛を
お母さん牛が追いかけていくのを見た。どこまでも、どこまでも、見えなくなるまで。
ベソベソ泣けた。

カラスのことはしょうがない。

でも人の美食のために、
単なる趣味嗜好のために、
娯楽のために

たくさんの動物たちが、無残なことになっている、

それもこの星の宿命なのだろうか、

そうではないと思っている。


食べ過ぎる飽食文化のなかに、
そして食べ残しの残飯のなかに、
その仔牛たちの命も入っていて、

毛皮や鞄や象牙や亀甲の細工のために
野生の生き物は密漁され犠牲になる。

お母さんを奪われた赤ちゃん象が悲しみに混乱している映像も見たことがある。

もう絶対数が少なくて、
彼らは、やっと生きてるものたちでもある。

サーカスや、
ペットの繁殖業者
希少種の密売

命をお金で売り渡すさまざまなこと。

残酷な動物実験。

ダウンなどのために生きながら羽をむしられる鳥たち。
漢方の熊の胆のために、熊たちには生きながら死の苦痛が与えられる。

そして
なにより日々の食用肉になる、牛豚鶏たちの現実。


はー、もうキリがなく、動物をめぐる、心痛む現実にあふれていて
なんとかしなくちゃ、と思ってみても、途方もなく、
そしてその残酷な現実を直視する勇気が、情けないことに、私にはさらさらなく。。
反応しすぎて耐えられないのです。

せめて
肉食をやめ、
動物実験のものを買わず
ダウンを買わず
エネルギーを使わず
排水に気をつけ

動物側にたって行動する人たちのサポートをしたり、

せいぜいそんなことくらいしか。

それだって自己満足に過ぎないこともわかってる。
まだまだ知られていない、気がついていない過酷な現実があることも。

でも、できることからするしかない。
ひとつひとつ。



今回の選挙で、公約の一つに、動物の殺処分をゼロに、と掲げる候補者がいた。

人の都合ばかりが取りざたされる、その最骨頂でもある国政選挙の公約のなかに、それを入れこんだ感度は新しい。
公約に他の命のことまで言及できる、
そこにまで感覚が及ぶ政治家が増えることが、フェアで平和な世界の実現に直結していると思うのです。

その人は残念ながら当選しなかったけれども、
いつの日か、そんなこと当たり前、の世界になることを夢想してみる、
そんなこんな
徒然なるまま・・

xusa
++++++++++

ことばをなくしてしまう。
つばめのおかあさんがカラスをおいかける目とくちばしが見えた。
そしてカラスにもカラスの子がいて。。。

他の命によって生きるほかないわたしたち。
共生か競争か?
競争も共生もいっしょなんだって、野原は教えてくれる。
共生がなれあいや共倒れにならず、
競争が争いにならなくて、励みになる。

たとえば自分はどうだろう。
自然体で、ありのままで、ぽかん と しっかり生きる。
いつのまにかそうなっていく、心の欲するところに素直にいけば、
新しい生き方につながっていた、としたい。
でもそれはあまりにも呑気だよ、と自分の中のだれかがいう。

musi

++++++++++

だいじょうぶ、
'それはあまりにも呑気' ではないよ、のりちゃん
ゆいいつ、それが、一番の近道
本道、
そう思ってる

xusa

  1. 2016/07/12(火) 23:16:13|
  2. 徒然