草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

御蔵島へ イルカの旅

R0012026.jpg 曇天の荒波 笠をかぶった御蔵島

御蔵島へ行ってきた。
イルカの旅・・でも行きつくまで、まさに文字通りの波乱

竹芝桟橋を夜に出た船は早朝御蔵島を通る。
明け方の霧の彼方に見え隠れする御蔵島の姿は荘厳な気配。
気持がしんしんとする。
島全体が一つの山
緑なす断崖絶壁からは幾筋もの滝が海にそのまま流れ落ちる。
その真水に触れにイルカたちが周りに居つくという。
物語のような島だ。

R0012064.jpg 幾筋もの滝は海へと筋となってしたたり落ちる

島へ行く度におもう、
その昔小さな木の船しかないころ、外洋の荒波を超えて他の島を目指す、その不安と希望の心もちのこと、
島に生まれて、生涯小さなその島から出ることなく終わる人生のこと、
今こうして好きな時に好きな場所に簡単に行くことができる私たちの時代のよいこと、そして行き過ぎたこと・・

が、なんと
この時代でも、御蔵島へは簡単には行きつけなかった・・!
荒波のため、桟橋に船が接岸できず、島を眼前にあえなく通過、そのまま八丈島へ。。
そんな~
御蔵島へは条件付き渡航だったのだ。がっくり。
そこに見えているのにね。
でも得意の楽天思考、あしたはなんとかなるでしょ、と
最終地、八丈島で下りることにし、翌日の復路にかけることにした。
八丈もまたよし、もちろん。

R0012050.jpg 八丈島に着いちゃった

港で底土港のすぐそばの民宿を紹介してもらい、荷物を下ろし、さっそく宿から歩いて2分、港の隣のビーチでシュノーケリング。
ビーチに着くまでは曇っていたのに、浜についたとたん土砂降りのスコール、
ま、どうせ濡れるから、と海にはいったとたん、ピーカンの強い陽射し。
この時季の島の天候はほんとにめまぐるしいね。
八丈の海はうつくしかった。
底まで透明、テーブルサンゴだらけ。
いるいる、蛍光カラーの色とりどりのブダイ系の魚たち、コバルトブルーの小さい魚の群れ、たくさんたくさん
ああ、魚の名前、ぜんぜん知らないんだな。
ビーチは真っ黒の溶岩が砕けたものだし、上から見ていると水は濁っているように見えて、あまり期待せずにいたので予想外に美しい海に、心浮き立つ。
シュノーケル初心者の私も何もおそれはなくなる。
体は心でどうにでもなるもんだ。
すこし潜ったりして水生の生き物にまぜてもらって。
今回の仲間の素潜りの達人たちが魚と混じるのを水面シュノーケルでながめるのも楽しい。
私もこの夏は潜れるようになりたいな。

午後は島さんぽ
元気いっぱいの植物たち
八丈島の各家のエントランスの園芸事情がなんともステキ
人の手がうまく手助けして造り出される園芸的景観の愉しみ

R0012036.jpg R0012043.jpg R0012031.jpg

翌日起きてみるとまたしても条件付きの御蔵島渡航、
着岸できるかは行ってみてからでないとわからないのだって。
今朝も往路は御蔵につかなかったらしい。
毎日ドキドキハラハラわくわく
もし御蔵に着かなかったら三宅島で下りようということにして、また荷をまとめて船に乗り込む。
船出から3時間、もう御蔵島は目の前なのになかなか下船の放送を流さない。
どころか着岸態勢にはいってからも、接岸できない場合もある、とのアナウンス。
もう十数メートル先なのに・・
桟橋に大きな波頭がぶつかり砕ける
なるほどこれはむずかしいに違いない。
船客はみなかたずを飲んで接岸係の港の人たちの作業を見守る。
慎重に慎重に。。すこしずつロープをたぐり寄せながら、無事接岸!
さすが、男の仕事だなあ。
バンザーイ!ついに上陸、御蔵島。
乗り合わせたみんなもホッとにこにこ。。
島にWelcomeを受けた瞬間。
ゆるしてくれたんだね。
ありがとう、これからおじゃまするよ、イルカたち、海亀たち、魚たち、森の生き物たち・・

つづく

xusa


  1. 2010/07/13(火) 11:47:39|
  2. 未分類