草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

紙漉き 海苔好き

28日、表参道の街野原で緊急ワークショップ開催。白い紙で迎える新しい年、というお話にものすごくのってくださった紙漉き継承者の田村正師匠の厚意で、街野原で育ったトロロアオイをネリにして、楮から紙を漉きました。都会の石ゴロゴロの厳しい環境で育ったトロロはさすがに粘りが強く、少量にもかかわらず、ネバネバでした。当初はここに生えている桑の枝を紙の原料にする予定でしたが、剪定で枝がなくなっていたので、紀州の楮を使わせてもらいました。

11時半から黒皮楮の皮をはいで、チリをとって、たたいて、紙をすいて、夕方になって紙を乾かしました。そのときにアウトドアライターでカメラマンの鈴木氏が「この風景どこかで見たことがあった、と思ったら、海苔づくりですね」といいました。
そうしたら今日、ちょうど読んでいた本に浅草海苔のことが書いてあって、おもしろかったので紹介します。浅草海苔は浅草紙づくりからきたのですって。で、おもしろいのが、川柳の
「竜宮は浅草のりの落とし紙」
浅草紙というのはご存知のように再生紙で、落とし紙にされていました。無粋ですが、解説すると乙姫様のトイレットペーパーは海苔、ってことなんですね。白い紙からとんだ落ちであいすみませぬ。musi
  1. 2010/12/29(水) 18:43:44|
  2. 草で作られたもの