草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

誕生日はいつですか

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わたしたちは暦なんてものをつくっていて、ちょっと陰暦を混ぜたりしている。今の時代にも自然を感じるために、とかなんとかいって。。。
でもそんなカレンダーなどなく暮らしている人たちに会った。いや、紙に書いた暦がないだけで、天をあおいで星や日や、雨を見て、よんでいる。

北インドの山のおばあさんに、ヒエの種をまく時期をきいたら、「雨のとき」といった。その人の娘が生まれたのも雨のときだ。

干支の話になって、24歳だという男の人に思わず「何月生まれなの?」ときいたら「わからない、4月か5月」といわれて、相手が若くてちょっと里に降りたところだったので驚いた(で、驚いている自分にあきれたのだ)。でも別に何年何月何日に生まれたって、干支や星占い、戸籍の管理以外は、わたしたちの人生にそんな大きな問題はないのだ。
干支も星占いも、とあるグループがつくってきた基準で、絶対的なものではないし。
去年日本で、死亡届けが忘れられていて、「生きていれば200歳」とか話題になったけど、ひとりのこらず国が帳面に人口を書き込んでいるというのも、極端な執念だ。

システマティックに合理的にすることは、ひとつの基準を人が人に強要することにもなる。伝統的な祭りといわれるものも、恋人との約束もひとつのしばりだ。たくさんのものを一度に運ぶには、ひもでしばるのがいいもんね。

星をみて、手足をつかって、ゆるやかな約束をして、おいしく食べて笑えたら。

yamagohan

そのゆるやかな約束へむけて、来年の草暦、つくれるかな。musi


山羊
  1. 2011/02/10(木) 14:54:05|