草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

招霊おがたまの花の匂いにまねかれ

オガタマ

伊豆の庭にあるオガタマの木。
招霊と書いておがたまと読む。
5月から6月、日が傾き始めた午後からの数時間
えもいわれぬ芳香をはなつ その花
バニラのようでバナナのようで。
甘くなく、さらりと清々しい。
(匂い消しゴム、の香りともいえるのだけど・・)

この時季その香りに包まれたく、せっせと伊豆にかよった。
神様と繋がる植物として神社によく植えられているという。
この香りでは至極もっともなこと。

オガタマの季節に病がわかった母
それからわずか2か月で駆け抜けるように逝った後
ノートのかきつけに母の素朴な歌を見つけた。

 朝風に
 そよぎきらめく おがたまの
 枝渡りする
 小鳥いとしも

庭に来る小鳥たちはほんとうに元気。
早朝、枝渡りでそれはそれはよくあそぶ。

小鳥と母とオガタマの花
緑陰にこころゆだねる伊豆の日々    xusa




<この時季の伊豆の庭の花草>

ノリウツギエビネチョウジソウミズヒキソウヤマボウシナツツバキノビル

ノリウツギ    エビネ      チョウジソウ   ミズヒキ     ヤマボウシ    ナツツバキ    ノビル
  1. 2008/06/06(金) 23:51:26|
  2. 季節の草虫