草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

演歌みたいな恋

長い間あってなかった美しい女友達と、よもやまの話のひとつは、やっぱり恋のことだった。
彼女のいった言葉をこの季節はずれのなまあたたかい雨に思い出した。あまりにのんきなことだけど書きたくなったので書いてみる。

「演歌みたいな恋をしてたのよ」って今も美しい彼女はいった。
いったいどんな。。。
異国の地でかわいい息子娘と、たぶんすてきな夫に恵まれた彼女のこれまで。夫にも子供たちにもまだいわないことを私たちはいいあった。

最近ある人の歌を聴いて、それはまったく演歌ではないけれど、つらい別れもいつか素晴らしく美しくなるのだと知り。
たぶんそれは時が大きな力になったのでしょう。

あのとき彼女に話した夏目漱石の「硝子戸の中」のある女の話。胸に穴があくようなほどに感じるときがある。
そしてその随筆の最後の方で漱石は自分のことは嘘はついていないにしても、正直には書ききれないといったことに、今、合点する。
多くの人がまるで心中を吐露するかのようにネット上にも記すけど、それはまったくすべてではない。

話がずれてきたね。

あの雨上がりの日、内緒にしたいほどいいことがあった日の翌日のweedhouse。
ま、ささいな、あまりにささいなことだけど。

青をなくした藍の葉のいろ
あいは

盛りを過ぎつつある菊も
きくこ

柿の落ち葉はますます色づく
かきは

musi

2012草暦はこちら、まだまだよろしくね
  1. 2011/11/19(土) 21:05:26|
  2. 草虫恋噺