草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

庭のモグサ・身土不二

モグサ

葉山の友人の鍼灸院で「ほうろく灸」をしてきた。
日ごろ特に不調がないので鍼灸にはご縁なく、なかなか行くチャンスがなかったのだけど、
素焼きの鉢をかぶってその上でモグサを焚いて暑気払い、というので即、参加。

頭に鉢をかぶって煙がモクモク・・
皆で鉢をかぶる時点でどうしようもなく笑え様々な境界はすぐさま取り払われる。
モグサを点火、しばらくするとアチチが来て、
頭の上にトウガラシの粉をふりまかれたみたいなビリビリ感。
それからしだいに何かが溶け、流れ、緩む。
シャキンとしつつもユルユル

これはいい~
伊豆でもやってみた。
モグサは3年前の盛夏に亡くなった母といっしょにその直前まで採り溜めていた野生のヨモギを干したもので。
母の治療に使っていた。
冬になってもなくならないよう、二人で採りためている最中、たいして使わないうち
母はこの世から旅立っていった。
以来3年間、時が止まった場所に放置され、手を入れられなかった所から
いきなり今回こちらにワープ、突然のモグサづくり。
きっかけはいつも予想外のところからやってきて、
傷口はひとつずつ、あっけらかんとまた癒えていく。

漢方薬屋で買ってくるヨモギの葉は中国製、
もくもくと立ち上る勢いの煙。。
母はその煙が苦手で咳き込んだ。
それなら近くのものでつくってみよう、とようやく大きくなってきた野生のヨモギを
伊豆の家の周辺で採った。
火を付けてみると、大陸のものとは驚くほどの違いがある。
すーっと下にすべるように降りて伝うキメの細かい静かな煙。
咳き込むことなく、母の身体に自然に受け入れられた。
身と土、二つにあらず


その草でつくったモグサでほうろく灸
暑気払い
こんど田んぼのあと、みんなでやりましょ!  xusa

トンボ クルマのアンテナに止まってた


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もうすぐ、ママの逝った日になりますね。
あの夏、xusaは今までとは違う(通じるのだろうけど)草狩りの日々だった。
あのあと、たくさんとって干したよもぎとすぎなをわたしもいただいて。
きめの細かいけむりがすべるように降りる、たしかに。musi
  1. 2008/07/28(月) 22:46:11|
  2. 草で作られたもの