草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

巣ごもりの虫 戸を開く

啓蟄ということばは、ひらく、という意味の「啓」と、虫がとじこもる、という意味の「蟄」からきている。
それを和訳して、巣ごもりの虫 戸を開く、といっている。
二十四節気と七十二候は違うようにしたものもあるけど、これは二十四節気をそのまま使っている。使っていてくれてよかった。

ことしはなかなか春がはじまらず、秦野雑草園では、あったかくなったときにぐんと伸びたグリンピースの蔓が、寒さにうちひしがれていました。
きのうは虫もみあたらず、でも今日はお日様のひかりに、いくつかの虫は戸をひらいてみるでしょうか?

虫、といえば、このところのいちばんのうれしいこと。
こんどのマーマーマガジンの連載では、「道草」を書いたのですが、その挿絵の草に「虫」が登場。
植物昆虫画家の河野修宏さんに描いていただきました。
何か要望はありますか、ときかれて、「虫をいれてほしいのですが」とお願いしたところ(実はこの時点では彼が昆虫を得意とするとは知りませんでした)、快諾!
小さなカットにはいれられませんでしたが、カラー口絵に、大好きなカラスノエンドウに「とある虫」が飛んでいます。発売になったら公開しますね。

そして、その「道草」の原稿を書いたこともあって、来るhakoギャラリーのえみおわす春市では、秦野の里山の野草とともに街でもみられる「道草」を多めに出すことにしました。わたし自身が、秦野を借りるまでは都会の庭や道ばたで草を摘んで食べていたのですが、秦野を借りてからは里山の野草に夢中になっていました。

スイバの真っ赤なジャムや、ミドリのスイバッチカレーとか。(はい、スピナッチのもじりですね)
ハルジオンもハコベもちょこちょこ出番があります。

それにしてもまだまだ地面にへばりついている草たち。はいつくばって少しずつ摘んでいます。

1緑水場
ミドリの スイバ 

1亜カスバ
アカのスイバ

1明かす井場
まだ小さい赤スイバ、コケの布団に守られてます 

1はこべ
ハコベは今が旬! 匂いはあまり好きでないので湯がいてつかいます。

1しいたけ
しいたけ、もう少し大きくなってくれればのり巻きにいれられるんだけど 

1ゆりわさび
毎年恒例になったユリワサビ、15日にはきっと花が咲くね

musi


  1. 2013/03/05(火) 09:41:54|
  2. 七十二候