草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

草とTABI

9月の終わりの数日、旅人TABIくんが海辺の町にやってきました。

時あたかも、わたしはねじり鉢巻きの「草暦」原稿描きの追い込み。
ステキなたくちゃんがウチでLIVEとTABI食堂するというのに、なにも片づいてない、、
いつもだったら、待ってましたー、ともろ手を挙げての歓迎ぶり。
もちろん今回も大歓迎、でも、やる以上は全霊で打ち込みたい、
それなのに、暦はどうする、そして代打で入ってしまったCINEMA AMIGOのランチの仕込みはどうする、
その数日後の草のワークショップの用意もまったくできてない、、
しかも〆切りは迫ってるのに、暦は行き詰まり、モンモン苦悩、アタマ大混乱の日々、
そんなさなか、ささたくやくんは風のようにすいーっとやってきました。

さてこうなったらいったん、すべてストップです、
全霊で「TABI ささたくや LIVE+ごはん @草舟」にとりかかることとなりました。

9月28日の、朝からピカピカの光が降り注ぐ草舟

IMGP0599.jpg

それにしてもキッチンの狭い草舟、前回の草虫まつりでのたくやくんのロウデザート部門のお仕事場はなんとお風呂、
長身のたくやくんにはとてもツライ体勢、これまでで一番苛酷な現場だったそう、、
そんな不名誉でつらい現場とならぬよう、今回は最大限キッチンを整理したにもかかわらず、
またもや、デザートの作業場はキッチンからはみでて、洗面所に。
でも今回はたくやくんはキッチンで、メインのRAWプレートに専念してもらい、
デザート@洗面所はTABI食堂助っ人、るりこちゃん&私でくるくると。

IMGP3691.jpg

この日の葉山は他にもたくさんのイベントが町内であり、今回のお知らせも時間がなくて、あまりできなかったのですが、
続々とあとからあとから、たくさんの人が来てくださいました。うれしくありがたいことでした。

1378229_581845478528310_1661875579_n.jpg547816_582173415162183_1205730160_n-1.jpg

TABI RAWFOOD PLATEは、メインの切り干しダイコン・バーガーと、RAWのうつくしいお総菜のつけ合わせ。
フラックスシードの生地で包まれた、切り干しダイコン・フィリング、
何層にも微細な味が重なって織りなされる比類なきバーガー、あまりのおいしさと意外性に、みなさん唸りました。

RAW SWEETS目当てに来てくれた人もたくさん。
前回、草虫まつりでのタクヤスイーツに虜になった人多数。。
絶品TABIロウスイーツは三種類、
ごぼうショコラ、パンプキンタルト、イチジクムースケーキ。

1377381_249929788488955_1970874197_n.jpg

夕方からはささたくやデイジュとホーミーとカリンバのライブなのですが、
開始時刻の6時になっても、TABI 食堂、大人気。オーダーは次から次へ止みません。
シェフであり、当日のミュージシャンでもあるタクヤクンはやむなくオーダーをいったんストップし、ライブの準備にはいります。

草舟の決して広くない一室には、それでも30人ほどの人が座り、デッキにも人がくつろいでいます。
キャンドルの小さな灯火だけとなり、庭の向こうには月に照らされた海面。
その場に居合わせた皆が合せた、静かで深い呼吸の導入からディジュの演奏ははじまります。
いつもながらの素晴らしいはじまり。
ディジュからホーミー、カリンバの自在なノンストップの音世界に身心洗われたライブが終ったあとも、みなさん名残を惜しんでゆっくりと。
たくやくんを囲んでの温かい時間がつづきます。(演奏中の写真撮るのわすれてしまいました。。)

563626_564849890237371_198410358_n.jpg 1378592_564850053570688_999128174_n.jpg

次の日は彼は鎌倉でまたお話し会。

そして翌々日は、ちょうど私は逗子のCINEMA AMIGOでのランチ当番だったので、たくやくんをゲストシェフとしてお迎え、めったにない機会なのでコラボをすることに。

草×TABI
たくやくんも私もいわゆる料理人では、ありません。
私の場合は降って湧いたお話から、この数年、なぜか人にお料理を出すという顛末になっています。
何年かやってみて、つくづく料理は自分を表現する手段のひとつだと思います。
各料理人の、現在の地球との接し方がすべてそこに現れてしまう。
よくもわるくも隠しようなく、すべてが出てしまうのは、作品と同じです。
限られた一皿のなか、はじめての方にも、一時のその料理だけで、なにかの信号を伝達する行為。
私の場合は、身の周りの植物たちとの交感が主題の今生のようなので、料理にそういうことを、そっと盛り込めたらと思います。

ただ今回はTABI食堂とのコラボレーション、
メニュー以前に、二者でするという、その骨格付けをどう作ったら、なるほどー、ということになるのか、
そこが一番のナヤマシイ点でした。
それは当日の朝まで降りてこず、またもやもんもん。。
でも、早朝目が覚めて布団のなかで、そうだ、と合点の行くアイデアが!
このへんのことは、TABIたくちゃんのHP参照されてくださいね。

先にも書いたように
たくやくんも私も料理人、というわけではありません。
お互い、自分の世界を表現するひとつとして、この世界に生まれて、その喜びを表す一つの方法として、料理もある、というところではないでしょうか。
どちらも植物だけを素材としているという点では同じ、
彼はそれを火を使わない、生の料理法で、私は庭の植物に助けてもらいながら、
草や植物との食事のありかたをさぐる。
たぶん、そこが今回の草弁当とTABI食堂の接点のひとつ。

1353766_717319364949453_97796771_o.jpg1371617_717317061616350_2095715238_n.jpg
IMGP3719.jpg

この経験はとても楽しく、あらたな領域だったので(最後までドタバタでしたが)
また次回の邂逅を心待ちにして・・
草かける (駆ける)TABI
to be continuedーー     xusa

IMGP3721.jpg


*当日、ほとんど写真が撮れなかったので、たくさんの友人のみなさんの写真を使わせていただきました。
 ありがとう!
  1. 2013/10/11(金) 19:50:32|
  2. 食べ物