草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

土と水と火と

インド水瓶ラジャスタン

砂漠がちなラジャスタンでは水が大切で、調理のときにもあんまり水を使わないようでした。
唐人稗(バジュラ)100%のローティは、
小さな竃(チュラ)の上に、土器の平鍋(タゥワ)をのせて、焼きます。
牛糞(ゴーバル)で起こした炎を少しの枝で保ち、あるていど焼けたら、チュラの中の火に直接あてれば少し膨らむ。
そこにギー(バター)をたっぷりかけていただいて、最後にほんのりあたたかい白湯を飲む。
喉にこびりついた油を溶かすとか。
これを朝に二枚食べたら、もうお昼はいらないくらいだとも。

唐人稗、はじめて食べたけど、叫びたいくらいにおいしかった。
いままでの人生でいちばんおいしい薄焼き粉だわ。
それはバジュラというものがわたしの味覚にあったのか、
つきたてひきたての粉だったからか、
この土器(ミッティ カ タゥワ)でゆっくり焼いたせいか。
そのすべて。

インドバジュララジャスタン

毎日まいにち粉にひくのはめんどうといえばめんどうだけど、
わたしたちは何につけ、いいもわるいもなくて、おしなべれば同等なんだ。
粉にひくめんどうが減った分だけ、なにかを得て、なにかを失う。
戦争や差別や天災や、不条理といわれることとは、表面的には今のところほとんど離れている呑気なmusiも、
気づかないだけで、すごく失っていることや、恵まれていることがあるんでしょう。

チュラと土間のメンテナンスの仕方を、バギラティ姉さんに教えてもらいました。
使うのは畑の土と水とサリーのきれはしだけ。
本体はゴーバル入りなり。これはすさの役割をするし、日本のように発酵を待たない。
だってほかほかゴーバルはもう発酵済だから。インスタントなんです。

インドdoronori

musi
  1. 2014/02/18(火) 15:15:16|