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手のひらの形 土の話

来週末からの、表参道のセレクトショップ「かぐれ」での、陶芸の展示をキュレーションさせていただきます。
福岡の陶芸家の石原さんには、かぐれがオープンするときに、
「目覚めのとき」というタイトルで展示をしてもらいました。

2009年 目覚めのときの朝ご飯の様子→
(2009年は、自作自演というか、石原さんとmusiとでつくりましたが、今回は夜ごはんをつむぎやさんがつくってくださいます)

オープニングトークでは、土の話をおききします。
こちらに詳細と、この展示にむけた言葉をあげました。→

少し話題がそれますが、
このところmusiは、ラストスパートのつもりで、宮崎のコケ研究所に展示するための絵本の文章を書いています。
もうラストスパートなので、地球はすっかり今のすがた、今に近い土があるようですが、
45億年前にさかのぼる研究資料(ほんの一部)に目を通すと、
今とはぜんぜん違う大地、土(なかったともいえるが)なのです。
そして、実は土とコケは深い関係がある! なので、
そういう絵本をコケの研究所の展示の目玉にしようと企画したのです。

と、コケの話はさておき、
今回の石原さんの新作は耐火土でつくられた器。
てびねりならではの楕円のキャセロールは、石原さんの描く(書く)絵本に出てきそうな雰囲気。
わたしのほうでは、お買い上げいただいた方にお渡しできる、ちょっとしたレシピもつけようと思っています。

最初に土鍋を使うときに白粥を炊いて土の目をつめるのがいわば常識ですが、
わたしはどうもお粥を捨てるのに抵抗があるので、
それを使いはじめの記念レシピみたいにできたらなあと思ったのです。お粥に毒がまざっているわけでもないのだから。

こちらの中くらいのキャセロールの使いはじめ料理は、玄米スープ。
通常の作り方とは違うけどたのしく食べられそう。
(とってもかんたんです!)
キャセロールを持ち帰ったら、夜に仕込んで、翌日の朝食以降にいただくの。
どうかなあ、このアイディア?

RIMG0036.jpg RIMG0037.jpg


お近くに来られた際には、ぜひお立ちよりください。
石田もちょくちょく会場にいきますので、いらっしゃるときにご一報いただけると、お時間あわせます。
  1. 2014/04/05(土) 19:18:17|
  2. musiの仕事