草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

団子虫坂



海辺の山岳地帯のうちは
世間に通じる細い山道に出るまでも、長いアプローチがあります。

そこを蜘蛛の巣を顔にひっかけたりしながら、ヨロヨロと抜けて、山道の急坂を上がる途中には、
いつもウジャウジャの団子虫坂。

アリや団子虫や、小さなカタツムリ、
いつも踏まないよう、よけて歩くようにしていますが、
この集会状態は至難の技・・
スラックラインのつなわたりで鍛えたバランス感覚を駆使して
つま先で歩いたりしています。
それでも毎日たくさんの小さな虫たちを犠牲にして生きているのは明らか。

そんな虫たちのことを最近の連載記事に書きました。
虫たちの写真も見ていただきたいので、自分の記事を転載します。

「海辺の草こよみ」

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カマキリはいつだってファイティング・ポーズ

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草も好きですが、虫も好きです。
と言いますか、この星の生き物のことは、だいたい好きなのです。
唯一、蚊だけはいまだにごめんなさい、でやっつけてしまいますが、
嫌われ者の、あのゴキブリでさえ、おぼれそうになっていたりすると、思わず助けたり
ミミズやヘビも道ばたで弱っているのに出くわすとレスキューしてしまいます。

団子虫やアリも歩く時には、出来る限り踏まないようにしているのですが、うちの山道にはなにせ多くいすぎます。
そんなとき、スラックライン(ツナわたり)で鍛えたバランス感覚が役に立っています。
とはいえ、歩く度に小さな生き物たちを無数に犠牲にしてはいるのですが。

庭に住むトカゲやヘビたちもいとおしいです。
開発が進み、草原がどんどんとなくなって、コンクリートで覆われてきたなか、
生きて居てくれるのがうれしいのです。

虫は何と言っても、その形態、造化の妙に、時に釘付けです。
こんなに小さな生き物の中に、人間など及びもつかない能力や美しさを見いだすことができます。

家の外にも中にもいろんな虫が訪れてくれるのですが、
あわててカメラを取りに行って、戻ったときにはいなかったり、
動くのが早くてピントが合わなかったり、
写真に残っているのはほんのわずか。
虫を撮るというのは、まったく運まかせです。

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命の終った玉虫がいました。
玉虫のこの色はいったいなんでしょうか。
金属のようなレインボウカラーには自分の中で、すごい!すごい!の連発です。
いつまでも見飽きません。

蝉もおどろくほど美しい色で出来上がっているのですね。
宝石を象嵌したトルコの宮殿の一部のようです。
いえ、宮殿がまねしたのですね。

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イモムシもインパクトあります。

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こんなのや

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こんなの。

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極小サイズの虫たち、
いったいあなたはだあれ?と聞きたくなる子たちが
ぴょこぴょこと歩いています。
みな、それぞれの生の時間を、まっすぐに生きている。

「一寸の虫にも五分の魂」
日本のことわざには、虫など他の生き物に対しての
なにげないけれど愛のある眼差しがあるようにおもいます。

子供たちの、命を軽んじた事件のニュースや、
世界中から届く、動物虐待に対する署名の記事など、
その度に心を痛めていますが、
今私にできるのは、そうした署名もしながら、
自分の周りの生き物たちに、精一杯の愛を注ぐことです。

虫いっぱいの夏、
目の前の生き物との遭遇に、心ときめかす日々哉。

xusa


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  1. 2014/08/03(日) 13:13:27|
  2. 季節の草虫