草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

仲良しの蝉

ある夜、二匹の蝉がじゃれあっているように、外でばたばたやっている。
「遊んでるみたいだねえ」

朝になって、あきさんが、みつけてきたのが、この抜け殻。

ふたりせみ

ふたりいっしょに脱皮したんだあ!
土の中でもいっしょにいたのかしら。
オスとメスなのかどうかわからないけど、おっかけっこしていたようでした。
まあ、仲良しがどうかもわからないけど、ともかくも並んで次の世界に抜け出した蝉。
土の中ではどんなコミュニケーションをとっていたのだろうか。
もそもそ土からあがって、
もそもそ、木の葉の裏にたどりついて、
もそもそ古いからを脱いだ様子を、想像している。

それにしても、このわたしの抜け殻はどこにどうあるのかしら。
いやまだ抜けてない?

春から夏はすべての虫の脱皮の季節。
今年の夏も脱皮できなかったって?
いや毎年まいとし、何度でも脱皮するって?

夏は脱皮の季節よ、まだ間にあうわ!
(つかぴ調)

冬になったら脱ぎたくても脱げないから
さあ、脱ごう!

musi
よく見ると、もう一匹のぬけがらが、ふたり蝉の上方にあります。
ちいさな白いの。この葉っぱは脱皮の舞台でした。
  1. 2014/08/17(日) 20:50:51|
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