草虫こよみ xusa musi coyomi

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柿渋づくり

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毎年、自家用(わたしはおもに雑草園のデッキ塗り)に落ちた青柿をしぼって、発酵させない柿渋をつくっています。ちょこちょこっとやるには、落ちたものをみつけたら、しぼって、その汁をデッキの板に塗る、という、なんとも何気ない季節のふるまいなのですが、今年は久しぶりに同胞数名で渋づくり。

というのも、以前お世話になった京都は山城の柿渋屋さんからおもしろいお話をきいたから。
そのとみやまさんの現社長さんが、パンフレットかwebか何かにmusiの書いた文をつかうということで問い合わせをいただいて、そのときに雑草園にある小さな、熟しても甘くならない豆柿のことをお話したら、
「それはとても貴重な渋とり用の豆柿です。わたしは今それを守る活動をしています、大切にしてください!!」と熱く語られたのです。わたしがお世話になった先代から代替わりして、今はその姪ごさんが現社長。

くだんの小粒柿、どんだけ干しても、あまくならないんだって! わたしは干したら、何個かはあまくなったけど、どうして??って、不思議に思っていました。やり方がまずいのかなあと。
そういう柿だったのです。

しかし、小さいので、集めるのが一苦労。
しかもしばらく採ってなかったので、木がのびて、手持ちの高枝伐りもとどかず、木登りもちょっとできそうになく。。。右往左往していたら、となりのみさちゃん登場。昭和16年生まれの男子。
「腰がいてえからよう、登れねえよ」とかいいつつ、長い竹竿をつくってくれたのです。
その華麗なる動きといったら!
「性のいい竹をえらべ」といわれ、もたもたしてたら、腰がいたいとかいいつつ、さっさとマダケの丘まで登ってきて、鉈でさくさく枝をおとして、あっというまに「えーーこんな長い竿を!」という竿をつくり、それをあやつって高所の柿をとったのです。
かっこよすぎ!
「地面にたてれば高いとこのもとれるべよ」
竿をもつんでなくて、地面をささえにしてあやつるのです。
子供のころからやっているんだって。
遠目もすごくきくみさじじい。

きっとこういうことの上手なじいさんがたくさんいるはずなんだけど、みさちゃんみたいに披露できないんだなあ。
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青柿というだけあって、青く発光しています。
中くらいの半渋柿もまじってます。

musi
  1. 2014/08/26(火) 18:03:31|
  2. 季節のしごと