草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

かそせき 蚊

蚊のメッセージはなんだろう。
デング熱のことで、この美しい虫の姿をアップしそこねていたけど、
やっぱり載せよう。

蚊

先日の土曜日に代々木公園を自転車で通り抜けたら、久しぶりに晴れた休日だというのに、人がほとんどいなくて、デング熱を恐れる風潮をまざまざと感じたのでした。

この蚊はたぶんオスなのかしら、わたしが見ていても、こちらにはまったく興味なく、ずっとお花の蜜をすっていました。
スマートな白黒ストライプの姿が白い花に似合っていることを知っているかのように、吸い姿、決まっておりました。

蚊が好きな人に、わたしも会った事がないし、
いくらmusiとはいえ、こと蚊に関しては、ばしっと殺してしまうこともしばしば。
でも幼いころに昆虫図鑑でもっとも心ひかれたのは、ぼうふらが水からあがった顔だったのです。
今でもその写真はよくおぼえています。
心ひかれたというか、強烈な印象だったのです。
髪の毛のような触覚を濡らして、顔(頭部)を水面に出している様子が。
ひゃあ、こんなことがあるんだ、とどきどきしました。
とても必死というか、すごい迫力だったのです。

だから今でもボウフラをみると(メダカのカメに入っています)、肉眼ではわからないけど、あの形相を思っています。

なんで「カ」というのか。かもすのカ、カミのカ。

カのメッセージ。
それはそんなに甘いものではないのはたしか。

自然を大切に、地球を大切に、なんていっているけど、茶番じゃない「か」っ。
殺虫剤をかけられた蚊や、ぼうふら。
そう、かんたんには死なないよ。
もっともっと自然に入って、命のありさまを感じたい。
そうして、蚊にあまりさされない叡智を身につけたい。
身近なところの、天然自然のメッセージ。もっともっと真剣にうけとりたい。

蚊にはそんな意図はないかもしれないけど、身を挺して、
この裸の猿の血を吸いにくる。
羽音たてなければいいのに、わざわざ音をたてて。

musi

  1. 2014/09/02(火) 20:37:34|
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