草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

初夏、四月朔日

新月の雨の夜、一夜明けて、あたらしい日。
雨にあらわれたドクダミを明日の朝に摘もう。

今年の旧暦は、新暦との差が大きいので、今日が4/2日だなんて、? 、ですね。
そして、めったにいないお名前の四月朔日さん、わたぬきさん。
綿貫って漢字名の知り合いはおりましたが、四月朔日と書いてもわたぬきと読むのは、衣替えから来ているってご存知でしたか?

綿入れのない衣にするので、わたぬきなのですが、
とすると、綿引さんもいっしょなのかしら。綿引くんという知人が学生時代にいて、糸を引くことかと思っていましたが、今朝、もしかして綿ぬき、といっしょの意味なのかしら、などとねぼけながら思っていました。(熱帯魚みたいな髪色だった綿引くん、今も髪は健在かなあ)

ここでいう綿は、貴族階級では絹の綿です。
もめんはまだなかっただろうけど、一般の人、貴族以外は、麻を重ねたり、おぐそとか、きっとぜんまいとか、わら、よもぎもあったかも、そういうあったかくなりそうなものをつめたかもしれない。
だから、衣替えなんてできなかっただろうし、だいたいそんなにたくさん衣をもっていなかったでしょう。

それにひきかえ、今のわたしたち。。。

musiはいちどに衣替えができないので、ちょっとずつ、冬物をしまっています。
(ちなみに、貴族や武家の衣替えも、なんどもありました)
洗濯機がないせいもあるのですが、まだ寒くなることもあって、梅雨前までにあるていどやって、梅雨があけたら、土用干しをして、布物をしまいます。

本物の、樟脳を買っていたこともあったのですが、今は干したクスノキの葉をもいでは、和紙につつんだり、お茶パックにいれたりして、ウールといっしょにしまい込みます。
丁字やラベンダーをいれたりしたこともあったけど、あまりにクスノキが生い茂るので、こればかりせっせと使っています。
表参道のかぐれは洋服の店なので、お客さまプレゼントに虫除け袋をつくれたら、と6年前に室内植えでクスノキを育てるようにしたのですが、室内では育たず(ビワも)今では外にいらっしゃいます。クスノキさんもビワさんも丈夫だけど、家の中はむずかしいのです。外の動く空気と雨が必要なんですね。

クスノキにもたいへんお世話になっています。

kusuha.jpg
こちらは5/3日に干した様子、いまではからからです。
干し物にもってこいの季節ですね、あと1週間ほどかなあ、このすがすがしさ。

musi
  1. 2015/05/19(火) 11:25:16|
  2. 草暦