草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

TABI食堂@草舟の庭のひととき

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夏至の日の前々日、
盟友、ささたくやくんのTABI食堂がまた草舟に開店しました。
今回で4回目。

うちは急峻な山道の途中にあって、歩いてしか到達できず、
荷物満載のTABI食堂の搬入はいつも過酷な山岳労働となります。
今回もまた。。!
まるで引っ越し荷物のような荷姿を見て、もう運ぶ気力も萎えるのでした。

しかしそこはエンヤコラで
とにかくもこれを草舟におさめなければ始まりません。
近所のエリックにも応援を頼み、急坂の往復を繰り返し、無事なんとか終了。
(過酷すぎて写真など撮ることも思いつかず。。撮っておけば相当よかった)

今回こんなにもすごい荷物だったわけは、
モバイルキッチンの搬入があったからです。

なんとタクヤくんはキッチンまるごと持ってきました。
客席テーブルや椅子のキットまで。
しかもすべて手作り、コンパクトで無駄のない設計。

運び込まれたそれらは、立体的になっていき、草舟にモバイルシステムキッチンTABIスタイルの出現。。

いやー素晴らしい。
エライ目をして運んだかいがありました。

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今回は、初めてのRAWのフルコース。
メニューもつくりました。

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お客さまは今回お庭で食べていただくノマド・スタイル。
デッキがレストランに早変わり。

時間がないながらも楽しいしつらえ、
草舟でのたくやくんとのジョイントはいつも、打ち合わせなしのアドリブで、
それぞれが気分でしつらえたところを、お互いがまた手を入れたり抜いたりしながら仕上がっていくのがとっても楽しいコラボ。

中米を馬で旅中、毎日夕食はこんな感じでみなでセッティングして楽しんでいたそうです。
私も草の布作家時代は毎回全国のあちこち、初めてのギャラリーに到着してから、
セッティングにものすごい時間をかけて空間を完ぺきにひとつの世界に作り上げることに心血注いでいました。

たくやくんも私も料理や作品と同等、あるいはそれ以上に空間つくりに時間をかけたい、
自分がみてきた世界の美しさがそこに、同席していてほしいと願うきもちがたぶんいっしょ。
ひととき、そこはこの星の1頁となるのです。

TABI食堂は料理だけのイベントではなく、総合的に、この星に満ちたナチュラルミスティックを愉しむ時間です。
それは草舟のいつもの草講座もそうなので、時を経て今、TABI食堂を草舟で開店することは、
これはもう自然のなりゆきなんだなあと思った、4回目のコラボでした。

IMGP8895_2.jpg しつらえ中

IMGP8899.jpg TABIと草

IMGP8889.jpg ノマディック・スタイル

さて、お料理も少し紹介しましょう。
毎回記録班がいず、ドタバタのうちに終了、
で今回もまた、全然撮れず、よい写真がないのですが。

IMGP8836.jpg 前菜ニンジンづくしの籠

IMGP8847_2.jpg ズッキーニとカシュークリームの和風パスタ

IMGP8856.jpg 小松菜とほうれん草のブリトー生地

IMGP8841.jpg スモモとビーツのドレッシング!

IMGP8906.jpg なんど頬っぺを落としたことか、絶品RAW ケーキ

たくやくんのお料理は目にも美しいだけでなく、組み合わせの妙味も無理なく鮮やかです。
素材の取り合わせが、彼一流の発想力の豊かさによって、世界のどこにもないオリジナルな絶品のRAW FOODになります。
これにはいつも驚かされます。
爽やかで、まとわりつかず潔く、ほんとうに美味しい。
瑞々しい遊びの要素もまじっていて、お料理全体が弾むようなリズム感に溢れています。


今回はTABI食堂と草のおもてなし、という企画でしたので、
私のほうはテーブルセッティングや、お料理の盛りつけのときに合わせる庭の植物たちを担当しました。

お客さまたちも、ここまでのセッティングとはよもや思わず、
モバイルキッチンの出現にも、とても驚き、喜ばれていました。
ほんと、運んだ甲斐があったというものです。

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一日目は梅雨の時季とは思えぬ、さわやかな風が吹き抜ける心地よい晴天、
蚊もほとんどいない、奇跡の一日でした。

今は跡形もなき、幻の、サプライズ・モバイルキッチン@草舟、
こんなキッチンがいつもあったら楽しいなあ、と思いながら、
いっときの、そのときだけのしつらえだからこその、特別なお楽しみでありました。

さて、このあとの搬出がまた、思ったよりも過酷でしたが、
それにも懲りず、と言いますか、果敢なTABI食堂はまた、次回はもっとバージョンアップしたキッチンでお目見えしそうですよ。

世界でも珍しいハイクオリティの、
繊細かつワイルド、
創造(想像)的、幻のレストラン、、(たったの二日間!)
「TABI食堂@草舟の庭」

こんなにも質のたかいお料理と空間が、ひっそり人知れず自宅で展開しているなんて
なんて贅沢なことでしょう。(単なる宣伝不足・・?)

そして知られない贅沢というのも、すごいことだな、とつくづく感じました。

またの顕現の折りにはぜひご体感のほどを!

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おつかれさま〜、Takuya+Ruriko
あーまた全員での記念撮影なるものを忘れました。
いつも記録がありません。(x_x)ゞ


*わ、今、今季初、蝉が鳴きました! 夏が始まりましたね。

xusa
  1. 2015/07/11(土) 10:08:52|
  2. 海辺の生活