草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

ゆきさんのことば

82歳になった父の具合が整わず、急に実家に帰ったり、と畑小屋になかなか行けないので、となりのゆきさん94歳に留守居の挨拶にいったときに、
「まだ若いのにねえ。。。
お母さんもたいへんだろうけどね、いっしょにいられるってのはいいもんだよ、
若い時はけんかしたけどね、それは若いからで、
年取れば取るほど、夫婦は助け合っていくよ。
わたしもね、おじいちゃんの世話が疲れるなあって思ったときもあったけど、いないとさみしいよ。
いまも、さみしいよ。」
っていって、わたしがもっていったトゥルシーのお花と、菓子折りを、仏壇にもってって、チンと鳴らして
「おじいちゃん、石田さんからいただいたよ」って話しかけた。

「わたしも、息子が(横浜在住)こいこいっていって、おじいちゃんが亡くなったころにいったけど、都会は冷たいねえ。三ヶ月いたけど隣の人にもあわなったよ。それによ、都会は道であったら、挨拶どころか、顔をそむけるじゃないよ。ここだったら、今朝も○○ちゃんが道を通って、わたしがこっちにいたら、遠くったって、挨拶するよね」

「おかあさん、こっちにこられたらいいよ、
ここはね、おしゃれなんかはできないけど、あたしゃ、おしゃれなんてしなくったっていいんだけど、
食べるものはそこらにつくっとけて、不自由しないよー」

ゆきさんは正直ですてき。
この日、「ナス、もってかない? 息子が固いっていって食べないけど、お宅、煮たら食べられるよ」って。
いつも息子がもってかなかったから、ってわたしにくれる。

musi
  1. 2015/08/12(水) 22:52:28|
  2. 自然環境