草虫こよみ xusa musi coyomi

:::::::::::::::くさ むし そら うみ つち ひかり

みみずレスキュー

久々みみずのレスキュー。
暑さがぶり返した秋晴れの日。

このあたりでは、真夏はアスファルトの道に毎日たくさんのミミズがひからびて、カリカリになっています。

思うに
草むらから何気なく出てきて、アスファルトに乗ってしまったが最後、
炎天下の燃える鉄板のようなコンクリートで、粘膜が奪われ火傷して動けなくなってしまうのだろう、と。

なんてこった、そう思いながら弱っていくかと思うとたまらず、
夏の間はアスファルトで弱っているミミズに出くわすと、せっせとレスキュー。
間に合えば葉っぱで包み、しっとりとした草むらのなかに置きます。
手遅れのものは蟻たちがせっせと運んでいる、そうした循環もまたあり。

時折には、車に一部轢かれてしまったヘビもレスキュー。
動きのおそいカタツムリやなども、舗装道路に出てきた虫たちも、
車に轢かれないよう、つまんでできるだけ自然のあるところへ。

身体が条件反射してしまうので、もう考えもなくやってしまいます。
自分の気が済むだけのこと、
虫たちにはいいのか悪いのかはわかりません。

その光景を見ていたすれ違う人や犬など、なにをやってるのか、けげんそうなお顔をされます。

道路ではいろいろと起こります。
きのうも伊豆への車の往復の途中、
何匹もの動物たちの、車に轢かれた遺骸を見ました。
なかにはかわいい子猫も。

そうしたときにはいつも許しを乞う、それも習性、条件反射のようです。
わたしたち、人のつくってきたもののために犠牲になっていく他の生きものに、人類として許しを乞う、
今はそんなことしかできないのですが、
自分でも車を運転しながら、
このことはいつもいつも考えています。

道路だけではなく、海でも山でも町なかでも、あらゆるところに溢れている
人による、人以外の生きものへの配慮のない世界。

地球での共生の仕方は至難すぎますね。

そういう運命の星のなかで、いったいなにができるだろう、とおもいつつ
ひとまずはミミズたちも涼しくなり、ほっとしてるかな、と秋の深まりのなかの今日の一日。

xusa
  1. 2015/09/13(日) 16:50:27|
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